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冬の北海道観光で見たい絶景スポット8選!ここでしか見れない景色をご紹介!

冬の北海道観光で見たい絶景スポット8選!ここでしか見れない景色をご紹介!

日本の最北端に位置する北海道では、ここでしか見られない絶景が多くあります。その中でも特に冬は、寒さと雪が織りなす絶景が見られる良い季節です。この記事は、北海道の冬にしか見られない観光スポットをまとめた内容です。冬の北海道ドライブ観光にぜひ役立ててください。

目次 [表示]

冬の北海道観光は魅力満載スポットがたくさんある!

出典:ライター撮影

北海道と言えば、富良野のラベンダーや美瑛の丘が織りなす景色、どこまでも芝生が広がる牧場をドライブなど、夏に旅するイメージが強い場所と思う人も多いでしょう。また、冬の北海道は寒さの中で観光しなければいけないし、雪も多くて歩くのも大変だし、ドライブも怖いな…と思われるかもしれません。しかし、冬の北海道こそ絶景が見られるスポットがたくさんあるのです。今回は、そんな絶景スポットをみなさんにご紹介します。

冬の北海道絶景観光スポット①豊頃町のジュエリーアイス

ジュエリーアイスとは?

出典:ライター撮影

ジュエリーアイスとは、北海道の豊頃町の大津海岸で冬の時期だけ見られる宝石のような氷の塊のことです。十勝川で凍結した氷が、波の力で海岸沿いに打ち上げられます。ある有名写真家が撮影した写真が世界でも有名な新聞で紹介されるなどして、今では世界中からこのジュエリーアイスを見に観光客が訪れるほど。まさに宝石のように海岸に打ち寄せられる氷が魅せる輝きは、冬の間にしか見ることができない絶景です。

ジュエリーアイスの見どころは?

出典:ライター撮影

ジュエリーアイスの見どころは、何と言っても朝日の時間帯の煌めきでしょう。そしてその煌めきをどのように写真におさめるかが大事なポイントになってきます。持ち物としてぜひおすすめしたいのは、お湯です。ジュエリーアイスは砂や汚れで汚くなっていることがあるので、お湯で汚れを洗い落とすと、透明度も増して綺麗になります。また、朝は極寒の寒さとなりますので、手袋やマフラーをして暖かい格好で訪れてください。

ジュエリーアイスはどこで見られる?

出典:ライター撮影

ジュエリーアイスが見られるのは、北海道の豊頃町にある大津海岸です。帯広からのアクセスが一番良いです。特に見頃の早朝は公共交通機関がないので、ドライブがてらレンタカーで行くかタクシーで向かうことになります。最近では多くの旅行会社がツアーを組んでいるので、冬の運転に自信がない人はツアーに参加するのも便利です。ジュエリーアイスが最もよく見られる時期は1月中旬から2月下旬頃までとなっています。

冬の北海道絶景観光スポット②糠平湖のアイスバブル

アイスバブルとは?

出典:ライター撮影

アイスバブルとは、凍った湖面の氷の中に気泡が閉じ込められている現象で、まるで炭酸水が凍って一時停止状態になったような不思議な光景です。日本では北海道を中心に、湖が凍るほどの寒さになる場所、そして積雪が少ない時期に見られる現象となっており、見られる場所や範囲も年によって変わります。大きな湖面中にアイスバブルが見られる年もあり、摩訶不思議な景色が目の前に広がる絶景として人気を集めています。

アイスバブルの見どころは?

出典:ライター撮影

アイスバブルの見どころは、何と言っても綺麗な気泡。綺麗に見える場所を、根気強く探す必要があります。人が歩いた形跡のある場所を目指して探すと見つかりやすいです。積雪が少ない年は大きな湖面いっぱいに気泡が現れることもあり、圧巻の景色です。湖面はとても滑るので、滑り止めのついた靴で行くようにしましょう。また、ガス穴と呼ばれる穴が見られる時は、気をつけて歩くようにしてください。

アイスバブルはどこで見られる?

出典:ライター撮影

北海道でアイスバブルが有名なのは、上士幌町の糠平湖です。帯広からのアクセスが良いでしょう。ただ、こちらも公共交通機関は1日1本のバスくらいであまり本数がありません。アイスバブルと同じ十勝地方にあるので、車を借りてドライブがてら向かうのがおすすめです。五の沢近くの駐車場に車を停めて、徒歩ですぐ糠平湖となっています。糠平湖はワカサギ釣りでも有名な湖なので、ワカサギ釣りを楽しむのもいいですね。

冬の北海道絶景観光スポット③しかりべつ湖コタン村

しかりべつ湖コタン村とは?

出典:ライター撮影

しかりべつ湖コタン村とは、北海道鹿追町の然別湖で毎年1月下旬から3月下旬まで現れる村のことです。村の中には、雪で作られたイグルーが並び、アイスカフェやアイスバー、アイスチャペルやアイスホールに露天風呂まで建てられています。その本格的な造りから、冬の間だけできる幻の村とも言われるほど。湖上に宿泊できるプランや各種アクティビティも豊富なので、大人から子どもまで楽しめる村となっています。

しかりべつ湖コタン村の見どころは?

出典:ライター撮影

しかりべつ湖コタン村には多くの見どころがありますが、一番のおすすめはアイスカフェ・バーです。昼はカフェ、夜はバーとなる村最大のイグルーで出来た建物の中では、棚やテーブル、椅子などすべてが氷でできたカフェを楽しむことができます。アルコール類もありますが、子どもでも楽しめるソフトドリンクも売られているので、誰でも楽しめる空間です。もちろん紙コップでのホットドリンクもあります。

しかりべつ湖コタン村はどこで見られる?

出典:ライター撮影

しかりべつ湖コタン村は、北海道の鹿追町にある然別湖の湖上に冬の間限定で現れます。夏は湖の近くでキャンプを楽しむこともできます。然別湖に向かうにはバスか車で向かう方法がありますが、やはりここでもバスのアクセスはあまり良くありません。然別湖近辺は、降雪量は少なめで交通量も多くはいないので、あまり路面がツルツルになることもないです。ドライブがてら車で向かってみてはいかがでしょうか。

冬の北海道絶景観光スポット④釧路湿原国立公園

釧路湿原国立公園とは?

Photo by Noah Chiao

釧路湿原国立公園は、北海道東部を流れる釧路川とその支流を抱く日本最大の釧路湿原と湿原を取り囲む丘陸地の範囲を抱く国立公園です。手つかずの広大な景色が魅力で、動植物の貴重な生息地となっています。昭和55年には、日本で最初のラムサール条約登録湿地となりました。夏にはカヌーや、木道での散策を楽しむことができますが、冬は特別天然記念物のタンチョウを見に多くの観光客が訪れます。

釧路湿原国立公園の見どころは?

Photo byTakashi_Yanagisawa

釧路湿原国立公園の見どころは、タンチョウの舞です。タンチョウとは、道東の湿原や河川に生息する大型のツルのことです。一時は湿原の減少や乱獲によって激減しましたが、地元の人の熱心な保護活動によって現在は1800羽以上を確認することができます。タンチョウが湿原付近に訪れるのは11月から3月くらいの時期ですが、タンチョウを見るのにおすすめの時期は1月から2月ごろ。この時期は、求愛ダンスが見られるかもしれません。

丹頂鶴はどこで見られる?

Photo by Julie Edgley

釧路湿原の近くには、タンチョウを見られる場所がいくつかあります。その中でも特におすすめの場所は、鶴見台と鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリです。鶴見台は、屋外で自由に見学できる場所です。タンチョウを群れで観察することのできる貴重な場所となっています。鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリは、日本野鳥の会が設置した施設で、1日に2回ある給餌の時間には群れでタンチョウを観察することができます。

冬の北海道絶景観光スポット⑤流氷

流氷とは?

出典:ライター撮影

流氷とは、岸に定着せずに水面を漂流する氷のことです。日本では、様々な気象条件の重なる北海道のオホーツク海沿岸でしか見ることができません。例年、1月中旬から3月中旬頃に見られますが、その楽しみ方はいろいろあります。おすすめは流氷観光砕氷船「おーろら」でのクルージング。流氷を砕きながら進む冬の海の景色を見に、毎年世界中から多くの観光客が訪れます。

流氷の見どころは?

Photo byTakashi_Yanagisawa

流氷はもちろん、それ自体にも魅力がありますが、おすすめは羅臼から出るアニマルウォッチングクルーズです。海に流氷が現れる時期には、流氷に含まれる多くの栄養分を餌にする動物たちが続々とやってきます。国の天然記念物であるオオワシ、尾の先が白いことが特徴のオジロワシ、ゴマフアザラシなどが集中して見られる場所は世界でも稀です。流氷を見ながら自然の摂理を感じる素晴らしい景色を楽しむことができるはずです。

流氷はどこで見られる?

出典:ライター撮影

流氷が見られるのは、北海道のオホーツク海沿岸です。知床半島全体の形が流氷を受け止める役割をしているため、特に羅臼や網走などでよく見られます。極寒である1月や2月の方が確かに流氷は見やすいですが、もし雪道に慣れない観光客の方がドライブを兼ねて行くなら平地の雪が溶けだす3月頃の方がおすすめです。その年によって、流氷の見られる時期は変わるため、見に行く場所の情報を随時調べておくと良いでしょう。

冬の北海道絶景観光スポット⑥青い池

青い池とは?

Photo bymutomasataka

青い池とは、北海道美瑛町にある青い色の池のことです。エメラルドブルーの水面とカラマツの木々が立ち並ぶ景色は、見るものを惹きつける不思議な魅力があります。特に夏に見せる不思議な色合いの景色が人気ですが、最近ではライトアップされる冬も人気です。水が凍り、その上に雪が降り積もるため、青い色の池を見ることはできませんが、青色のライトで光る白い雪と、物悲しい雰囲気のカラマツが繰り出す景色も必見です。

青い池の見どころは?

フリー写真素材ぱくたそ

冬の青い池は2つの楽しみ方ができます。青色の池が見たければ、水が凍る前、もしくは春先の水が溶けた頃を狙って見に行くと良いです。アルミニウムを含んだ地下水が美瑛川と混ざり、独特な青色となる池を見ながら、降り積もる雪の白が重なって幻想的な景色を楽しむことができます。ライトアップを楽しみたければ、完全に水が凍った真冬に来ると良いでしょう。夜に行くことになるので、ドライブの際は運転に気をつけましょう。

青い池はどこで見られる?

出典:ライター撮影

青い池は、北海道美瑛町白金で見られます。美瑛にある白金温泉から車で5分ほどのところにあり、白金街道沿いに駐車場への看板が立っているためわかりやすいです。周囲には白ひげの滝や温泉など冬でも楽しめる観光スポットが多くあります。また美瑛周辺は北海道らしい景色を楽しむことのできる場所なので、ドライブしながら色々な景色を周って楽しむのがおすすめです。

冬の北海道絶景観光スポット⑦藻岩山の夜景

藻岩山の夜景とは?

出典:ライター撮影

藻岩山とは、札幌市にある標高531メートルの山です。2015年に「日本新三大夜景」の一つに選ばれ、暖かなオレンジ色の光が特徴である札幌の夜の街並みを見渡すことができます。夏は気軽に登れる山としても人気で、冬はスキー場もオープン。昔から地元の人にも親しまれる山となっています。頂上の展望台からは、札幌の中心部であるテレビ塔や大通公園、特徴的な銀のドームである札幌ドームも肉眼で見つけることができます。

藻岩山の夜景の見どころは?

出典:ライター撮影

藻岩山の夜景は1年中綺麗に見ることができますが、特に冬の夜景はおすすめです。空気が澄み渡り、日没も早いことから、1年の中でも最も長く綺麗に夜景を楽しむことができます。山頂駅には北海道中の銘菓が集まるお土産屋や夜景を見ながら食事のできるレストランもあり、楽しみ方はいろいろあります。冬の夜景を楽しむには、暖かい格好をして手袋やマフラーも忘れずに。

藻岩山の夜景はどこで見られる?

出典:ライター撮影

藻岩山の夜景を楽しむには、山麓駅からロープウェイに乗り中腹駅へ向かい、中腹駅からはミニケーブルカーで山頂駅へ向かいます。雪の積もっていない時期には、山麓駅もしくは中腹駅まではドライブをしながら車で向かうことができますが、雪が積もると中腹駅までの道路は閉鎖されてしまいます。ホームページで最新の情報を確認すると良いでしょう。

冬の北海道絶景観光スポット⑧小樽雪あかりの路

小樽雪あかりの路とは?

Photo by aaronchuvanus

小樽雪あかりの路とは、北海道小樽市運河沿いで冬の間に行われるライトアップのことです。札幌からもほど近い観光地としても人気な小樽は、明治から昭和初期時代に北海道の物流・経済の中心として栄えた町の雰囲気が残る建物や景色が多くあります。特に小樽運河は当時の雰囲気をそのまま残す観光スポットとして有名です。毎年2月には、運河やその周辺を中心に街中がろうそくの優しい灯りに包まれます。

小樽雪あかりの路の見どころは?

Photo by daita

小樽雪あかりの路はいくつかの会場に分かれており、その期間は街中が優しい灯りでライトアップされます。その中でもおすすめは、やはり運河です。運河の水面にも浮き玉キャンドルが灯され、幻想的な雰囲気となります。また、運河の壁沿いには雪で作られた囲いの中に灯りがともされ、優しい光を届けてくれます。この時期は通り一帯がライトアップされるので、小樽の街並みをドライブするのもおすすめです。

小樽雪あかりの路はどこで見られる?

出典:ライター撮影

小樽雪あかりの路は、北海道小樽市で見られます。札幌からも車で1時間ほどなので、ドライブしながら日帰りで向かうこともできます。また、小樽は札幌から電車やバスも多く通っているので、冬道が心配なら公共交通機関を使って向かうのが良いでしょう。運河沿いには多くのホテルもあるので、小樽に1泊してゆっくり楽しむのもおすすめです。

冬の北海道絶景観光スポットまとめ

出典:ライター撮影

今回は、冬の北海道観光で見たい絶景観光スポットを紹介しました。北海道には、冬だからこそ楽しめる場所や景色がたくさんあります。寒い中カップルで身を寄せ合って楽しむのも、家族で素敵な思い出作りに訪れても、1人旅でカメラを持ってインスタ映えを狙った写真巡りでも楽しめる場所ばかりです。ぜひ暖かい格好をして冬の北海道に遊びに来てくださいね。

yui
ライター

yui

北海道札幌市在住です。海外旅行が大好きで、今まで約40か国を旅しています。私が今までした旅の経験が、誰かの役に立つといいなと思っています。

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