パラオの面積は日本のどの島と同じ広さ？比較して国土の大きさや違いを解説！

パラオは、日本に比べると小さな島ですが、南国リゾートスポットとして知名度があります。パラオは透き通る海を持ち、南国特有の植物や生物の観察や、ダイビングやシュノーケルが人気です。日本の沖縄の離島の特徴とよく似ています。

沖縄の離島の中でも人気な島にスポットを当てて、パラオと面積・人口・人口密度を比較してみると、さまざまな発見があります。

奄美大島の面積は712平方メートルで、パラオよりも約1.46倍大きいです。奄美大島は、日本の離島の大きさでは第4位の面積で、約2万8000人が暮らしています。パラオよりも面積が大きく、人口が多いですが、人口密度は同じです。

奄美大島は、年間の観光入島者数が2019年に68万人を突破し、住民以外にも観光客の入島が年々増加しています。

石垣島の面積は224.54平方キロメートルで、パラオの半分の大きさです。石垣島は、沖縄県内の離島で3番目に大きく、沖縄の離島リゾートのなかでも有名な島です。人口は4万9000人で、パラオの人口の2倍以上です。

観光客の入島も多く、2019年には147万人が訪れています。住民だけでなく、観光客を含めると、パラオに比べ、人口密度が極めて高いといえます。

宮古島の面積は158.8平方キロメートルで、パラオは宮古島よりも2倍以上面積が大きいです。宮古島の人口は5万4000人で、沖縄の離島の中で一番人口が多く、パラオの3倍です。石垣島と同様に、観光客の入島者が多く、2019年は113万人が訪れました。

宮古島はパラオに比べると、人口密度が高く、観光客を含めるとさらに増加します。

パラオの面積は、日本の離島と面積が近く、気候や産業もよく似ています。パラオと一番共通点が多い島は、鹿児島県の屋久島で、面積・人口・人口密度共によく似ています。沖縄の離島はパラオよりも面積が小さく、人口が多い島が多いのが特徴です。気候や産業、日本との歴史的な関係性を含め、多くの類似点がありました。

パラオの面積は、鹿児島県の屋久島と同じくらいの大きさです。人口はパラオが多いですが、屋久島は観光客の入島が多く、2018年は26万人が訪れ、観光客数を含めるとパラオを上回ります。

パラオは世界遺産登録に指定されている「ロックアイランド」を有し、「屋久島」も世界遺産登録されています。南国の雄大な自然をもつ2つの島はよく似ている島といえます。