北海道で見られる花8選！絶景のおすすめ名所スポットもご紹介！

北海道に行くのなら、雄大な自然を目当ての観光とおいしいグルメは欠かせませんが、各地にある名所の中でも、超きれいな花畑や桜の名所などの絶景スポットも外せないでしょう。

北海道らしい原生花園や壮大なスケールの花畑は本州で咲く花と季節も少し違います。花のきれいな季節に北海道へ訪れてみませんか。圧倒されるほどの美しい花の大地でぜひ感動を味わってください。

桜前線は本州の場合3月頃から北上しますが、北海道の桜は例年4月下旬頃から見頃がスタートします。本州の桜はソメイヨシノが一般的ですが、北海道ではエゾヤマザクラが主流です。濃いピンク色をしており、寒さに強いため道内の広い地域に植生しています。他にカスミザクラ、千島桜なども見られます。

ゴールデンウイークに北海道観光で訪れたら同時にお花見も楽しめるでしょう。

五稜郭は幕末において箱館戦争の舞台となったことでも知られています。星型城塞で特異な形をしており堀の内側も散策できます。

五稜郭は桜の名所としても有名ですが、北海道ではめずらしいソメイヨシノが1600本ほど植えられ、満開の時期には隣接している五稜郭タワーからの眺望が絶景です。新選組ゆかりの地でお花見と歴史探訪もよいでしょう。

五稜郭周辺はグルメスポットが充実していますが、中でも北海道を代表する菓子メーカー六花亭直営店の喫茶室では、大きな窓から絵画のような美しい桜の景色が楽しめます。

甘くておいしいスイーツを食べながら素晴らしい景観を堪能できるのは至福のひとときでしょう。四季折々きれいな景色ですが、特に桜の時期は大変人気でおすすめです。

広大な一面紫色のラベンダー畑は、北海道の夏を象徴する景色で一度は訪れてみたい有名スポットの一つです。

ラベンダーにはいろいろな種類があり香りや色も違います。富良野地方を代表するラベンダーは濃紫早咲3号・ようてい・おかむらさき・はなもいわの主に4種類です。ラベンダーの香りは心身のリラックス作用があることで知られています。

北海道で最も有名なラベンダー畑といえば、ファーム富田でしょう。道内きっての広大なラベンダー畑はまさに圧巻です。夏の最盛期には、トラディショナルラベンダー畑1万平方キロメートルの斜面を紫色のラベンダーが埋め尽くします。富良野に来たら外せない観光名所です。

ラベンダーの季節のみカフェやショップなどが開設され、特にラベンダーのソフトクリームは大人気でおすすめです。

ファーム富田には12の花畑があり、季節ごとにきれいな花が咲き乱れます。春から初夏まではポピーやチャイブなどの宿根草が可愛らしい「春の彩りの畑」、球根の花やビオラなど四季咲きの花が秋まで楽しめる「花人の畑」など見所満載です。

大人気の「彩りの畑」ではラベンダーのほか数種類の花が虹のようにカラフルで美しく、思わずカメラを向けずにはいられない名所のひとつです。

ハマナスは知床旅情の歌にも登場し、北海道の道花でもある名高い花です。野生のバラの仲間で1.5メートルほどの背丈になり細かいとげもあります。

夏になると赤やピンク、白色の大輪の花を咲かせよい香りがします。秋には赤く小さな実がなりますが、赤い実がなすや梨に類似しているため「はまなし」や「はまなす」の呼称がつきました。

小清水原生花園はオホーツク海と濤沸湖に挟まれた砂丘一帯に広がる野生の花畑です。広大な緑の大地が見渡せシーズンを通し約200種類の花々が見られます。

原生花園を代表するハマナスや北海道のみ点在するクロユリ、希少なエゾスカシユリ・エゾキスゲなどの花を見るなら、6月中旬から7月下旬頃がおすすめの見頃です。6月から8月には約40種類の花々が砂丘に彩りを添えます。

小清水原生花園では、きれいな遊歩道も整備され、のんびり散策も楽しめます。晴天なら天覧ヶ丘展望台からオホーツク海や知床連山、網走、斜里岳、藻琴山などが望める名所です。

知床方面、網走方面へのドライブ休憩にも格好の休憩スポットです。インフォメーションセンターには無料レンタサイクルもあるので利用してみるのもよいでしょう。