マムシグサの特徴
マムシグサは日本国内の森林などでよく見かける植物ですが、実はさまざまな特徴を持つ植物として有名です。毒性がある植物として知られることが多いですが、茎の模様や大きさなど他の植物とは違った特徴もあります。ほかには実の色や大きさも特徴的なので、間近でじっくりと観察してみるのもおすすめです。
大きさは約50センチメートル
マムシグサはさまざまな種類の多年草のなかでも、比較的大きく成長する植物と言われています。もちろん個体によってそれぞれ大きさに差はありますが、花が開花し成長した際の大きさは平均で約50センチメートルです。
なかにはより大きく成長する個体もあり、大きいものだと約100センチメートルを超える場合もあります。
茎にマムシのような模様が見られる
マムシグサは大きな葉や派手な実が特徴的なのはもちろんですが、実は茎の部分にも少し珍しい模様が見られます。茎の部分をよく見ると蝮のような模様が入っており、個性的な見た目から名前の由来にもなりました。
茎の模様部分の色は褐紫色の場合が多く、花や葉の部分に比べて目立つので森林のなかで見つけやすいのも特徴です。
秋頃になると赤い実を付ける
マムシグサは春頃になると開花し大きく成長しますが、秋頃になると大きな実を付けます。実の部分は一粒一粒が丸くて大きめで、色はしっかりと熟した場合は鮮やかな赤色です。ただし実が熟すまでの期間は個体によって差ががあるため、あまり熟していない場合は黄色や緑に近い状態の場合もあります。
マムシグサにはどんな特徴があるのかな?