マラカイボ湖周辺の人々の暮らし
マラカイボ湖周辺では現地の人々が湖上の高床式家屋で生活しています。湖上に建つ家は雷が命中して全壊してしまうこともあるようです。現地の人々は湖の水を生活用水として使い、湖での漁をなりわいとしており、生活の中心に湖があります。雷は災害だけでなく恩恵ももたらす存在であり、現地の人々は長く共存してきました。
落雷が漁業に役立っている
マラカイボ湖では落雷が漁業に役立っており、人々は雷が起こる前後を利用して漁を行っています。湖の魚は雷の光でおどろいて混乱し、網にかかりやすくなるそうです。雷が激しくなる前に網を仕掛けておき、翌日回収すると多くの魚が獲れます。
ベネズエラきっての観光名所にもなっている
マラカイボの灯台はベネズエラきっての観光名所にもなっています。コロナ禍前はガイドツアーも実施しており、雷が好きな人や不思議な現象が好きな人などが世界中から訪れていました。ツアーでは湖上の高床式家屋に数泊して雷を鑑賞するプランもあり、村を散策したり、熱帯雨林の動物を観察したりもできます。
マラカイボの灯台は驚異的な自然現象
自然現象とは思えない!一度現地で見てみたいなぁ
マラカイボの灯台は驚異的な自然現象であり、一晩に数万回もの雷が無音で激しく降る光景は世界に類を見ません。雷が多い原因や無音である原因はまだ解明中ですが、マラカイボ湖周辺の地形が影響しているとする説が有力です。
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