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フィジー観光の前に知っておきたい情報まとめ!物価は?治安は?

フィジー観光の前に知っておきたい情報まとめ!物価は?治安は?

フィジーは観光地として人気の南国リゾートです。フィジーを観光してみたいけど、お金はかかるの?安全なの?そんな情報が気になりませんか?この記事では、フィジーを安心して観光するため、物価や治安、気を付けるべきことなど、事前に知っておきたい情報をご紹介します。

目次 [表示]

南国の観光名所フィジーへ行く前に

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フィジーは南国の島々からなる人気のリゾートアイランドです。レジャー目的やハネムーンなど、日本からも多くの旅行客が足を運んでいます。フィジーに行けば、きっと楽しめること間違いなしです。しかし、多くの人が訪れる観光地だからこそ、旅行客を狙った犯罪や詐欺も多く、注意が必要となります。ここからは、物価や治安、困った時の対策など、フィジー体験者の口コミ情報を元に、安心して旅行するための対策を紹介します。

南国の観光名所フィジーってどんな国?

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フィジーのイメージと言えば、南国リゾートの観光地です。家族旅行やハネムーン、ダイビングなどで多くの人が訪れます。では、フィジーがどんな国かご存じですか?観光地としてのフィジーを知る前に、まずはフィジーという国について知ってみましょう。

フレンドリーな国民性

フィジーの人たちはとても気さくです。街を歩いているとあいさつをされることもあります。フィジーでは、持ち物を他人とシェアする「ケレケレ」という文化が特徴的です。「困っている人がいたら、見返りを求ずに助けましょう」といった精神が、フィジー特有の文化に表れています。世界幸福度調査では、2018年度に1位を獲得しています。家族のように暖かく接してくれる、そんなフレンドリーな国民性がフィジーの特徴です。

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発展途上の島国

フィジーは先進国のようなテクノロジーを持っておらず、どちらかといえば発展途上の貧しい国です。しかし、他の発展途上国と比較すると、治安の悪い国ではありません。南国の観光地としての人気スポットであることや、フルーツやシーフードなどの畜産物が豊富です。そのため、凶悪犯罪の発生率は低く、治安に大きな心配はありません。ただし、発展途上国の観光地であることから、スリなどの軽犯罪は多く発生している現状です。

知っておきたい情報①:フィジーの物価は高い?安い?

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海外旅行は、どうしても旅費が高くついてしまいます。どうせなら安くて、コスパの良い旅行がしたいですよね。ここでは、フィジーで安く楽しむための、気になる物価について紹介します。せっかくの旅行で損をしないよう、旅の計画に役立ててみてください。

現地産の食材は安い

フィジーのスーパーマーケットでは、日本と同様にたくさんの野菜や飲料水などが売られています。中でも、現地で生産されたフルーツやシーフードは、種類が豊富で物価も安いです。その他、飲料水や輸入品については、日本と同等もしくはそれ以上の価格になります。

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交通機関が安い

フィジーには電車なく、主要な移動手段はバスまたはタクシーです。バスが特に安く、市内の移動であれば約42円で移動できます。バスは日本のように、きっちりと時刻表に沿って運行していないため、時間が合わない場合はタクシーが便利です。タクシーは、初乗り料金が約90円からスタートし、100メートル単位で約6円ずつ上がります。

  • 空港には「正規タクシー」と呼ばれる黄色いタクシーが待機しています。こちらのタクシーは、初乗り料金の約90円に加え、「Airport fee(約210円)」が必要です。

飲食店などの料金が割高

フィジーは島国であるため、食材の多くを輸入しています。そのため、輸入品となる食べ物や飲料水は、日本と同等か割高です。また、観光地や都市部のような旅行客が集まるスポットでは、飲食店の料金がフィジー人価格と観光客価格で分かれています。レストランやカフェで飲食する場合、日本より物価が高く感じることも多いです。飲食を安く楽しみたい場合は、屋台やローカルなレストランを探してみることをおすすめします。

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ホテルの料金が割高

フィジーは世界有数の人気リゾート地です。プライベートビーチなど、宿泊施設には充実した設備が揃っています。しかし、その分だけ宿泊料金は覚悟が必要です。中には、バックパッカー向けの割安な宿泊施設も存在します。しかし、そのような施設は数があまり多くなく、セキュリティに不安が残るため、おすすめすることはできません。

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知っておきたい情報②:フィジーの治安は安全?危険?

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冒頭で、フィジーはフレンドリーな国民性であると紹介しました。凶悪な犯罪が発生することは少ないです。しかし、旅行者を狙った軽犯罪は、たくさん発生しています。思わぬ被害を防ぐには、事前に対策を取ることが大切です。ここでは、旅行中に「予想外のトラブル」に巻き込まれてしまわぬよう、フィジーの治安について紹介します。

観光地各所は安全

旅行客が多く集まる人気スポットや名所は、観光地としてのセキュリティがしっかりとしているため、治安に大きな問題はありません。しかし、人が多く集まる場所ほど、トラブルに遭遇する可能性が高まります。貴重品管理や夜間の外出に注意をするのが鉄則です。

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危険な場所もあるので注意

南国の観光名所とはいえ、フィジーでも身の回りの管理は注意すべきです。特に「人の多い都市」では、スリやひったくりなどの軽犯罪が多発します。下記の都市は、外務省の渡航ガイドで指定された警戒地域です。

  • フィジーの首都「スバ」
  • 第二の都市「ラウトカ」
  • フィジー国際空港のある「ナンディ」

都市部は現地の住民や旅行客など、多くの人が滞在するエリアです。特に空港のあるエリアでは、荷物を持った移動が必要になります。ちょっとした隙に、物がなくなってしまうので、身の回りの管理には十分に注意しましょう。

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知っておきたい情報③:観光中に気を付けたいこと

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おだやかに楽しめるフィジーでも、一歩間違えば危険が伴います。しかし、その危険を理解し、事前に準備と対策ができていれば心配不要です。ここでは、フィジーを楽しく観光するために、気を付けるべきことを紹介します。

夜間の外出を控える

人でにぎわう観光名所も、夜間は人通りが少ないです。フィジーの街中は、道路が整備されていない箇所もあります。街灯も少なく、夜間は明るい場所が本当に少ないです。当然、そんな状況下では、犯罪の危険性が増してしまいます。特に女性は注意が必要です。親しげなふりを装い、最終的に強盗にいたる事件も多発しています。ナイトスポットも充実していますが、不要な外出や一人での外出は控えるようにしましょう。

スリ、ひったくりに注意する

財布やパスポートなどの貴重品は、必ずチャックのついたカバンに入れて持ち歩きましょう。ズボンにチェーンなどで固定できると安心です。また、貴重品だけでなく、携帯電話などの「電子機器」を狙った盗難被害も増えています。できるだけ高価な物は持ち歩かない、もしくは表に出さないことが大切です。現金は持ち歩かず、プリペイド式のカードを作ることをおすすめします。

タクシー料金に注意する

フィジーでタクシーを使用する場合は、宿泊先ホテルのフロントで手配するのがおすすめです。日本では考えられませんが、フィジーにはメーターのないタクシーがたくさんあります。道中でタクシーをひろう場合は、必ず乗車時に目的地と料金を確認してください。高額な乗車料をぼったくられる恐れがあります。もちろん、メーターがあるからと言って安心はできません。適正な料金を払うためにも、必ず料金の確認を行いましょう。

旅行客向けの詐欺に注意する

冒頭で紹介したように、フィジーの人たちはフレンドリーな国民性を持っています。しかし、その国民性を利用した、悪質な詐欺も発生しています。飲食店での、旅行客へのセールストークは見慣れた光景です。注意すべきは、このセールストークから、賭博詐欺に巻き込まれる被害が多発しています。もし、飲食中に声をかけられたら、丁寧に断り距離を置きましょう。

クレジットカードの使用に注意する

フィジーでは、プリペイド式カードを使用するか、現金払いのみにして、クレジットカードの使用をできるだけ控えましょう。ホテルやレストランでのカード決済時に、カード情報をスキミングして悪用する被害が増えています。海外では必要に応じて、クレジットカードによるキャッシングで両替することがおすすめです。海外向けのキャッシュカードなどがあれば、自分の口座から現金を引き出すのと同じ要領で両替できます。

犬などの動物に近づかない

フィジーに限らず、アジアの国々は、放し飼いされた犬が多く目立ちます。これらの犬は、ほとんどが狂犬病の予防接種を受けていない状態です。予期せぬ感染症などをもらい、体調を崩してしまわぬよう、不用意に動物へ近づくのは控えましょう。

インターネット環境に注意する

ポケットWi-Fiをレンタルするなど、インターネット環境に接続する手段を用意することをおすすめします。フィジーは島国であり、観光名所は当然「島」です。人気の観光スポットであっても、インターネット環境まで充実しているとは限りません。旅行中は、目的地の場所や移動手段など、現地の情報を確認できると便利です。

知っておきたい情報④:旅行中に被害にあってしまったら

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もし、旅行中に「詐欺などの被害にあう」・「パスポートを紛失する」などのトラブルにあった場合は、焦らず電話連絡を取りましょう。連絡先については、下記のリンクより「安全の手引き」を参照ください。緊急連絡先のほかにも、トラブルへの対処法が記載されているので、一読しておくと安心です。

「安全の手引き」<フィジー編>
安全の手引き - 在フィジー日本国大使館

知っておきたい情報⑤:おすすめの人気スポットや観光名所

Photo by nyanchew

ここまで、フィジーについて知っておくべき情報をご紹介しました。フィジーについて理解し、正しい準備ができるようになれば、安心して観光に行ってみましょう!ここからは、ほんの一部ですが、フィジーのおすすめ観光スポットをご紹介します。

ママヌザ諸島

ママヌザ諸島は、国際空港からアクセスが近いエリアの、小さな島々を総称しています。中でも、美しい珊瑚礁に囲まれたマナ島は、日本人に一番の人気を誇る観光地です。透き通った海で、シュノーケリングやマリンスポーツをするのはもちろん、レストランで南国のフルーツを使ったスイーツも楽しめます。日本語ができるスタッフも常駐しており、ビーチウェディングを挙げられる本格的なチャペルがあることも人気の理由です。

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ナンディタウン

ナンディタウンには、土産物屋やカフェ、免税店などさまざまなショップが集まっています。メインストリートは、1キロメートル程度しかありません。散策もしやすいです。現地の人たちの生活圏でもあり、フィジーで採れた地産のフルーツなども安く購入できます。リアルなフィジーの生活風景を感じられるスポットです。

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フィジーを知って楽しく観光しよう!

Photo by INABA Tomoaki

いかかでしたでしょうか。フィジーではマリンスポーツやシュノーケリングなど、南国のビーチでリゾート気分を満喫できます。観光名所もあり、毎年たくさんの旅行客が集まる人気スポットです。しかし、人が集まるゆえに、旅行客を狙った犯罪も増えています。せっかくの旅行だから、安心して楽しみたいです。そんな時は、旅行先の物価や治安、口コミ情報などを事前に確認してみましょう!旅行する前に「外務省海外安全ホームページ」をチェックすることをおすすめします。

外務省 海外安全ホームページ
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。
イトウ タクヤ
ライター

イトウ タクヤ

愛知在住。旅行と温泉が大好きです。水族館をこよなく愛し、たまに海に潜ります。

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