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「ねぶた」ならではの特徴
ねぶたとねぷたは同じ意味や歴史を持っていますが、地域独自の特徴があります。例えば青森ねぶた祭は、「跳人(ハネト)」や「海上運行」などがあります。特徴を知ることで青森ねぶた祭の魅力に触れ、ねぶたをより一層楽しみましょう。
跳人(ハネト)
青森ねぶた祭には、「ラッセラー、ラッセラー」と掛け声をしながらねぶたの前を進む「跳人」がいます。ねぶた1台に500人から1,000人ほどの跳人がおり、ねぶたを盛り上げる跳人も見物の醍醐味です。跳人は市民だけではなく、正式な衣装を身に着ければ誰でも参加できます。
海上運行
青森ねぶた祭の最終夜に開催される海上運行は、入賞6団体と青森花火大会のコラボイベントです。台船に乗せた6基のねぶたが19時過ぎに青森港を出て、陸奥湾を運行します。灯篭山車と1,100発もの花火の競演は、息をのむような素晴らしさです。
「ねぷた」ならではの特徴
ねぷたの特徴は、青森県内外の多くの地域で開催されていることです。県外では弘前市と姉妹都市提携をする市町村が多く、交流の一環として開催されています。弘前以外の地域で行われているねぷたも、ぜひチェックしてください。
立佞武多(たちねぷた)
五所川原市の「立佞武多」は、「青森ねぶた祭」「弘前ねぷたまつり」と並ぶ青森三大ねぶたとして有名です。1998年に80年ぶりに復活し、毎年8月4日から8日まで開催されています。高さが最大20メートル超の大型山車3台と、小型と中型の計15台が「ヤッテマレ!」の掛け声のなか練り歩く姿は必見です。
青森県外のねぷた
ねぶたとねぷたは県外でも開催されています。「知覧ねぷた祭り」「真田幸村公出陣ねぷた」などで、全国30地域で独自に開催されるほどの人気です。青森県との交流で生まれたものですが、オリジナリティが加わることで別の魅力も感じられるお祭りになっています。
迫力の「ねぶた」「ねぷた」を観に行こう
「ねぶた」と「ねぷた」は言葉が違いますが、代表的な青森ねぶた祭も弘前ねぷたまつりも、由来や意味はほとんど同じです。しかし、山車燈籠の形や掛け声などの違いがあり、これらについて知ることで楽しみも増えることでしょう。東北四大祭りの一つ、青森県を代表する勇壮なお祭にお出かけください。
微妙な違いがわかってよかった♪