マムシグサには毒性があるって本当?
マムシグサは春頃から秋になると観察できる身近な植物ですが、実は毒性を持った危険な植物としても知られています。何の知識もないまま食べてしまうとさまざまな症状を引き起こしてしまう可能性があるため、しっかりと毒性について把握しておくようにしましょう。
球根部分に強い毒性がある
マムシグサは毒性がある植物として有名ですが、特に毒が強いと言われているのが球根の部分です。球根の部分は強い毒性があるため危険で、稀に触るだけで皮膚に炎症が起きることもあります。人によっては皮膚に強い痛みを感じる場合もあるため、球根部分を素手で触るのはなるべく避けるようにしてください。
食べるとさまざまな症状を引き起こす
マムシグサは多年草のなかでも毒性が強く、誤って食べてしまうとさまざまな症状を引き起こす可能性があります。コニインなどの毒による口内の激痛や下痢など、人によって起きる症状もさまざまです。症状が酷い場合は心臓麻痺など命にかかわる症状が起きる場合もあるため、興味本位で絶対に食べないように注意しましょう。
マムシグサは食べられる?
最近は食べられる野草もたくさんありますが、マムシグサも正しい処理や食べ方を知っておくことで問題なく食べられます。ただししっかりと処理をしないと毒が残っている場合もあるため、正しい処理方法を知っておくことが大切です。
万が一マムシグサを食べる場合には、正しい処理方法や食べ方をしっかりと把握しておきましょう。
毒抜きをすれば食べられる
マムシグサは全草に毒があり特に球根部分に強い毒性がありますが、しっかりと毒抜きの処理を行うことで食べられます。毒抜きをするためには水で洗い長時間じっくりと加熱する必要があり、加熱時間が短いと毒が残っている場合があるため注意が必要です。
毒抜きには手間や時間がかかりますが、危険な症状を引き起こさないためにも丁寧に毒抜きをするよう心がけてください。
マムシグサの特徴や毒性を理解しよう
マムシグサは蝮模様の茎や真っ赤な実などさまざまな特徴があり、日本国内の広い地域でも分布しています。似た種類の仲間もあり身近な場所で観察できますが、強い毒性も持っているので十分に注意が必要です。球根の部分は触るのも危険な部分なので、特徴や毒性などをしっかりと把握しておくようにしましょう。
マムシグサの特徴がよく理解できたね!