ナウルは世界3位の面積しかない小国！日本のどの島と同じ広さ？大きさや違いを解説！

面積だけではなく、ナウルの人口や人口密度についても、日本の島や都市と比較してみましょう。日本の島の中でも面積と人口が比例しているわけではないのと同様に、ナウルは面積が小さいものの、人口や人口密度に関しては意外な発見があります。

日本には、伊豆大島・八丈島・厳島のように、ナウルより面積が大きく、人口が1万人未満の島が多く存在します。石垣島は面積ではナウルの約10倍ですが、人口は約3.8倍に過ぎません。屋久島は面積ではナウルの20倍以上ですが、人口はほぼ同じ約13,000人です。

ナウルは小さな島国であるものの、日本の離島と比べると、面積の小ささの割には比較的人口が多いと言えます。

ナウルと面積がほぼ同じである東京都品川区の人口は40万人を上回り、ナウルの人口のなんと約32倍もの多さです。日本国内で13,000人前後の人口をもつ市区町村はたくさん存在しますが、市より規模の小さい町がほとんどです。

日本の都市の人口密度は、当然、東京や大阪の大都市圏では10,000～20,000人／平方キロメートルの規模となり、ナウルとは桁違いです。ナウルは約602人／平方キロメートルで、同規模の人口密度の都市を探すと、町だけではなく、三重県名張市や伊勢市など、市も多く存在します。

ナウルは小さい面積ながらも、日本における地方の市クラスの人口密度の国と言えます。

太平洋に浮かぶ島国ナウルは、鹿児島県の与論島とほぼ同じ面積です。人口は、与論島の2倍以上あり、日本にある他の離島や都市と比べると、ナウルの人口密度は比較的高いと言えます。世界で3番目に小さい国ナウルは、田沢湖にちょうど納まるくらいの面積しかなく、東京都品川区と同じくらいの広さの国なのです。