太田山神社ってこんな場所!
「日本一危険な神社」と称される太田山神社についてご紹介します。太田山神社は古くから人々を導く神様を祭った神社です。航海中の船乗りの守り神であったり、仏の道を志す修験者の道標でもあったり、死後の魂を導く霊場でもあります。
修験者のいなくなった現代ですが、あまりに険しい参道は観光客から注目を集めています。
道南五大霊場の一つ
太田山神社は「道南五大霊場」の一つに数えられる由緒ある神社です。
道南五大霊場とは北海道の南にある、笹山の笹山稲荷神社、熊石の門昌庵、奥尻島の賽の河原、恵山の賽の河原、久遠群せたな町の太田山神社、以上5つの総称です。しかし不思議にも「五大」と一括りにされているというのに、太田山神社と笹山稲荷神社以外は神社ではありません。
本殿が標高330メートルにある
太田山神社の本殿が設置されているのは、せたな町にそびえる太田山の中腹です。標高は約330mと登山慣れしている方にとっては驚くほどの高さではないですが、社が鎮座しているのがよくある木々の開けた場所などではなく、断崖絶壁を登り切った先にあるという点が特徴です。
出典:O-DAN(オーダン)