北海道のゆるキャラといえば？有名なご当地キャラのモチーフやお土産までご紹介！

北海道のゆるキャラをいくつ知っていますか？有名なゆるキャラ・かわいいゆるキャラ・地方別のゆるキャラをご紹介します。ゆるキャラのモチーフ・名物・お土産にぴったりのグッズまで調べました。北海道へ来た際には、ぜひ、みんなを見つけてください！

北海道夕張市にある北海道物産センター夕張店の公認マスコットキャラクターであるメロン熊。意外にも、夕張市の公認ではないのです。モチーフは熊と夕張メロン。設定は「夕張のおいしいメロンを食い荒らして変貌したフルーツアニマル」というもの。見た目のインパクトがすごく、有名で全国的な人気があります。メロン熊と一緒に写真を撮る時は、どこか噛まれるのがお約束です。

メロン熊はグッズがたくさん出ています。道内のパーキングや空港でも、お土産にちょうどいいキーホルダー・靴下などが売られているのをよく見ます。おすすめは傘。雨の日でも強気で出かけられそうです。LINEスタンプも強気です。

北海道小樽市の株式会社石井印刷内小樽紙匠堂が公案したキャラクターおたる運がっぱ。モチーフは河童です。現在は小樽観光協会推奨の公認ご当地キャラクターになっていますが、当初は非公認キャラクターでした。「浮き玉に乗って一人旅の途中、小樽運河に流れ着き住み着いた河童」という設定があります。

おたる運がっぱは、見た目がかわいいのでグッズがたくさん出ています。Tシャツやぬいぐるみが人気。和菓子屋さんで生上菓子としても売られているのですが、かわいいのでなかなか食べずらいですね。LINEスタンプもあります。

北海道北斗市公認の公式キャラクター、ずーしーほっきー。北斗市の特産ホッキ貝と地元のブランド米を使った、ホッキ貝の握り寿司がモチーフになっています。キモかわいい動きが人気。目も動きます。たまに四つん這いになりますが、そのすべての行動の真意は不明なんだとか。

プリン・エクレア・アイスなどの洋菓子やバター飴・ドロップなどの飴になっています。見た目やパッケージはかわいいと言い難いのですが、美味しいので食べてみましょう。お土産やグッズも豊富で、スマホカバー・ステッカーが人気。LINEスタンプもあります。新函館北斗駅にはずーしーほっきーポストがあり、駅を利用した人たちのフォトスポットになっています。

北海道鹿追町の非公認キャラクターぐらんでぃ。モチーフは鹿。ぐらんでぃは雄です。鹿追町のヨサコイチームのマスコットキャラクターでしたが、チームは解散してしまいました。それでも、ゆるキャラグランプリでランキング入りするなど、ゆるキャラファンの間では人気者。愛されています。

催事会場では缶バッジ・ピンバッジを販売していることが多く、ぐらんでぃが着ているハッピには、たくさんの仲間のゆるキャラのバッジがついています。今後、たくさんのグッズが販売されることを願う、かわいいゆるキャラのひとりです。

北海道檜山郡上ノ国町で行われるエゾ地の火祭り公認キャラクターとして生まれたカミゴン。上ノ国町に伝わる「龍燈伝説」がモチーフのドラゴンです。目の中のお星さまがかわいいのですが、これは町内を流れる天の川をイメージしたものです。

カミゴンの顔が焼かれているどら焼きがあり、とても美味しいと評判です。道の駅上ノ国もんじゅでは、カミゴンのもんじゅ限定グッズを販売しています。Tシャツはキッズサイズもあり、お子様へのお土産にぴったり。LINEスタンプもかわいいですね。

北海道旭川市の市民公募で生まれた公認ゆるキャラ、あさっぴー。モチーフはゴマフアザラシです。旭川のヒーローになりたいと願って、いまの姿に変身したあさっぴーの体はホッキョクグマで、顔はゴマフアザラシです。ゆっきりんという、旭川の雪とキリンがモチーフの女の子の幼馴染がいて、ふたりで旭川をPRすることも増えています。

北海道内でかなり人気がある、あさっぴー。ゆるキャラ人気ランキングでは、常に1ケタをキープするほど有名です。グッズはたくさんあります。買えるものではありませんが、旭川市公認ゆるキャラなので、ランドセルカバーやお薬手帳など、公共グッズにプリントされています。ちょっぴり市民が羨ましくなりますね。

北海道・長万部の公認キャラクターまんべくん。モチーフは長万部の名産品カニ(体)・ホタテガイ(耳)・アヤメ(髪)です。長万部のPRをしない毒舌キャラで有名だったのですが、行き過ぎた発言でTwitter閉鎖に追い込まれました。公式ブログも更新が途絶えています。しかし、公式キャラクターとしていまも活動しているので、まんべくんに会うことができます。

長万部駅には「インフォまんべ」という観光情報を提供する施設があり、まんべくんグッズがたくさん売られています。インフォまんべには、まんべくんの部屋と題された広報室があり、まんべくんグッズが並べられ紹介されています。LINEスタンプの売れ行きも好調の人気キャラクターといえるでしょう。

北海道函館市の観光PRムービーで生まれたイカール星人。モチーフはイカです。「宇宙観光都市ハコダテを侵略にきた宇宙人」という設定ですが、現在は侵略する気がなくなり、函館PRに一役買っています。PRムービーには他のキャラクターも出演していて、すべてが函館を代表するモチーフばかり。Twitterはムービーの話とリンクさせながらキレイな映像や画像を投稿しています。

イカール星神社というスポットがJR函館駅付近にあり、そのとなりが公式ショップです。イカール星神社には絵馬やおみくじがあり、お願い事をすることができるようになっています。公式ショップにはさまざまなグッズが売られていますが、イカスミラムネやうかーる星人ガラナ(期間限定商品)など飲み物が人気。うかーる星人ガラナは通常売られているガラナと味が違います。

キーコのモチーフは、はこだて和牛。津軽海峡をイメージした津軽ブルーの目がチャームポイントで、お祭り大好きな男の子です。有名なデザイナー山本寛斎さんが代表をつとめる、寛斎スーパースタジオと北海道木古内町が一緒につくったキャラクターです。木古内駅新幹線観光駅長を任命されていて、北海道新幹線のPR活動をしています。

キーコの名物は、はこだて和牛コロッケやべこもちなどのお食事系。グッズにカレー皿やマグカップがあり、とてもかわいいので人気です。エコバックもあり、主婦の友達として有名なゆるキャラでしょう。Tシャツやレターセット・アクリルストラップも売られています。キーコの出身は南青山。洗練されたグッズが多いのも納得ですね。

北海道余市町公認ゆるキャラのソーラン武士！！。「！！」はなぜつくのか謎です。ソーラン節の勢いを表しているのでしょうか。ニシン漁労作業歌のソーラン節と特産品のりんごがモチーフで、手に持っているのはニシンの刀、鰊刀です。公認マスコットキャラクターのわりに、余市のアピールが少ないように感じますが、イベントには積極的に参加しています。

ソーラン武士！！グッズはいまのところキーホルダー・缶バッジ・マグネットのみです。余市というご当地をアピールしながら有名になって、もっとグッズが増えるといいですね。

北海道美唄市公認ゆるキャラ、マミィーちゃん。誕生したのは昭和61年。道内では古くからいる、ゆるキャラです。モチーフはマガンという国の天然記念物である鳥で、美唄市には毎年6万羽のマガンがやってきます。市内イベントの参加率が高く、市民から長年愛されているゆるキャラでしょう。美唄市のカントリーサインはマミィーちゃんです。

ぬいぐるみ・キーホルダー・缶バッジなどがあります。美唄市のPRをしているヤキトリ男というキャラクターと一緒に、LINEスタンプにもなっていて2種類あります。ヤキトリ男は、マミィーちゃんから「一緒に美唄市をPRするパートナーが欲しい」とリクエストがあり、公募で誕生しました。

北海道室蘭市公認キャラクターのくじらん。モチーフは、見たままのクジラです。とてもかわいい顔つきですね。イルカやクジラのウォッチングができる室蘭らしいキャラクターでしょう。夜景観光やグルメなど地域のPRをしています。

道の駅みたら室蘭では、くじらんグッズが販売されています。ボールペンやキーホルダー・マグネットなどお土産として人気。くじらんがアイシングされているクッキーがあり、お土産に人気の商品となっています。

北海道富良野市で行われる北海へそ祭りの公認キャラクター、へそ丸。へそ踊りが好きな男性です。毎年7月28日・29日に行われる北海へそ祭りは、北海道の夏を代表するお祭りで、お腹を顔に見立て、絵を描き、傘をかぶって顔を隠して踊ります。へそ丸くんの顔は出ていますが、楽しそうな笑顔で周りの人にも楽しい気持ちを運んでくれるでしょう。

北海へそ祭りの2019年会場では、本数限定で新しくタオルが販売されました。LINEスタンプもあります。富良野市のマンホールはへそ丸になっていて、写真を撮る人が多くいます。

北海道上富良野町を代表するご当地キャラクター、らべとん。モチーフはラベンダーとブタです。アイドルを目指す女の子で自ら恋愛禁止として頑張っています。「清く正しく美しく」がモットーなので、アイドルとしてぴったりの性格ですね。らべとんの特技はきき豚。上富良野は豚サガリ(豚の横隔膜)で有名なので、ご当地ならではの特技でしょう。

LINEスタンプが2種類出ています。他にもメモ用紙・ボールペンなど。ラベンダーと融合された紫の色合いのものが多くなっていますので、他のゆるキャラより大人っぽく、エレガントで上品な印象です。

北海道占冠村公認キャラクターの代表しむかっぴー。モチーフはエゾクロテン。女の子です。かわいいので人気者ですが、見た目とは違う性格です。文章語りの語尾に「だぴー」がつくのが特徴的ですね。趣味はスキー・スノーボード・アウトドア。まだ幼いのですが、大変アクティブです。

ファイルや缶バッジなど、さまざまなグッズが売られています。道の駅自然体感しむかっぷ内では、どら焼きをのせたソフトクリームやしむかっぴーの焼き印が押された、たこせんが食べられます。しむかっぴーにはテーマソングがありますので、聴いてみるのはいかがでしょうか。

北海道清里町公認の人気ゆるキャラ、きよっぴ。モチーフは、ジャガイモとむくげの花(頭)・桜の滝(前髪)・神の子池(体)。清里町を代表するものばかりです。同じ町内の非公認キャラクターに、セイリュウジンというローカルヒーローがいるのですが、このセイリュウジンはきよっぴを剣にして戦います。ふたり一緒に清里町をPRする機会が増えています。

清里の水を使用したきよっぴサイダーが、町内の飲食店やいろいろなイベントで売られています。他にもクリアファイルやキーホルダーなどグッズがあり、LINEスタンプにもなっています。

タンチョウをモチーフにした、つるまる。北海道釧路市の釧路湿原・阿寒・摩周観光協議会の公式キャラクターです。優秀な甘えん坊の男の子で、バイリンガル。口グセは「ぼくたん」と語尾の「ましゅ(摩周)」です。肩から下がるバッグはマリモがモチーフになっています。つるまるの着ぐるみはエアータイプになっていて、とても軽そうですね。

観光PRを中心にしているせいなのか、グッズ情報が見当たりませんでした。ガチャガチャのピンバッジがあったと記憶しているのですが不確かです。道東の道の駅などで確かめてみてください。

北海道網走市の網走観光協会公式キャラクターのニポネ。幸せのお守りニポポ人形と流氷の天使クリオネがモチーフです。ニポポ人形とは、北海道アイヌ民族の郷土おもちゃです。ニポポ人形が男女一対で並ぶことが多いからか、ニポネは男の子でも女の子でもありません。目をつぶると日本人形のような上品な顔になり、普段は正義の味方らしい凛々しい顔だちをしています。

クッキー・生どら焼きなどの食べ物やクリアファイル・ふせんなどの文具まで、幅広いグッズがあります。LINEスタンプにもなっています。

北海道のゆるキャラたちはいかがでしたか。知っていたキャラクター、初めて知ったキャラクターがいたのではないでしょうか。ぜひ、自分だけのお気に入りを見つけて応援してください。