エディ・アイカウは伝説のサーファー
エディ・アイカウは、世界的な伝説のサーファーです。エディ・アイカウは1946年にハワイのマウイ島で生まれ、小さなころからサーフィンが上手でした。
ビッグウェーブにのるサーフスタイルを好んだエディ・アイカウは、どんな大波でも恐れずにのりこなし、たくさんのサーフィンの大会で受賞しています。多くの人の命を救ったライフガードとしても有名です。
カメハメハ王朝の神官の家系に生まれる
エディ・アイカウは、1946年にカメハメハ王朝の神官の家系に生まれました。アイカウ家の血筋は、カメハメハ一世のころに活躍したカフナ・ヌイという僧侶です。カフナヌイは、僧侶のなかでも高僧として高い位の神官でした。
エディ・アイカウは家族を大事にしていて、自分自身が生粋のハワイアンであることに満足していたといわれています。
若いころからビッグウェーブにのる
エディ・アイカウのサーフスタイルは、若いころから変わらず、みんなが様子をうかがうような高波のときほど海に入っていきました。ノースショアの人々は、高波を見るたび「エディなら行くね」と語りあっていたといいます。
「エディなら行くぜ」という名言は、エディ・アイカウが亡くなったあとに広まりましたが、ノースショアでは生前から使われている言葉でした。
多くのサーフィンの大会で受賞した
エディ・アイカウは多くのサーフィンの大会で受賞しています。デューク・カハナモク・サーフィン・チャンピオンシップという大会では、ハワイアン・サーファーとして初めて出場し、1966年から1974年まで決勝に進出しました。
1977年には優勝して、「大会に出続けて、やっと念願が叶った」という優勝の喜びを語ったインタビューが残されています。
ワイメアの初代ライフガードになる
エディ・アイカウは1968年にワイメアビーチの初代ライフガードに任命されています。エディ・アイカウはハワイ郡の当局からサーフスキルを認められ、ライフガードに選ばれました。
ワイメアビーチは波が高いのですが、エディアイカウは任期の間に死者を出さず、500人以上の命を助けたといわれています。1971年にはライフガード・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。