フェモラータオオモモブトハムシの食べ方
フェモラータオオモモブトハムシはさまざまな食べ方ができますが、水洗いと加熱処理は必須です。フェモラータオオモモブトハムシは、クズを食べて育つので毒はなく、採取する時期は蛹の準備段階なので体内に糞も残っていないのですが、生食はできません。
ゆでる場合は、沸騰したお湯で3~5分が目安であり、しっかりと火をとおしたら、何もつけずに味を試してみてください。
①しょうゆバター炒め
フェモラータオオモモブトハムシの食べ方の1つ目はしょうゆバター炒めで、ゆでた幼虫を丸のまましょうゆとバターで炒めます。味は香ばしくナッツのようでおいしいですが、見た目は幼虫の形がわかるので、スライスチーズを溶かしてかぶせるのもおすすめです。
②カナッペ
フェモラータオオモモブトハムシの食べ方の2つ目はカナッペで、ゆでた幼虫をマカロニ・トマトや、ジャム・水切りヨーグルトなどとあわせます。
幼虫の食感は、クラッカーが堅いおかげでほぼ気になりませんし、味はカナッペにミルキーさが加わっておいしいです。見た目もマイルドにしやすく、幼虫と形の似たマカロニとあわせたり、ヨーグルトの下に隠したりと工夫できます。
③素揚げ
フェモラータオオモモブトハムシの食べ方の3つ目は素揚げで、ゆでた幼虫を低温でじっくりと揚げます。ポイントは、皮の食感が気にならなくなるほどカリカリに揚げる点であり、コーンポタージュ味のスナックに近くなります。形は幼虫のままですが、揚げ物っぽさが目立つので、ゆでただけの状態よりも食べやすいでしょう。
食べないほうがいい場合
フェモラータオオモモブトハムシを食べるのを避けた方がいい場合もあり、生食は絶対にやめましょう。昆虫は死後すぐに腐敗しはじめるので、加熱処理する前に死んでいる幼虫は食べないほうがいいです。甲殻類やダニのアレルギーを持つ方は、幼虫を食べる場合、ほんの少しだけで試して様子を見てください。
フェモラータオオモモブトハムシは食用にうってつけ!
フェモラータオオモモブトハムシを食べてみたいなぁ。
フェモラータオオモモブトハムシは、繁殖が危惧される外来生物なのですすんで食べても問題ないですし、下処理がなく調理も楽で、味もよいので食用にはうってつけです。幼虫は、人の食用にもなるクズを食べて育ち、体内に未消化物や糞もないので、精神的にも受け入れやすいといいます。
出典:写真AC