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竹細工の工芸品7選!有名な製品や工芸品の教室をご紹介!

竹細工の工芸品7選!有名な製品や工芸品の教室をご紹介!

竹細工の工芸品7選をご紹介します!竹細工の工芸品は多くの種類があり、中でも竹かごは聞いたことがある方も多いかもしれません。竹細工の工芸品は、竹かご以外にも有名な製品などが数多くあります。学校や体験できる教室もあるので、ぜひ竹細工を体験してみてはどうでしょうか。

目次 [表示]

竹細工の工芸品・有名な製品・教室などをご紹介!

Photo by 丹波写眞 Tamba photo

竹細工の工芸品には、竹かごや竿、弓など多くの製品があります。昔から受け継がれている有名な製品もあれば、最近ではバッグやインテリア照明など、時代に合わせた製品も作られていて、おすすめです。竹細工の伝統工芸を体験できる教室や学校など、伝統工芸の道を歩みたい方や少し興味がある方にもおすすめの場所もあります。ぜひ、伝統工芸を体験してみてはいかがでしょうか。今回は、竹細工の工芸品7選をご紹介させていただきます。

竹細工の有名な工芸品①:駿河竹千筋細工

駿河竹千筋細工とは?

「駿河竹千筋細工」とは、静岡県の有名な竹細工で、古くから「駿河細工」として親しまれてきました。全国にも竹細工を使用して作られたものは数多くありますが、静岡で作られた駿河竹千筋細工には特徴がいくつかあります。「静岡の竹細工は丸ひごを使用する」「1本1本ていねいにひごで組む」「継手という独自の技法がある」など。駿河竹千筋細工に興味がある方は、学校や体験教室をできる場所もあるので、ぜひ行ってみてください。

駿河竹千筋細工のおすすめ製品は?

「駿河竹千筋細工」で作られたおすすめの製品はいくつかあります。「花器 はづき」「花器 登龍」「行灯 羽衣」「虫篭 大和型(中)」などです。どの製品もとても素晴らしく、美しいと思う方も多いのではないでしょうか。どの製品も1人の職人が技法を使い、竹ひごを1本1本ていねいに組んでいきます。その最高の技術で作られた駿河竹千筋細工は、和風・洋風問わず、どんなインテリアも美しくみせるため、おすすめですね。

駿河竹千筋細工を販売しているおすすめのお店は?

「駿河竹千筋細工」を販売しているおすすめのお店をご紹介させていただきます。いくつかありますが、「静岡竹工芸協同組合」「駿府楽市」「駿府匠宿」などで取り扱かっており、ネットショップなどでも購入可能です。駿河竹千筋細工はしっとりとした滑らかで、繊細な曲線を描いており、インテリアとしても本当におすすめとなっていますね。駿河竹千筋細工を置いておくだけで、ゆっくりとした時間・空間を演出してくれるのではないでしょうか。

竹細工の有名な工芸品②:江戸和竿

江戸和竿とは?

「江戸和竿」とは、かつての江戸で作られた竹の釣竿のことです。江戸和竿はその流れをくむ特別な職人が作る竿を指します。江戸和竿の最大の特徴は、多様性。江戸和竿は江戸の周辺で釣れる魚や釣法に特に特化した、とても多様性の高い釣竿ですね。江戸和竿はとても人気で、今では多くの場所に移転し、作られています。江戸で作られたものでなくても、江戸和竿の職人のもとで修行した技術を継承していれば、江戸和竿に含まれているそうです。

江戸和竿のおすすめ製品は?

「江戸和竿」は多様性のある釣竿が特徴的。江戸和竿の釣竿はとてもおすすめです。釣竿の材料はおもに日本の天然の竹を使用しており、「ハチク」「ヤダケ」「マダケ」「ホテイタケ」などの材料が使われています。釣竿のできは材料で決まるとも言われており、どの職人も材料にこだわる方が多いのではないでしょうか。江戸和竿の体験できる教室や学校などもあるので、興味ある方はぜひ、体験してみてください。

江戸和竿を販売しているおすすめのお店は?

「江戸和竿」を販売しているおすすめのお店をご紹介させていただきます。おすすめは「和竿専門店 いなり町 東作本店」です。創業から230年経っており、和竿の美しさと伝統を昔から受け継いできた歴史あるお店。和竿専門店だけあり、美しく素晴らしい和竿が数多くありますね。釣り好きな方はもちろん、竹細工が好き、伝統工芸に興味がある方にもおすすめのお店ですね。

竹細工の有名な工芸品③:別府竹細工

別府竹細工とは?

「別府竹細工」とは、大分県の伝統工芸です。大分県の竹細工に使用される材料は、「マダケ」となっています。大分県はマダケの生産量が全国一と言われており、その豊富なマダケを使用して作られている。別府竹細工は幅広い製品が作られており、美しく若い方にも人気が出そうな商品が数多くあり、おすすめですね。竹細工の中にも、「青竹」「晒し竹」「炭化竹」など、用途によってさまざまな材料を使い分けられています。

別府竹細工のおすすめ製品は?

「別府竹細工」のおすすめ製品は数多くあります。「マダケ」という材料を使用した「竹かご」「花かご」「盛りかご」などの篭。若い方にも人気が出そうな、ファッション性の高い「バッグ」「インテリア照明」など、非常に幅広く生産されていますね。とくにおすすめしたいのは、「バッグ」「インテリア照明」ですね。伝統工芸はなかなか若い方が興味を持つことが少ないかもしれませんが、別府竹細工のようにファッション性やおしゃれなものもあります。若い方にも別府竹細工はおすすめです。

別府竹細工を販売しているおすすめのお店は?

Photo by 丹波写眞 Tamba photo

「別府竹細工」を販売しているおすすめのお店をご紹介させていただきます。おすすめのお店は、「Bamboo Bamboo(バンブーバンブー)」です。こちらのお店は数少ない別府竹細工の専門店。およそ10人の竹細工職人が手がける竹細工商品を多く取り扱っていますね。Bamboo Bambooでは、竹かごや、篭、バッグ、インテリア照明はもちろん、箸やざる、キッチン用品など幅広い商品があり、おすすめですね。ぜひ、気になる方は立ち寄ってみてください。

竹細工の有名な工芸品④:勝山竹細工

勝山竹細工とは?

「勝山竹細工」とは、岡山県真庭市の周辺で作られている製品です。竹細工は全国各地で使用されていますが、勝山竹細工の材料は、真庭市の周辺に生えている「マダケ」を使用しています。勝山竹細工の主な製品は「ざる」でした。勝山竹細工のざるは、多くの種類があり、とても人気のある製品ばかりですね。現在は、パンかごや手提げかごなど、その時代にあった製品も次々に作られています。竹細工を体験できる教室や学校もあるので、ぜひ体験してみてください。

勝山竹細工のおすすめ製品は?

Photo by 丹波写眞 Tamba photo

「勝山竹細工」には、代表的な作品が4つあります。1つ目は「大ぞうげ」。こちらは穀物を入れるものとして使用されていました。2つ目は「みぞうけ」です。こちらは野菜などの作物を運ぶためのものとなっていますね。3つ目は「米あげぞうけ」。研いだ米の水切りに使用。4つ目は「飯ぞうけ」です。吊るしご飯が痛むのを防ぐもの。この4種類が、勝山竹細工の代表作として知られています。

勝山竹細工を販売しているおすすめのお店は?

フリー写真素材ぱくたそ

「勝山竹細工」を販売しているおすすめのお店をご紹介させていただきます。おすすめは、平松幸夫さんという方が運営する「FRANK暮らしの道具」です。FRANK暮らしの道具はオンラインショップでは、竹かごやざるなどの商品を数多く取り扱っていますね。オンラインショップを開いてみると、多くの商品が売り切れているほど、人気のあるショップ。ご興味ある方はぜひ、ネット検索してみてください。

竹細工の有名な工芸品⑤:高山茶筌

高山茶筌とは?

「高山茶筌」とは、奈良県で生産される茶筌。室町時代の高山領主の子息が、茶道の創始者とも言われている村田珠光の依頼があり、作られたのが始まりだそうです。それ以降、代々高山茶筌は受け継がれてきて、現在では奈良県の高山が唯一の茶筌の産地として有名になっていますね。8工程ほどある作業を、全て手作業で行う茶筌は、とても美しく人気のある製品です。茶筌を体験できる教室や学校もあるので、ぜひ体験してみてください。

高山茶筌のおすすめ製品は?

「高山茶筌」は、全国で唯一の茶筌の産地です。高山茶筌はとても人気があり、多くの方々に愛されているのではないでしょうか。高山茶屋はおよそ120種類あります。「茶道の流派」「薄茶用」「献茶用」「濃茶用」「野点用」「茶箱用」など、用途によって形や種類が異なるそうです。工程のでき具合でお茶の味が変わると言われており、とても繊細な製品なのではないでしょうか。

高山茶筌を販売しているおすすめのお店は?

Photo bypadrinan

「高山茶筌」を販売しているおすすめのお店をご紹介させていただきます。おすすめのお店は、「竹茗堂」です。竹茗堂は古くからあるお店で、昔から茶筌の研究、継承者の育成に努めていますね。竹茗堂の商品は、とても技術の高い職人が作るものばかりで、人気の高いお店ですね。ここまで茶筌一筋で突き進んでいる竹茗堂。とても信頼できるお店ではないでしょうか。

竹細工の有名な工芸品⑥:都城大弓

都城大弓とは?

「都城大弓」とは、鹿児島成の流れをくむ大弓です。都城大弓は江戸時代には数多く生産されていました。昭和初期には、東アジアにまで製品が売られるほど、人気のある大弓で高い生産量を誇っていたそうです。そこから1度は低迷期に入ってしまいますが、ここまで多くの職人たちが活躍されてきたのではないでしょうか。現在でも日本で唯一の生産地として、弓をおよそ9割生産しています。

都城大弓のおすすめ製品は?

「都城大弓」は昔からとても人気のある製品で、今でも多くの弓を生産しています。都城大弓は外側に7つ、内側に6つの節で構成されており、ここで形が決められるそうです。弓の形はその弓を作る職人によって変わりますね。どの職人が作る弓も、弓返りのときの重量の配分と重心をしっかり考えて作られており、とても良い弓です。

都城大弓を販売しているおすすめのお店は?

Photo byPaulSBarlow

「都城大弓」を販売しているお店はなかなかありません。ですが都城大弓を見学したり、取り扱っていたりする場所はいくつかありました。「技の見学館」「みやざき物産館KONNE」「都城歴史資料館」などですね。これらの場所では間近で都城大弓を見学できます。都城大弓は昔は武術や武器として使用されており、現在でも心身を鍛錬する弓道などで使用され、愛されている製品ですね。

竹細工の有名な工芸品⑦:大阪金剛簾

大阪金剛簾とは?

「大阪金剛簾」とは、大阪府の富田林市、河内長野市、大阪市などで生産されている工芸品。大阪で作られる「すだれ」は、天然竹を使用した高級感溢れるすだれが多い生産されています。日本におけるすだれは昔から存在しており、「万葉集」の歌にも描かれていて貴族の方が使っていたそうです。すだれは「和」の雰囲気をかもし出してくれる製品で、現在でも多くの方々から愛されているのではないでしょうか。すだれを体験できる教室や学校もあるので、ぜひ経験してみてください。

大阪金剛簾のおすすめ製品は?

「大阪金剛簾」は天然竹で作られており、とても美しいすだれです。大阪金剛簾はおよそ1700年前に、武士が村人にすだれを作り、伝えたことが始まりだと言われています。その後はすだれの生産量がどんどん増えていき、影響力のある製品へと変わっていきました。1985年に大阪の伝統工芸品に指定されると、すだれ資料館など、後継者につなぐための施設などが作られ、現在も発展していっていますね。

大阪金剛簾を販売しているおすすめのお店は?

フリー写真素材ぱくたそ

「大阪金剛簾」を販売しているおすすめのお店をご紹介させていただきます。おすすめは、「井上スダレ株式会社」です。井上スダレ株式会社では数多くのすだれがあり、その人の目的や用途によって使い分けられるすだれを取り扱っています。種類としては、「フォレス」「経木すだれ」「小紋」「こもれ」「ゆらぎ」「風雅」「源氏」「いにしえ」など。すだれ好きな方には最高のお店ではないでしょうか。

竹細工の工芸品・有名な製品・教室のまとめ

Photo by 丹波写眞 Tamba photo

竹細工の工芸品には、竹かごなどの有名な商品のほかにも、多くの商品があることがわかりました。昔から生産されている竹かごやすだれ、弓などのほかに、時代に合わせたバッグやインテリア商品など、進化を続けている竹細工の工芸品。今では竹細工を体験できる教室だけでなく、学ぶことができる学校などもあります。歴史を感じられますし、ぜひ伝統工芸を経験してみてください。

濱中
ライター

濱中

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