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フェモラータオオモモブトハムシは絶品な昆虫?特徴や食べ方まで解説!

フェモラータオオモモブトハムシは絶品な昆虫?特徴や食べ方まで解説!

フェモラータオオモモブトハムシは、昆虫食家の間で「おいしい」と評判です。フェモラータオオモモブトハムシは熱帯にいる農業害虫で、日本国内での増殖を危険視されてる外来種でもあります。国内の生息地は、中部以西の河川敷です。味はマメに似て、いろいろな食べ方にあいます。

目次 [表示]

フェモラータオオモモブトハムシの見つけ方

出典: https://www.instagram.com/p/BeHihhclhMe/

  必要なもの
採取 剪定ばさみ(ラチェット式が便利)
軍手・長靴
加熱処理 ガスコンロ
持ち帰り 密閉容器または袋

フェモラータオオモモブトハムシの幼虫の見つけ方は地道な作業であり、2~4月上旬ごろの時期に、生息が確認されている地域周辺の河川敷で行います。

必要な道具は、幼虫の入っている蔓を切るための剪定ばさみと、持ち帰るための密閉容器、加熱処理するためのガスコンロ・鍋・水です。装備には、蔓やいばらで手足を切らないために、軍手・長靴を用意していくことをおすすめします。

①群生しているクズを見つけて虫こぶをさがす

幼虫を探す作業では、まず河川敷を複数めぐって、クズが群生している場所を見つけ、虫こぶ(ゴール)ができた蔓を探します。

幼虫が入っている蔓は、幼虫が中にいる部分だけ膨らむので「虫こぶ」といい、1つの虫こぶに入っている数は2~4匹ほどです。虫こぶは、枯れ木よりも生木に多い傾向があり、こぶが太く大きいほど幼虫も多く入っています。

②虫こぶを切り取って蛹室をさがす

出典: https://www.instagram.com/p/B-BcdgjBCKF/

幼虫を探す工程の2つ目は、見つけた虫こぶを剪定はさみで切り取って、中に蛹室があるかを確認する作業です。虫こぶの前後に余裕をもって蔓を切り取ったら、こぶを手で割いて、アーモンドぐらいの大きさの黒い粒を探します。クズが群生している場所であれば、蛹室が数個見つかると芋づる式に見つかることが多いです。

③幼虫を容器にあつめて加熱処理する

幼虫を探す工程のさいごでは、幼虫を蛹室から丁寧に取り出して、生きたまま容器に入れ、できるかぎり現地で加熱処理をしてしまいましょう。河川敷では、地面で火をおこす行為は禁止されていることが多いので、火を使う場合はガスコンロがおすすめです。

現地で加熱処理することが難しい場合は、容器に入れて、中身が出ない・紛失しない状態で持ち帰ります。

注意すべきこと

出典:写真AC

幼虫を探すときに注意すべきことは、生息地を広げないために、生きた幼虫を採取場所以外に放置しないことです。蔓や茎などを持ち帰る場合は、蛹室を見落としている恐れもあるので、用が済んだらすべてを必ず焼却しましょう。死んでいる個体は腐敗が速く、食あたりの可能性があるので、持ち帰らないことをおすすめします。

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