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ニューカレドニア観光で知っておきたい情報まとめ!治安やグルメをご紹介!

ニューカレドニア観光で知っておきたい情報まとめ!治安やグルメをご紹介!

「天国に一番近い島」と称されるリゾート地、ニューカレドニア。日本人にも人気の観光地ですが、治安は悪くないのでしょうか?この記事では、治安情報をはじめ、ニューカレドニアの観光名所やグルメ情報などを紹介していきます。ぜひ、旅行の際のご参考に。

目次 [表示]

ニューカレドニアについて知ろう

Photo bygdoumay

ターコイズブルーの海が広がる南国のリゾート地、ニューカレドニア。日本からも、多くの観光客が訪れる場所ですが、やはり気になるのは、「治安が悪いのではないか?」という点ですね。リゾートを満喫するためにも、治安情報をはじめ、しっかりとこの国のことについて、知識を深めておきましょう。

ニューカレドニアってどんな国?

天国に一番近い島

Photo byNBNB_NZ

ニューカレドニアは、オーストラリアの東側にある、複数の島々からなるフランスの海外領土です。珊瑚礁が世界遺産に登録されるなど、自然豊かな南国のリゾート地として知られ、その美しさは「天国に一番近い島」とも呼ばれるほど。観光業に力を入れており、フランス本土や、日本、アメリカなどから、毎年多くの観光客が訪れています。

公用語はフランス語

Photo byComfreak

フランス領であるニューカレドニアでは、公用語もフランス語となっています。旅行者が多いエリアでは、英語が通じることも多く、店によっては日本語を話せるスタッフがいたり、日本語メニューが置いてあったりもするようです。しかし、それ以外の地域や、地元の人ばかり利用するような店では、日本語はおろか、英語も通じない場合もあります。最低限必要なフランス語は、事前に確認しておくといいでしょう。

ニューカレドニアの治安はいい?悪い?

ニューカレドニアの治安はいい

ニューカレドニアの治安面は、海外としては抜群にいいため、安心して観光を楽しむことができます。アジア圏のリゾート地と比べると、スリなどの軽犯罪もかなり少なく、「女性の一人旅にも最適の観光地」と言えるでしょう。現地の人々は、のんびりした雰囲気の優しい人たちが多く、困っている旅行者には親切に接してくれるのも嬉しいところです。

治安はいいけど注意は必要

治安はいいのですが、やはり海外なので最低限の注意は必要です。スリや置き引きなどの件数もかなり少ないですが、全くないわけではありませんので、荷物はしっかり管理するようにしましょう。向こうから必要以上にフレンドリーに近づいて来る人間に対しては、あまり相手にしない方がいいかもしれません。

夜は治安が悪い場所も

メインの通りや観光スポットであれば、夜になっても、そこまで治安が悪いということはありません。しかし、やはり夜間に路地裏のような人気のない通りに入ってしまえば、それなりに危険度が増す可能性はありますので注意が必要です。これは日本国内においても言えることですね。夜になると、酔っ払いやナンパが増える場所もありますので気を付けましょう。

治安以外に注意すべきこと

蚊に注意

Photo by coniferconifer

ニューカレドニアは、温暖な気候ということもあって、蚊が多い地域です。今のところ、マラリアの流行は確認されていませんが、デング熱やジカ熱といった、蚊が媒介する感染症にかかる恐れがあります。蚊に刺された後に高熱が出た場合には、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。蚊に刺されないよう、あらかじめ虫よけスプレーなども用意しておくといいですね。

ヌメア近辺は蚊が少ない

近年、観光客が多いヌメア近辺では、害虫駆除に力を入れており、市内で定期的に殺虫剤を撒くなどの対策をしています。そのため、ヌメア近郊の蚊の被害は、日本の夏と同じくらいの状況です。しかし、離島部分などでは、未だにかなりの数の蚊が発生していますので、しっかりと対策をしておきましょう。

海の生物に注意

Photo by 06l2206l

ニューカレドニアの綺麗な海には、日本ではあまり見かけないような生物が多く生息しています。優雅に泳ぐ海の生物たちを見ていると、ついつい近寄って触ってみたくなりますが、中には危険な生物もいますので注意が必要です。オニダルマオコゼやエイなどは、毒を持っているため触らないようにしましょう。小型のサメなども、無理に触ろうとすると攻撃される恐れがありますので、眺める程度にしておく方が無難です。

日焼けに注意

Photo bychezbeate

南国であるニューカレドニアでは、日差しがとても強いため、何も対処しないのは肌に悪いです。日焼け止めをしっかり塗って、なるべく日陰を歩くようにしましょう。日焼けが酷い場合は、海に入ったりはせず、真水で冷やすようにしてください。日焼けだけでなく、熱中症などの危険もありますので、水分補給や帽子の着用も重要です。

スコールに注意

Photo by yamagiwa2000

南国のニューカレドニアでは、しばしばスコールに見舞われます。まさに、バケツをひっくり返したような大雨が短時間で降り、場所によっては道路が冠水する可能性もありますので注意が必要です。また、2016年には一部地域で、大雨による大規模な土砂災害も発生しています。山間部などを観光する場合には、こちらも合わせてご注意を。

現地のルールに注意

一部の集落では、昔ながらの伝統を重んじ、独特の文化を持つ地域があります。そういった集落では、昔からある墓地などを聖地としている場合もありますので、立ち入る場合には現地の人に許可をとりましょう。同じく、集落の建物などを撮影する場合も許可をとる方が無難ですね。

物価が高い

Photo bygeralt

アジア圏のリゾート地などでは、日本よりも物価が安い場合もありますが、ニューカレドニアは輸入が多い関係から、日本よりも物価が高くなっています。特に、食料品は物価の影響を大きく受けているようで、高級レストランばかり利用していると、出費が増えてしまいますので気を付けましょう。バスなどの交通機関は、比較的物価が安くなっているようです。

水道水は飲める?

Photo byJerzyGorecki

海外の多くの国では、水道水は飲用にできませんが、ニューカレドニアにおいて、ヌメアなどの地域では、水道水を飲むことが可能です。しかし、他の離島部などでは、飲めるかどうか保障されていないため、ミネラルウォーターを購入する方が無難でしょう。

ニューカレドニアおすすめ観光スポット

ピッシンヌ・ナチュレル

「自然のプール」を意味する、この「ピッシンヌ・ナチュレル」は、イルデパン島にあるビーチです。この場所は、周囲の珊瑚が隆起していることによって波が堰き止められており、とても穏やかな海となっています。海水の透明度も高いため、シュノーケリングなどを楽しみたい方にもってこいの観光スポットです。アクティビティをする際には、珊瑚などで足を切らないように、マリンシューズを着用しましょう。

クトビーチ

同じくイルデパン島にあるこちらのビーチは、原住民から「海の宝石箱」と呼ばれ、大切にされてきました。白い砂浜と、ターコイズブルーの海が広がる絶景は、まさに「天国に一番近い島」のイメージにぴったりです。きめ細かいパウダーサンドの砂浜も見ものですが、スマホなどの電子機器に砂が入り込むと、故障の原因となるので気を付けましょう。

F.O.Lの丘

ヌメアで訪れたい絶景の名所が、「F.O.Lの丘」です。この場所から見られる、眼下に広がるヌメアの街並みや、青く広がる海の景色は、まるで絵に描いたような美しさ。ヌメアに来たら、ぜひ訪れたい場所ですね。「夜間は若干治安が悪い」という噂もありますので、日中の観光をおすすめします。

ニューカレドニア・ラグーン水族館

ヌメアにある「ニューカレドニア・ラグーン水族館」は、海水を直接引き込んでいる、世界的にも珍しいタイプの水族館です。1,000種類以上の海の生き物が展示されているこの水族館では、ウミガメやナポレオンフィッシュなど、日本ではなかなか見られないような生き物も多数展示されています。特に、5億年前から姿を変えていないとされる、オウムガイの仲間「ノーチラス」が、この水族館の目玉です。

リビエール・ブルー州立公園

「リビエール・ブルー州立公園」は、その広大な敷地の中に、この地の固有種などを含め、多種多様な生物が生息している自然公園です。ここで見ておきたいのが、ニューカレドニアの国鳥に指定されている「カグー」。この鳥は「愛の鳥」とも呼ばれ、見つけることができたら、恋愛運がアップするという伝説もあります。ぜひ、探してみてはいかがでしょうか。

グランカジノ

全体的に素朴な雰囲気のニューカレドニアですが、夜に楽しめるナイトスポットもいくつかあります。この「グランカジノ」もその一つ。カジノは、日本では体験できない場所ですので、夜になったら足を運んでみるのもいいかもしれません。ただし、夜間に人が集まる場所ですので、比較的治安は悪いです。十分に気を付けて遊びましょう。

ニューカレドニアおすすめグルメ

物価に注意

フリー写真素材ぱくたそ

せっかくなので、現地のグルメも楽しみたいですよね。しかし、先にも書きましたように、ニューカレドニアの物価は日本より高く、レストランなどで食事する際には注意が必要です。レストランのランクや、頼んだ料理などにもよりますが、ランチで2,500円程度、ディナーでは10,000円を超えることも少なくありません。インターネットなどで、事前に料金を確認しておくといいでしょう。

シーフード

周りを綺麗な海に囲まれたニューカレドニアでは、やはり、魚介類が名産品となっており、各地でシーフードグルメが楽しめます。伊勢海老やカキといった、日本でもおなじみのグルメももちろんおいしいですが、この地の特有品種である「天使のエビ」を、ぜひ味わいたいところですね。

ガレット

フランス領であるニューカレドニアは、料理においても、フランスの影響を大きく受けています。その一つが、フランス発祥グルメの「ガレット」。この「ガレット」とは、そば粉で作った生地の中に、魚介や肉、チーズなどの具材を詰めた、フランス北西部の伝統的グルメです。食事になるものから、スイーツまで、いろいろな種類がありますが、この地の新鮮なシーフードを使ったものがおすすめですね。

ジェラート

ニューカレドニアには、おいしいスイーツグルメもあります。フランス本国でも人気の店、「アモリーノ」は、色とりどりのフレーバーが見た目にも楽しい、ジェラートショップです。選んだフレーバーを、花のような形に盛り付けてくれる点もおもしろいですね。ピスタチオフレーバーが、特に人気のようです。観光に疲れたら、ジェラートを食べながら休憩してはいかがでしょうか。

ニューカレドニア情報まとめ

ここまで、ニューカレドニアの治安についての情報や物価、観光名所など、さまざまな情報を書いてきました。今のところ、ニューカレドニアは、治安が悪いという話はあまりなく、安心して観光を楽しんでいただける場所です。しかし、最終的な渡航は自己判断となります。今後現地の情勢が変化することもありえますので、旅行の際には「外務省海外安全ホームページ」を確認するようにしてください。

海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報
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瀧口
ライター

瀧口

ライターの瀧口です。よろしくお願い致します。

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