語りつがれるエディ・アイカウ
エディ・アイカウのビッグウェーブにのる姿や、人柄・ラーフガードとしての逸話などは、伝記本・伝記映画などで語りつがれています。エディがサーフィンを楽しみライフガードとして守ったワイメアビーチには、記念碑がたてられました。
「エディなら行くぜ」という名言は、いまでも看板や、困難に立ち向かうときに勇気が出る言葉としてハワイで使われています。
名言「エディなら行くぜ」
名言「エディなら行くぜ」は、サーファーだけでなく多くのハワイアンが使用します。困難に襲われたとき、エディ・アイカウが大波に向かう姿や救助で荒れた海へ漕ぐ姿を思い描き、「困難でもエディなら恐れず進む」と勇気を出すのです。
「エディは牽引しない」「エディは投げる」など、名言から派生した言葉もあり、主にサーフィン界やネイティブハワイアンを支持する活動で使用されています。
ワイメアベイビーチパークの記念碑
エディ・アイカウが公私ともに親しんだワイメアベイビーチパークには記念碑がたてられました。記念碑の前にはエディ・アイカウの写真や花が供えられ、記念碑のプレートには生前の功績が刻まれています。いまでは、サーファーだけでなく旅行者も訪れる観光スポットのひとつです。
サーフィンイベント「THE EDDIE」
「THE EDDIE」は、エディ・アイカウの追悼イベントとして1985年に始まりました。ビッグウェーバーのエディ・アイカウにちなんで、6メートル以上の波がこないと開催されず、いまのところ開催しない年度のほうが多いイベントです。
エディ・アイカウの弟であるクライド・アイカウは、1987年の大会で初めて優勝し、そのあとも何度か優勝しています。
伝記映画「Hawaiian: The Legend of Eddie Aikau」
2013年に公開された伝記映画「Hawaiian: The Legend of Eddie Aikau」では、エディ・アイカウの家族や友人などの近しい人たちが、生前のエディ・アイカウについて語っています。
60分と短く全編英語ですが、エディ・アイカウが大波にのる貴重な映像もおさめられていますので、ぜひ見てみましょう。
googleトップロゴがエディ・アイカウに
2019年の5月エディ・アイカウの生誕73周年を祝い、googleがトップロゴをエディ・デザインに変更しました。googleトップロゴは、記念日やイベント・有名人などの生誕を祝うデザインが多く、作成の手法もデザインによって変更されます。
エディ・デザインのときはハワイの文化を尊重し、本物の木をレーザーで削り原型を作ってからアニメーションが作成されました。
エディ・アイカウはハワイの英雄
エディ・アイカウは、いまなお語りつがれ、「エディなら行くぜ」の名言でハワイの人々を勇気づける英雄です。伝記映画や本でエディ・アイカウという人物に触れてみると、彼がハワイの人にどれだけ好かれているかがわかります。
記念碑があり、googleトップロゴにもなるほどの有名人、エディ・アイカウからアロハ・スピリットを学ぶのもおすすめです。