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「ねぶた」と「ねぷた」の違いって何?青森の有名な祭りの違いを解説!

「ねぶた」と「ねぷた」の違いって何?青森の有名な祭りの違いを解説!

「青森ねぶた祭」は全国的に有名ですが、青森県には「弘前ねぷたまつり」もあります。2つのお祭の違いは、「ねぶた」と「ねぷた」の言葉だけとされていますが、微妙な違いがあります。青森ねぶた祭と弘前ねぷたまつりの特徴などの違いについて詳しく紹介します。

目次 [表示]

「ねぶた」と「ねぷた」の違い②:歴史

Photo by chrisliang82

長い歴史において「ねぶた」と「ねぷた」は同じように歩み、第二次世界大戦後に現在の観光的な形態に変化しました。しかし、藩政時代から大正時代にかけて、それぞれを特徴づける注目すべき点があります。

ねぶたの歴史

Photo by kosabe

青森ねぶた祭の歴史は享保年間(1716~1736年)からで、弘前ねぷたを真似て灯篭を持ち歩いて踊ったとあります。京都祇園祭の山車に似ていたという記録もあり、「担ぎねぶた」と考えられています。灯篭山車に踊りが付いていた記録は、安永年間(1772~1781年)から見られます。

ねぷたの歴史

Photo by contri

弘前ねぷたの歴史は、津軽為信が京都滞在中の文禄2年(1593年)7月の盂蘭盆会が始まりとされています。お国自慢のため、大灯篭を作らせて京の町を練り歩いたのです。津軽の大灯篭として評判になり、国元の弘前でも行われるようになったといわれています。

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