目次 [表示]
- 竜神大吊橋の見どころをご紹介
- 竜神大吊橋の特徴
- 茨城の有名な吊橋
- 観光用の吊橋
- 竜神湖
- アクセスは車がおすすめ
- 竜神大吊橋の見どころ
- 見どころ①:竜神カリヨン
- 見どころ②:竜神峡の景色
- 見どころ③:のぞき窓からの景色
- 見どころ④:バンジージャンプ
- 見どころ⑤:ナイトウォッチング
- 見どころ⑥:カヌーツーリング
- 見どころ⑦:水府物産センター
- 竜神大吊橋周辺の観光名所
- 周辺観光名所①:十国峠公園
- 周辺観光名所②:奥久慈男体山
- 周辺観光名所③:袋田の滝
- 周辺観光名所④:西金砂神社
- 周辺観光名所⑤:東金砂神社
- 周辺観光名所⑥:横川の下滝
- 周辺観光名所⑦:横川温泉
- 周辺観光名所⑧:山方淡水魚館
- 周辺観光名所⑨:紙のさと資料館
- 周辺観光名所⑩:万畑の千年カシ
- 季節ごとのイベント
- 鯉のぼりまつり
- 灯ろうまつり
- 紅葉まつり
- 常陸太田蕎麦まつり
- 竜神大吊橋の見どころまとめ
竜神大吊橋の見どころをご紹介
茨城県常陸太田市に、有名な吊橋があることをご存知でしょうか?竜神大吊橋という名のこの吊橋には見どころがたくさんあり、茨城北部を代表する一大観光地として人気です。この記事では、この地の雄大な自然を楽しめる、竜神大吊橋の特徴や見どころを紹介していきます。
竜神大吊橋の特徴
茨城の有名な吊橋
茨城県北部の町、常陸太田市には、古くから竜が住んでいたと伝えられている「竜神峡」という峡谷があります。この竜神峡にかかるのが、全国でも有数の大きさを誇る吊橋「竜神大吊橋」です。その大きさは、全長375メートル、高さ100メートルにもなり、2006年に大分県の「九重夢大吊橋」が造られるまで、歩行者専用吊橋としては日本一の大きさでした。
観光用の吊橋
先にも書きましたように、この竜神大吊橋は歩行者専用の吊橋です。車両交通用としての機能はなく、渡った先にあるのは出口専用のゲートと、ダム湖周辺に降りていくための階段のみとなっています。そのため、この吊橋はあくまで観光用としての用途が主となっており、この吊橋自体が観光の目的地として存在している点が特徴です。
竜神湖
竜神大吊橋の下には、竜神湖という湖があります。この竜神湖は、竜神川にダムが建設されたことによってできたダム湖ですが、地図上で見たその形が、まるで竜のように見える点が特徴です。この竜神湖や、竜神川の景観も大変美しいものですので、ぜひチェックしておきましょう。
アクセスは車がおすすめ
竜神大吊橋は常陸太田市の山中にあり、最も近い常陸太田駅からでも、バスで40分ほどかかる距離にあります。そのため、竜神大吊橋へは車で行くのがおすすめです。常磐自動車道の「那珂IC」、「日立南太田IC」どちらからも40分ほどの距離となっています。東京などの首都圏からでもアクセスしやすいため、日帰り旅行にもいいかもしれませんね。
竜神大吊橋の見どころ
見どころ①:竜神カリヨン
竜神大吊橋のシンボル的存在が、吊橋を渡った先にある「竜神カリヨン」です。ここにある大きな鐘は「木精の鐘」と呼ばれており、「愛の鐘」、「希望の鐘」、「幸福の鐘」という3種類の音色を奏でます。神秘的なその雰囲気からデートスポットとしても有名な場所で、県内外から多くのカップルが訪れる名所です。
見どころ②:竜神峡の景色
竜神大吊橋が架かる竜神峡は、竜神川の流れによってできた広大な峡谷です。竜神大吊橋から眺める竜神峡の景色はとても美しく、特に秋の紅葉シーズンには、まさに燃えるような峡谷の姿を眼下に拝むことができます。紅葉シーズンの週末は混雑することも多いため、平日の観光がおすすめです。
見どころ③:のぞき窓からの景色
竜神大吊橋には、足元に3か所の「のぞき窓」があります。少し怖いかもしれませんが、この「のぞき窓」から見える谷底の景色も、また絶景です。100メートルの高さから見える、竜神湖や竜神川の美しさも一見の価値ありなので、勇気を出して、ぜひ、のぞいてみましょう。
見どころ④:バンジージャンプ
竜神大吊橋を一躍有名な観光名所にしたのが、目玉アクティビティとしてテレビなどで紹介されたバンジージャンプです。高さ100メートルからのバンジージャンプはスリル満点。落下しながら眺める峡谷の景色は、橋の上から見るのとは、また違ったものになるでしょう。スリルを味わいたい方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
見どころ⑤:ナイトウォッチング
市街地から離れた自然豊かな場所にある竜神大吊橋では、ナイトウォッチングもおすすめです。吊橋の周囲には人工的な灯りが少なく、夜になると、まるでプラネタリウムのような満点の星空を見ることができます。少し寒いですが、空が澄み渡る冬の季節が特におすすめです。
見どころ⑥:カヌーツーリング
竜神大吊橋の下を流れる竜神湖。この湖周辺の美しさを間近で楽しむことができるアクティビティが、「竜神峡カヌーツーリング」です。竜神湖はダム湖であるため、急流などの心配もなく、カヌー初心者でも楽しめる点が特徴となっています。カヌーのみでなく、8人乗りボートや、パドルボートで遊覧を楽しむことも可能です。
見どころ⑦:水府物産センター
竜神大吊橋での観光やアクティビティを楽しんだ後は、ぜひ水府物産センターに立ち寄ってみてください。この施設にあるレストランでは、常陸名物の秋そばをはじめとしたおいしい料理を、竜神峡の美しい景色を眺めながら楽しむことができます。また、竜神峡をモチーフとしたお菓子類や、地酒などを買えるお土産コーナーもあり、買い物を楽しむのもいいですね。
竜神大吊橋周辺の観光名所
周辺観光名所①:十国峠公園
常陸太田市にある十国峠公園は、ソメイヨシノやボタンザクラが並ぶ、全国有数の桜の名所として有名。立ち並ぶ600本もの桜を見に、毎年大勢の花見客が訪れる人気スポットです。周囲の山々が見渡せる公園からの景色は、桜の季節のみならず、春夏秋冬それぞれの美しさを見せてくれます。晴れた日には筑波山や、栃木県の日光連山まで見渡せるという眺望の素晴らしさも見どころです。
周辺観光名所②:奥久慈男体山
奥久慈男体山は、常陸太田市と久慈郡大子町に跨っている山です。標高は650メートルほどとなっており、それほど高くないため初心者向けの登山コースとして人気を博しています。山頂から見える景色の美しさはもちろんのこと、登山コースの途中に点在している特徴的な奇岩の数々も、この山の見どころです。
周辺観光名所③:袋田の滝
久慈郡大子町にある「袋田の滝」は、長さ120メートル、滝幅73メートルにもなる大滝で、「日本三名瀑」の一つとして有名です。周辺の美しい自然と、勢いよく流れ落ちる滝のコラボレーションは実に見事で、四季折々の美しい景色を見せてくれます。特に、冬の寒い日に滝が凍る「氷瀑」は、一度は見ておきたい神秘的な現象です。
周辺観光名所④:西金砂神社
常陸太田市には、西金砂山という霊山があります。この山の山頂一帯に境内を持つのが、平安時代に建てられたという由緒正しい西金砂神社です。この地の山岳信仰の中心となるこの神社は、境内から茨城北部の山々が見渡せる絶景スポットとなっています。また、境内にある大イチョウや大サワラなどの木々は、御神木として茨城の天然記念物に指定されており、この神社の見どころの一つと言えるでしょう。
周辺観光名所⑤:東金砂神社
西金砂山に対して、東金砂山という山もあり、この東金砂山の山奥にあるのが東金砂神社です。規模が大きく有名な西金砂神社に比べて、こちらの東金砂神社はひっそりとした佇まいが特徴的。心身浄化のご利益があり、知る人ぞ知るパワースポットです。樹齢500年にもなる御神木のモチノキも、ぜひ合わせて見ておきましょう。
周辺観光名所⑥:横川の下滝
「横川の下滝」は、横川温泉の近くを流れている天竜川の滝です。「袋田の滝」のように大きいものではありませんが、この滝は2段に分かれて流れ落ちる特徴的な形をしており、水量も多いため迫力があります。川べりまで降りていくことができるようになっていますので、滝を間近で見ることができる穴場スポットです。
周辺観光名所⑦:横川温泉
寒い季節には、温泉に入って温まるのもいいものです。常陸太田市にある横川温泉は、規模は小さいですが、昔ながらの風情がある温泉地として人気があります。300年もの歴史を持つこの温泉の泉質は、疲労回復や肩こり、美肌などに効果があるとされ、古くから人々を癒してきた名湯です。
周辺観光名所⑧:山方淡水魚館
この山方淡水魚館は、日本で二番目に規模の小さい水族館です。規模が小さくても、イワナやヤマメといった50種類以上の淡水魚を間近で観ることができ、知る人ぞ知る人気スポットとなっています。一番の見どころは、何と言っても国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオです。入館料も大人150円(2019年12月現在)という安さなので、気軽に入館できますね。
周辺観光名所⑨:紙のさと資料館
山方淡水魚館からほど近い場所にある「紙のさと資料館」は、伝統的な和紙作りの工房です。ここには、実際に「紙すき」ができる体験工房もあり、日本が誇る伝統文化に触れることができます。他ではなかなか体験できないことなので、ぜひ家族で楽しみたいところですね。
周辺観光名所⑩:万畑の千年カシ
西金砂神社に向かう道の近くにある名所が、この「万畑の千年カシ」です。このシラカシの木は、樹齢が800年、幹回りが7.5メートルにもなる古木で、その大きさもさることながら、長い時をかけて作り出された、その独特で奇怪な姿が見どころ。この山の主として、今もなおその姿を残しています。
季節ごとのイベント
鯉のぼりまつり
竜神峡で4月中旬から5月下旬にかけて行われるのが、「鯉のぼりまつり」です。東洋では古来より、「鯉は滝を昇って竜となる」という言い伝えがあります。その伝説を再現するかのように、竜神大吊橋にかけられた1000匹もの鯉のぼりは大迫力。5月5日の「こどもの日」には小中学生の渡橋料が無料になるのも、家族連れには嬉しいところですね。
灯ろうまつり
8月12日から15日にかけては、「灯ろうまつり」が行われます。このイベントでは、常陸太田市内の幼稚園児らが絵を書いた500もの「灯ろう」と、100本の「竹灯り」が見どころ。夏夜の山中に浮かび上がる、優しい光に包まれた竜神大吊橋の姿は大変風流なものとなっています。夏の思い出作りに、家族やカップルで行ってみてはいかがでしょうか。
紅葉まつり
山々が色づく紅葉シーズンは、竜神峡が一年で最も美しい姿を見せてくれる季節でしょう。そんな燃え上がるような姿の竜神峡を、より一層楽しめるイベントが、11月上旬から下旬にかけての「紅葉まつり」です。「食欲の秋」ということもあり、この地の秋の味覚が味わえる「新そばフェア」も開催されます。さらに、11月13日は「茨城県民の日」となっており、渡橋料が無料です。
常陸太田蕎麦まつり
秋に収穫された常陸太田名産の蕎麦は、寒さがより厳しくなる時期に熟成され、最もおいしくなるとされています。そんな厳冬期の蕎麦を楽しめるイベントが、2月に行われる「常陸太田蕎麦まつり」です。このイベントでは常陸太田市の飲食店が多数参加し、各店自慢の蕎麦料理を楽しむことができます。
竜神大吊橋の見どころまとめ
茨城県北部には、都市部では味わえないような、豊かで魅力的な自然が多く存在しています。その中でも、竜神大吊橋周辺は、景色の美しさや充実したアクティビティなど、この地の自然をより満喫できるスポットです。今度の休みは、ぜひ、竜神大吊橋で茨城の自然を楽しんでみてはいかがでしょうか。