沖縄を一人旅で満喫するプランをご紹介！どこいく？何する？

沖縄の歴史や文化を感じる旅では、独立国であったかつての琉球王国時代の遺構を周るのがおすすめです。琉球王国時代の文化は日本のほかのどの地域とも違う特徴を多く持っており、日本本土から来た人には新鮮に映るはずです。

沖縄の歴史スポットや文化スポットは特に本島南部に集中しているので、コンパクトに見どころを周れますよ。

沖縄の文化と歴史を感じる旅は、沖縄の歴史に関する見どころが満載の首里城公園から始めるのがおすすめです。隣接する識名園では琉球時代の庭園の雰囲気が感じられ、周囲に多数ある飲食店でランチもとれますよ。

首里城や識名園から車で15分程度の沖縄県立博物館・美術館では沖縄について詳しく勉強できます。国際通り・第一牧志公設市場では沖縄の活気や食文化を存分に感じてください。

首里城公園は沖縄を代表する文化遺産であり、空港に到着して直ぐ沖縄の空気感を感じられるスポットです。空港からは車で30分とかなり近く、空港で車を借りれば直ぐに到着可能です。

首里城には琉球王国時代に首府が置かれ、公園内にある建物群がかつての文化を伝えています。公園の周囲にも琉球時代の遺跡が多数あり、沖縄旅行が初めての方からベテランの方まで楽しめますよ。

識名園は首里城公園の近くにある琉球王家の別邸として建てられた庭園で、中国と日本の影響を受けた独特の庭園様式を鑑賞できます。園内にはガジュマルなど沖縄特有の植物が生息し、春夏秋冬各々に違った趣きを添えています。徒歩で周遊しながらユニークな景色を楽しむのが人気の過ごし方です。

観光後には園を出てすぐにある「識名そば」で、自家製麺の沖縄そばを食べるのがおすすめです。

沖縄県立博物館・美術館では、沖縄の歴史や文化について詳しく学びましょう。博物館では沖縄がどんな歩みを辿ってきたのかが細かなところまで紹介されており、地元の学生も勉強に訪れるほどです。美術館では沖縄出身のアーティストによる作品が最大の見どころで、沖縄ならではの感性が楽しめますよ。

国際通りは沖縄最大の商店街で、沖縄県立博物館・美術館から徒歩でも行ける距離にあります。観光客のほか修学旅行で訪れる学生や地元の若者にも人気のスポットで、賑やかさは県内最大級です。

第一牧志公設市場では海鮮をはじめ地元で取れた食材を販売しています。併設された飲食店に市場で買った魚を持ち込むとすぐに捌いてくれて、店内でおいしく食べられますよ。

沖縄の文化・歴史を感じる旅2日目では那覇を離れ、沖縄南部に散らばる文化・歴史スポットを訪れましょう。各スポットの距離が比較的近いので、のんびりとした過ごし方ができるはずです。

ただしひめゆりの塔にある平和祈念資料館は17時30分閉館なので、気をつけましょう。ひめゆりの塔から那覇空港までは車で30分と近いので、フライト時間近くまで焦らずに過ごせますよ。

斎場御嶽（せーふぁうたき）は那覇から車で1時間ほどの、男子禁制の聖地として琉球王国時代に信仰の舞台となった場所です。斎場御嶽の岩や樹木が織りなす景色は大変美しく、聖地として選ばれたのも納得できるほど神秘的です。

斎場御嶽は沖縄の信仰の聖地なので、訪れる際はマナーを守って、失礼のない過ごし方をするように気をつけましょう。

おきなわワールドは沖縄の文化・歴史の魅力を集めたテーマパークです。沖縄文化が網羅されているので、特に沖縄が初めての方におすすめです。園内には老若男女多くの人が楽しめるように、陶芸作りや各種アトラクションなど多種多様な過ごし方が用意されています。

園内には食事処も多く、「地ビール喫茶SANGO」では地ビールと石垣牛を味わいながら、昼からリラックスできます。

ひめゆりの塔は、おきなわワールドからさらに南へ向かった場所にあります。ひめゆりの塔は、第二次世界大戦で亡くなったひめゆり学徒隊の女子学生たちを慰霊するために建てられました。塔の隣には平和祈念資料館があるので、平和について考えるよい機会となりますよ。

若くして散った命に祈りを捧げて沖縄の悲しい歴史を知ったところで、沖縄の文化・歴史を感じる旅はフィナーレです。