ナウルってどんな国?
ナウルは日本人にあまり馴染みがなく、国名を初めて聞いた方も少なくないかもしれません。世界地図で見つけ出すのも難しいです。ナウルはどこにあるのか、どんな特徴を持つ国土なのか、面積や人口はどれくらいの規模なのか、ひとつずつ見ていきましょう。
ナウルの基本情報
国名 | ナウル共和国 |
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首都 | ヤレン |
言語 | 英語・ナウル語 |
通貨 | オーストラリアドル |
主要産業 | 鉱業(リン鉱石) |
ナウルは、オーストラリアとハワイの間、太平洋南西部、ほぼ赤道直下に位置する島国です。国旗の青地は太平洋を、黄色線は赤道を、白い星は島を表しています。
かつてはリン鉱石輸出により大きく繁栄したものの、1990年代後半から資源の枯渇により厳しい経済状況に陥りました。現在は、リン鉱石の二次採掘も行ないながら、経済再建の模索が続いている国です。
ナウルの国土面積はわずか21.1平方キロメートル
順位 | 国名 | 面積(㎢) |
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1 | バチカン | 0.44 |
2 | モナコ | 2 |
3 | ナウル | 21.1 |
4 | ツバル | 26 |
5 | サンマリノ | 61 |
ナウルの国土面積は、わずか21.1平方キロメートルです。小国として有名なバチカン、モナコに次いで世界で3番目に面積の小さい国です。ナウルは1つの島でできた国土で、海岸沿い以外の中央部はリン鉱石の台地が広がっています。
ナウルの人口は約13,000人
順位 | 国名 | 人口(人)※2018年 |
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1 | バチカン | 685 |
2 | ニウエ | 1,520 |
3 | ツバル | 11,508 |
4 | ナウル | 12,704 |
5 | パラオ | 17,907 |
ナウルの人口は約13,000人で、バチカン、ニウエ、ツバルに次いで世界で4番目に人口の少ない国です。リン鉱石資源枯渇による経済破綻時に外国人労働者人口が減るなどしたものの、近年では僅かながら増加傾向にあります。1億2,000万人を超える日本の人口と比較すると、ナウルは約9,200分の1です。