日本三大名園「偕楽園」の見どころを解説!周辺の観光も一緒に楽しもう!

日本三大名園「偕楽園」の見どころを解説!周辺の観光も一緒に楽しもう!

茨城県水戸市にある偕楽園は、日本三大名園の1つとして知られる名所です。園内では情緒ある木造建築物のほか、四季折々の植物か顔をのぞかせ美しい景観を作り出しています。今回はそんな偕楽園の見どころや、周辺のおすすめ観光スポットもあわせてご紹介します。

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偕楽園は水戸市にある人気観光スポット

偕楽園は茨城県水戸市にある、歴史ある景勝地です。造園は1842年と170年以上の長い歴史を有する日本庭園で、岡山の後楽園、金沢の兼六園と並ぶ「日本三大名園」に数えられる名所でもあります。梅の名所として名高く、2月から3月には毎年全国からたくさんの観光客が訪れ賑わいをみせるのです。梅以外にも桜や杉林、モミジなども有名で、四季折々の美しい姿をみせてくれます。

日本三大名園の1つであり梅の名所でもある偕楽園

約100種類、3000本の梅

偕楽園には約100種類、合計3000本もの梅の木が植えられています。梅が花を開く早春の季節の圧倒的な景観は必見です。濃いピンク色が美しい大盃や、淡い色合いが特徴的な大湊など、梅の種類によって花の形や色彩が変わるので、見比べて楽しむこともできます。日本でも随一の梅の公園で、水戸市の絶景として必ず紹介される名所です。

「水戸の梅まつり」は毎年大人気!

3000本もの梅を堪能できる偕楽園では、毎年2月20日から3月31日まで「水戸の梅まつり」というお祭りが開催されています。水戸納豆の早食い大会や、梅酒の飲み比べなど毎年趣向を凝らした楽しいイベントが用意されており、地元の人や観光客で大いに賑わいをみせるイベントです。なかでも見ものなのは夜のライトアップで、お祭りの会場一面が幻想的な光に包まれ特別な雰囲気を演出してくれます。

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岡山の後楽園

日本三大名園の1つであり、岡山を代表する観光名所でもあるのがこの後楽園です。1700円に開園した、とても歴史の長い庭園で、美しい建造物がたくさんある情緒ある風景や、桜や蓮といった季節の植物が織りなす自然の風景が美しいと評判になっています。

金沢の兼六園

金沢の兼六園も日本三大名園の1つに数えられる庭園で、日本の特別名勝にも指定されている人気スポットです。一年を通じて情緒ある風景が楽しめると有名ですが、特に雪が積もる季節の美しさに定評があります。雪から木の枝を守るためにつけられた「雪吊り」は、金沢の冬の風物詩としても有名です。また、夜のライトアップも幻想的で美しいと評判で、ミシュランガイドでも高い評価を得ています。

偕楽園の見どころをご紹介

偕楽園の見どころ①:水戸の六名木

偕楽園は梅の名所として有名です。約300種類ある梅の中でも特に色や形、香りに優れた「白難波」「虎の尾」「柳川枝垂」「烈公梅」「江南所無」「月影」の6つの品目は水戸の六名木と呼ばれ、偕楽園随一の見どころとなっています。それぞれ形や色合いが異なり、見ごろの時期も違うので、時期をずらして訪れるとそれぞれ違った姿を見比べられるでしょう。

偕楽園の見どころ②:桜

梅の名所として知られる偕楽園ですが、園内の桜も美しいと評判なのです。中でも1831年に任考天皇から鉢植えをたまわった左近の桜は、偕楽園を象徴する桜になります。しかし2019年9月の台風被害により倒木、残念ながら復旧は不可能となってしまいました。しかし偕楽園には他にも約130本の桜が植えられているので、開花の季節には美しい姿を楽しませてくれます。

偕楽園の見どころ③:吐玉泉

湧水泉の吐玉泉も偕楽園の人気スポットになります。白い大理石でつくられており、とても美しい見た目が特徴的です。パワースポットとしても有名で、神秘的な癒しの力を感じさせてくれます。この湧水は昔から眼病に効果があるといわれていおり、かつては茶の湯としても使用されていましたが、現在は飲むことはできません。しかしその幻想的な美しさは一目見ておきたい代物ですよ。

偕楽園の見どころ④:仙奕台

仙奕台は偕楽園から千波湖を一望できる眺望スポットです。とても見晴らしがよく、偕楽園内の紅白の梅と澄みきった青い千波湖をあわせて楽しめることから、写真スポットとしてもおすすめのスポットになります。また、石でできた碁盤が設けられており、かつてはここから美しい千波湖を眺めながら将棋や囲碁を楽しんでいた歴史の名残も楽しめるでしょう。

偕楽園の見どころ⑤:好文亭

好文亭は、偕楽園を創設した徳川斉昭が設計したといわれている木造建築物です。あたりの植物によって四季折々の姿をみせる情緒ある建築物で、偕楽園の見どころの1つとなっています。内部に飾られている四季折々の植物が描かれた襖絵はとても綺麗です。また、月に1回ボランティアによるお茶会も行われています。入館料は偕楽園の入園料とは別に200円かかります。

偕楽園の見どころ⑥:孟宗竹林

孟宗竹林は、偕楽園の「影の世界」を堪能できるおすすめスポットです。梅や桜が咲き誇る明るく華やかな場所とは一味違った、静かで落ち着いた世界を堪能できます。数ある国内の竹林の中でも、偕楽園の孟宗竹林は最も大きい種類であり、その高さは10m以上にもなるのです。竹の葉が擦れる音をじっくりと聞くことができるので、心身ともにリラックスさせてくれますよ。

偕楽園の見どころ⑦:東門

JR偕楽園臨時駅からだと最もアクセスしやすいのが、この東門です。左手に巨大なニセアカシアが3本立ち並んでおり、訪れる人を出迎えてくれます。東門付近はレストランや売店などが立ち並ぶスポットになりますので、食事や小休憩、お土産探しに便利です。鉄道のほかバス亭や駐車場からもほど近いので、梅が開花する季節にはとても賑わいをみせる場所になります。

偕楽園の見どころ⑧:大杉森

前述の孟宗竹林と並んで偕楽園の「影の世界」を堪能できるスポットです。太陽の光が届かないほど高くそびえる杉の木が立ち並び、とても静かで外の喧騒を忘れさせてくれます。偕楽園の杉林の木はとても高く、夏の昼間でも薄暗くて涼しい特別な雰囲気を醸し出しており、リフレッシュに最適です。華やかな梅の名所として知られる偕楽園のもう一つの顔なので、是非とも足を運んでみてください。

偕楽園の開園時間は?

偕楽園本園は時期によって開園時間が異なる

Photo byanalogicus

偕楽園の本園は24時間営業ではなく、開園時間が定められています。また、偕楽園本園は季節によって開園時間が異なりますので、こちらもしっかりと確認しておきましょう。偕楽園本園の開園時間は2月20日から9月30日の間は6時から19時までとなっています。そして10月1日から2月19日までの間は7時から18時までです。また、一年を通じて定休日はなく無休で営業されています。

偕楽園本園の入園料金も確認!

偕楽園は以前は有料でしたが、2019年11月1日より有料となりました。料金を事前に用意しておくことでスムーズに入園できますので訪れる前に確認しておきましょう。料金は大人300円、小人150円となっています。団体だと大人230円、小人120円に入園料が割引され、障害者手帳を持っている人や生活保護を受けている人は入園無料です。

偕楽園本園以外の区域は常時開放!

偕楽園の本園は入園料が発生しますが、ふもとに広がる梅林は入園無料となっています。「田鶴鳴梅林」「猩々梅林」「窈窕梅林」の3つの梅林が常時無料で開放されているのです。無料開放区域ですが、見事な梅の花を観賞できるスポットになっています。「猩々梅林」「窈窕梅林」の2つは平成に入ってから開園した、比較的新しい区域で歩きやすく整備されているのが特徴です。

偕楽園

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住所〒310-0912
茨城県水戸市見川1-1251
営業時間2月20日~9月30日:6:00~19:00
10月1日~2月19日:7:00~18:00
偕楽園本園を除く区域は常時開放
駐車場あり
電話番号029-244-5454
メールアドレスkairakuen@pref.ibaraki.lg.jp

あわせて訪れたい偕楽園周辺の観光スポット

偕楽園周辺の観光スポット①:千波湖

偕楽園の展望台からも望むことができる千波湖は、実際に訪れても楽しめるおすすめスポットの1つです。水戸市を代表する有名人、水戸黄門の像が目を引く「黄門広場」やガラス張りの斬新なデザインがお洒落な「好文cafe」が観光客に人気を得ています。D51型蒸気機関車の実物が展示されており、見るだけでなく実際に乗ることもできるので、こちらも観光で人気です。

偕楽園周辺の観光スポット②:常盤神社

水戸学の基礎を築いた徳川光圀と、偕楽園を設計した徳川斉昭を祀った神社です。創立は明治初期という、比較的近代に建てられた神社で、水戸学に関する資料や日本一の大きさを誇る陣太鼓などを見学できます。また、テレビドラマ「水戸黄門」でおなじみの印籠を模った印籠守を授与しており、水戸を訪れた記念のお土産として人気です。

偕楽園周辺の観光スポット③:義烈館

常盤神社の境内にある義烈館も、偕楽園周辺を訪れたなら足を運びたい観光スポットです。常盤神社に祀られている光圀、斉昭両氏の遺品を中心に徳川300年の貴重な文化遺産などが展示されている、非常に見応えのある博物館となっています。歴史に興味のある人は是非訪れてみてください。入館料は大人300円、小中学生は100円です。

偕楽園周辺の観光スポット④:弘道館

弘道館は日本遺産にも指定されている水戸市の観光スポットです。江戸時代の藩校の姿がそのまま現代に残っているという、とても貴重な施設でもあります。また、江戸時代最後の将軍、徳川慶喜が退隠した場所でもあり、歴史のロマンを感じさせてくれるスポットです。施設内は広く、展示物も多いので一日かけて楽しむことができますよ。

偕楽園周辺の観光スポット⑤:水戸芸術館

水戸芸術館は、水戸市にある美術館とコンサートホール、劇場の3つを兼任した複合型の文化施設になります。特徴的ならせんの塔が目印で、内部は展望台としても機能しており、高さ約86mの場所から水戸市を一望する景色は圧巻です。美術館スペースには、斬新で好奇心を刺激される現代美術が展示されています。ほかにもさまざまな催し物も開催されているので、地元の人も観光客も楽しめる施設です。

偕楽園周辺の観光スポット⑥:水戸東照宮

水戸藩初代藩主の徳川頼房が江戸幕府の開祖家康公を祀るために建てられたのが水戸東照宮の歴史のはじまりです。境内には頼房公が奉納した銅灯篭など、貴重な品が現存しています。戦争によって焼失してしまい、現在の建物は1962年に再建されたものになりますが、今も変わらず家康公が祀られており、威厳ある風格は健在です。

偕楽園周辺の観光スポット⑦:義公生誕の地

水戸学の基礎を築いた人物として、長年続くテレビドラマの主人公として、水戸を代表する有名人である徳川光圀の生誕の地になります。静かな場所にひっそりとたたずむお社で、特別目立つ雰囲気はありませんが、小さいながらもどこか威厳を感じられるスポットです。テレビドラマのファンの人や歴史ロマンを堪能したい人は、是非とも足を運んでみてください。

日本の美を体感!偕楽園にでかけよう!

日本三大名園の1つである偕楽園の見どころや営業時間、周辺のおすすめ観光スポットをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。偕楽園は日本全国でも有名な梅の名所でもあり、開花の季節に訪れるととても華やかな時間を過ごすことができますよ。また、周辺は設計者の徳川斉昭や、水戸きっての著名人徳川光圀にゆかりのある観光施設も満載です。次の旅行では是非とも偕楽園に足を運んでみてください。

山口裕介
ライター

山口裕介

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