彼岸花の毒は危険?毒の成分・毒のある場所・毒抜きの方法を解説!

彼岸花の毒は危険?毒の成分・毒のある場所・毒抜きの方法を解説!

秋になると美しく咲く彼岸花には毒があります。特に球根の部分に毒の成分が多く、誤って食べてしまうと中毒症状を起こすことがあります。しかし昔は毒抜きをして食べることもありました。彼岸花は漢方にも使われていて、最近は薬用としての研究も進んでいます。

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彼岸花は食べられる?

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彼岸花の毒を抜けば、食べられると言われています。実際に食糧難の時代には食用にしていたこともあったようです。彼岸花の成分のうち、薬として効果があるものもあり、古くから中国では漢方として使われてきました。しかし個人で毒抜きをするのは控えたほうがいいでしょう。

昔は食用だった

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彼岸花の球根にはでんぷんが多く含まれていて、昔は芋のように食べることもありました。室町時代から太平洋戦争中くらいまで、米が不足して食べるものがなくなると、彼岸花の球根の毒を抜いて食べていたようです。明治から昭和初期には、彼岸花からでんぷんを取る工場もあったようです。

薬用にも使われる

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彼岸花は漢方や民間療法にも多く使われてきました。球根は石蒜(セキサン)という漢方になります。石蒜は咳を抑える働きがあります。

他にも彼岸花の球根に含まれる成分に利尿作用や消炎作用があることが判明しています。漢方では唐ごまと一緒に混ぜて足の裏などに貼ると、むくみが取れると言われています。最近ではアルツハイマー型認知症の治療薬にも使われています。

家庭で扱うのは危険

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彼岸花は食用や薬用に使われることもありますが、毒の抜き方は非常に難しいため家庭で扱うのは避けたほうがいいでしょう。

薬用の場合は食べるのではなく、すり潰して患部に貼るのがいいとされていますが、彼岸花の毒性は非常に強く、肌が弱い人はかぶれてしまうこともあります。誤って口に入れてしまう可能性もあるので、個人で扱うのは控えたほうがいいでしょう。

彼岸花の毒の抜き方は?

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彼岸花の毒の抜き方のポイントは、長時間、球根を水に浸すことです。毒性の成分であるリコリンは水溶性で、水を何度も交換しながら長時間浸しておくことで、毒性が抜けていきます。毒抜きはたいへん時間がかかる作業で、個人で行うには注意が必要です。

毒の抜きの方の手順

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彼岸花の毒の抜き方の手順でまず最初に行うことは、球根の外側を覆っている皮を取り除くことです。次に球根をおろし金を使って、おろしていきます。肌の弱い人はかぶれることがあるので、手袋をしましょう。

続いて水でよく洗い、水にさらすという作業を数日間、繰り返します。鍋に入れ煮込んだら、最後に天日干しにします。完全に乾燥し、粉状になったらできあがりです。

素人が毒抜きをするのは危険

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彼岸花の毒の抜き方は非常に時間がかかり、危険が伴う作業です。作業に精通していない人が、面白半分で彼岸花の毒抜きをして食べるのは避けたほうがいいでしょう。

家庭で完全に毒を抜くのは難しく、作業の途中で誤って球根を口に入れてしまうこともあります。特に小さなお子様やペットがいる家庭は、避けたほうがよさそうです。

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彼岸花はもぐら除けになる?

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