目次 [表示]
- ダンゴウオってどんな魚?
- 小さくてかわいい見た目が人気
- 吸盤状の腹びれが特徴的
- ダンゴウオの種類
- 国内に約10種類の仲間がいる
- 種類によって色や大きさが異なる
- ダンゴウオの生態
- 成魚の大きさは約2センチメートル
- 夜行性で岩場などに隠れている場合が多い
- 寿命は約1~2年
- ダンゴウオの体色
- 個体によって色が異なる
- 環境によって色が変化することも
- ダンゴウオの正しい飼育方法
- 水温は15~20度に保つ
- 大きめの水槽を使用する
- 定期的に水替えをする
- ダンゴウオの餌の与え方
- 甲殻類などの生き餌を与える
- 餌の与えすぎに注意
- ダンゴウオの採集方法
- 採集時期は冬がおすすめ
- 岩場や海藻周辺を探す
- ダンゴウオは水族館で見られる?
- 関東の水族館を中心に展示されている
- ダンゴウオは販売されている?
- 海水魚や熱帯魚専門のショップなどで販売
- 価格は約1万円
- 魅力的なダンゴウオを探してみよう!
ダンゴウオの正しい飼育方法
ダンゴウオは見た目のかわいさから人気がありますが、自宅で飼育するのは難しい海水魚として有名です。ダンゴウオは他の魚に比べて飼育の難易度が高いため、水温や水替えの頻度など正しい飼育方法についてしっかりと把握しておきましょう。
水温は15~20度に保つ
ダンゴウオは基本的に水温の低い場所に生息しているため、自宅で飼育する際も低めの水温を保っておくことが大切です。ダンゴウオが好む温度は15~20度前後と言われており、夏場には冷却装置などを使用し低い水温に保つ必要があります。
ただし水温が15度を下回ると冷えすぎてしまうため、自宅で飼育する際は細かい水温管理を心がけてください。
大きめの水槽を使用する
ダンゴウオは他の海水魚に比べても体が小さいですが、飼育する際には大きめの広々とした水槽を用意するのがおすすめです。大きめの水槽は水替えや水温管理が大変ですが、ダンゴウオには約50センチ前後の大きさの水槽が適しています。
自宅で飼育する際はなるべく大きめの水槽を選び、水温管理や水替えも忘れないようにしましょう。
定期的に水替えをする
ダンゴウオは他の魚に比べて水替えの頻度は少なめですが、衛生的な環境を保つためにも定期的な水替えは必要です。ダンゴウオは食べる餌の量にもよりますが、一か月に一度は必ず水替えを行うように心がけてください。
ただし餌を与えすぎると水が汚れるのも早いため、よい水質を保つためにも餌の量に注意することも大切です。
ダンゴウオの餌の与え方
ダンゴウオは体が小さいですが実は肉食の海水魚として有名で、飼育する場合は餌をこまめに与えることが大切です。正しく飼育するためには食べる餌の種類や与える量も把握する必要があるので、ダンゴウオの飼育を考えている方はチェックしてみてください。
甲殻類などの生き餌を与える
ダンゴウオは基本的に生き餌を食べる魚なので、飼育する際にも新鮮な生き餌を与えるようにしましょう。生き餌といっても大きいものは食べられないため、小さめのエビ・カニなど甲殻類を中心に与えることが大切です。
生き餌以外には海水魚の専門店などで人口餌が販売されているため、生き餌と人口餌をバランスよく与えるように心がけてください。
餌の与えすぎに注意
ダンゴウオは甲殻類を中心とした生き餌を食べますが、体が小さく食べる餌の量も少ないのが特徴です。一度に大量の餌を与えてもなかなか食べきれず、水質が早く悪くなってしまう原因になります。水質が悪化すると体が弱ってしまう可能性があるため、餌の与えすぎには十分に注意しましょう。
ダンゴウオの採集方法
ダンゴウオは夜行性なので日中は探すのが難しいですが、正しい採集時期を知っておくことでスムーズに見つけられます。ダンゴウオの生態も把握すればより探しやすくなるため、おすすめの採集時期や生息している場所についてチェックしておきましょう。
採集時期は冬がおすすめ
ダンゴウオの正しい採集時期は真冬となっており、12~2月頃にかけて採集するのがおすすめです。ダンゴウオは低い水温を好むことから冬の時期に現れることが多く、真冬の夜間を中心によく見られます。真冬の時期であっても日中は見つけることが難しいため、12~2月頃の夜間を中心に探してみてください。
岩場や海藻周辺を探す
ダンゴウオは岩礁域などに現れることが多いため、岩場や海藻周辺などを探すのがおすすめです。岩場や海藻周辺はダンゴウオが多く見られる場所の一つであり、吸盤を使ってくっついていることもあります。ただし海のなかでは環境に合わせて体色を変えている場合もあるため、見逃さずにじっくりと探すようにしましょう。