ピルカッターはダイソーで十分！100円でもしっかり錠剤を割って保管できる！

ダイソーのピルカッターケースを使うといろいろなメリットがありますが、どの錠剤に使用してもいいわけではありません。錠剤にはさまざまな種類があり、中には割ると作用に影響が出るものもあります。

カプセルやコーティング剤、三層錠、腸溶錠などです。ピルカッターケースを使用する前に、必ずお医者さんや薬剤師に相談し、割っても問題ないか確かめるようにしましょう。

もう1つ注意したいのが、錠剤を正確に半分にカットできない場合もあるということです。フタ付きのケース型のピルカッターを使う際、フタを閉じるときに錠剤の位置がズレてしまうと、錠剤をきっちり2分割にはできません。

ダイソーのピルカッターケースの場合は、錠剤をしっかり固定できないうえに不透明で中が見えない構造ですので、正確に半分にカットするのは難しいでしょう。

ダイソーのピルカッターケースは便利なアイテムですが、人気商品ゆえに売り切れることもあります。急遽ピルカッターが必要になり、近所のダイソーへ行ったとしても、必ず手に入るとは限りません。もしピルカッターが見つからなかったときには、他の商品で代用するとよいでしょう。

ピルカッターの代用品にまずおすすめなのが爪切りです。刃の間に入らない厚みの錠剤はカットできませんが、ダイソーにはいろいろな爪切りが販売されていますので、使いやすいものを選びましょう。便利なのがニッパータイプの犬用爪切りです。硬い爪も切れるため、ピルカッターの代用品にも向いています。

ハサミもピルカッターの代用品として使えます。普通の文房具のハサミをはじめ、キッチン用ハサミ、ガーデニング用ハサミなど、ダイソーには多種多様なハサミが販売されています。間違って手や指を切ったり、カットした錠剤の半分が飛んだりしないように、注意しながら使用しましょう。

ピルカッターがないときには、カッターでの代用も可能です。PTP包装の上から刃を当てると、粉が飛び散ることなく、綺麗にカットできるでしょう。手を滑らせてケガをしたり、刃が折れて飛んだりする可能性がありますので、やはり注意しながら使用するのが大切です。

錠剤には半分に割りやすいように中央に割線が入っているものがありますが、割線が入ったものならスプーンでも簡単に割れます。割線を上にしてスプーンの背（丸い方）の中央に錠剤を置き、錠剤の両側を両手の親指で押すだけです。ケガをする心配もありませんので、ピルカッターがない場合にまず試してみましょう。

ダイソーのピルカッターケースは、値段が安いうえに使い方がとても簡単で、錠剤を割りたいときに手軽に使えます。他の商品でも代用はできますが、やはり専用のピルカッターが使いやすいです。大きな錠剤を飲むのが苦手な方は、ダイソーのピルカッターケースを使ってみましょう。