ニュージーランドの面積は日本の何倍？日本と比較して大きさをご紹介！

ニュージーランドは、オーストラリアの北西に浮かぶ北島・南島の2つの大きな島と小さな島々からなる国です。日本と共通点が多く、島国以外にも四季があり、火山地帯のために温泉もあります。

ニュージーランドの面積は、約268,680平方キロメートルと世界75位の広さで、世界で見ると比較的小さな島国といえるでしょう。

ニュージーランドの国土は、全体の半分が山岳地帯で、約3割が平野部、残りの約2割が穏やかな山地で、非常に変化に富んだ地形です。一方、日本の国土は約7割が山地で、うち約60%が森林で、国土は大きな違いがあります。日本と同じ、海岸に囲まれているため、温暖な気候で年中比較的過ごしやすい気温です。

ニュージーランドの面積は、268,680平方キロメートルで、世界75位の広さです。日本は377,900平方キロメートルで、世界61位なので、日本のほうが少し大きいぐらいです。ニュージーランドは北と南の島にわかれています。北島のほうが人口は多いですが、面積は南島よりも小さいです。

ニュージーランドの面積は、日本の面積の約3/4の大きさです。広さは、ニュージーランドのほうが小さいですが、日本と同じ南北に細長い島国なだけあって、形がよく似ています。日本から四国と北海道を抜くと、ニュージーランドとほとんど同じ面積です。

日本と共通点が比較的多い印象ですが、南半球にあるので、季節は日本と真逆です。

ニュージーランドの人口は、年々増加しています。人口が増えている背景に移民の存在が大きく、特に近年の増加スピードが著しく速いのが特徴的でもあります。ニュージーランドに住む日本人も例外ではなく、特に旧都市であるオークランドに在留する日本人が増えています。

総人口の3/4は北島に集まっており、最大の都市であるオークランドの人口は全体の約3割を占めています。

ニュージーランドの人口は約521万人で、世界118位です。日本は約1億2588万人で、世界11位です。順位で見ても大きな差があります。首都はウェリントンですが、一番人口の多い場所は、旧首都のオークランドです。

ニュージーランドといえば、羊が多いことでも有名です。実際に羊は約2,730万頭おり、圧倒的に人よりも羊のほうが多いです。

ニュージーランドの人口は、日本の約1/24です。日本の人口はニュージーランドの24倍もあることを考えると、面積は大きく変わらないのに人口は大きな差があります。ニュージーランドの人口は年々右肩上がりで、今後も増え続けるといわれています。

一方、ニュージーランドよりも圧倒的に人口が多い日本は、今後減り続けて、60年後には1億人を割ると推計されています。

ニュージーランドの人口密度は、約17人/平方キロメートルです。日本は、約337人/平方キロメートルなので、かなり差があります。ニュージーランドは北島と南島で構成されていますが、北島に首都や主要都市があります。

人口が一番多い都市であるオークランドの人口密度は、2,719人/平方キロメートルです。兵庫県神戸市の人口密度とほぼ同じです。

ニュージーランドの人口密度は、約17人/平方キロメートルで、世界164位です。日本は約337人/平方キロメートルで、26位です。20倍もの差があります。

日本の都道府県別人口密度を見ると、一番低いのが北海道で、約64人/平方キロメートルです。順位から見ても、ニュージーランドの人口密度はかなり低いです。

ニュージーランドの人口密度は、日本の約1/20です。比較するとかなり少ないです。人口のほとんどはオークランドや首都ウェリントンに集中しています。

主要都市が北島に集中していることもあるせいか、全体の人口の約70%が北島に集中しています。主要都市以外の地域は過疎地といえます。特に、南島は手つかずの大自然が残っている場所が非常に多いです。

ニュージーランドの首都であるウェリントンと日本の首都の東京は、面積・人口・人口密度どれも大きな差があります。ウェリントンは、政治の中心ではありますが、東京のように最大の都市ではありません。理由は、旧首都であるオークランドが経済や商業の中心地で、ニュージーランド最大の都市だからです。

ニュージーランドの首都であるウェリントンの面積は、約120平方キロメートル、東京は約2,193平方キロメートルです。東京の約1/18の大きさです。ウェリントンの面積は、日本の青森県三沢市とほぼ同じで非常にコンパクトな街です。東京と比べると、圧倒的な差があります。

ニュージーランドの首都であるウェリントンの人口は、約40万人、東京は約1,399万人です。東京の約1/35です。ウェリントンの面積は東京の約1/18の大きさで比較するとかなり小さいですが、人口も差があります。約40万人というウェリントンの人口は、東京都品川区の人口とほぼ同じです。

ニュージーランドの首都であるウェリントンの人口密度は、約3,333人/平方キロメートル、東京はウェリントンの2倍の約6,380人/平方キロメートルです。

ニュージーランド全体で見ると、過疎化地域が比較的多いために人口密度も低いですが、ウェリントンはニュージーランドのほかの都市よりも人口密度が高いです。

ニュージーランドと面積が近いのは、フィリピン、イタリア、ガボンです。ニュージーランドよりも小さいのはガボン、大きいのはフィリピンとイタリアですが、人口や人口密度を見ると、ニュージーランドとは差があることがわかります。

フィリピンの面積は300,000平方キロメートルで、世界72位の広さです。世界75位のニュージーランドと比較すると、フィリピンのほうが少し大きいです。だいたい岩手県2つ分の差です。

面積に大きな差はありませんが、フィリピンの人口は約1億800万人とニュージーランドの21倍で、差は歴然です。平均年齢が24歳で、若者が多いのが特徴です。

イタリアの面積は、301,340平方キロメートルで、世界71位の広さです。ニュージーランドよりもイタリアのほうが面積は大きいです。イタリアの国土は、ほとんどが温帯なので、比較的過ごしやすい国です。

人口は約6,055万人、人口密度は200人/平方キロメートルで、ともにニュージーランドの約12倍です。面積の差は比較的小さいですが、人口の差は大きいです。

アフリカにあるガボンの面積は、267,667平方キロメートルで、世界76位の広さです。ニュージーランドの次に面積が小さい国で、差は1,013平方キロメートルほどで大きな差はありません。ガボンの国土は約80%が森林で、人口はニュージーランドの約半分の約212万人です。

国土の特徴が異なることで人口も大きく違ってきます。

ニュージーランドの面積の大きさは、日本の約3/4で、日本と同じ島国かつ国の形が似ているほかに、四季や温泉もあります。思っている以上に日本と共通点が多いので馴染みやすい国といえます。人口は、日本の約1/24と大きな差がありますが、年々主要都市の人口が速いスピードで増加傾向にある国でもあるのです。