北海道で見られる花8選！絶景のおすすめ名所スポットもご紹介！

チューリップは世界中で5000以上の品種登録があり、大人気の球根植物です。花の色は白・赤・ピンクのほかマーブル模様などもあります。花の形も一重・八重・フリンジ咲きなど非常に種類が多く15系統に分類されているほどです。

春の訪れを届けるチューリップですが北海道のチューリップ畑はやはりスケールが大きいため、大変見応えがありおすすめです。

かみゆうべつチューリップ公園はオホーツク海のそばにあり、園内は12.5万平方メートル、札幌ドーム5個分もの広さがあります。

約200品種のチューリップがあり、見頃の時期には色とりどりのチューリップが咲き誇りグラデーションが美しくとても見事です。風車もあるのでさながらオランダをほうふつとさせる景色で、どの場所をとっても絵になるスポットです。

例年5月上旬から6月上旬にチューリップフェアが開催され、多くの観光客でにぎわいます。花壇は地元の方々が手作業で行い、毎年違うデザインのフラワーアートです。シンボルマークの風車の展望台からは全体像の様子がよく見えます。

イベント期間中は、園内を一周する電動周遊バスで広い園内を眺めるのもよいですし、オランダの民族衣装を着て記念撮影するのも楽しいでしょう。

スズランは春の到来を知らせる花として有名で、札幌市の市花でもあり北海道を代表する花です。花の形が鈴のようで一つの花茎に小花が数個、ついてかわいらしく下向きに咲きます。葉の形がランに似ているため、すずらんという名前が付けられました。

かれんで奥ゆかしい印象ですが、意外にも有毒植物です。間違えて口に入れると中毒を起こすこともあるので気をつけましょう。

芽生すずらん群生地はおよそ15ヘクタールの広さで、すずらんの群生地としては日本一の面積を誇ります。絶滅危機に瀕したすずらんを10年かけて自然の状態にまで復活させ、保護管理しています。

6月上旬の見頃には、見渡す限りの密生したすずらんが咲き、甘い香りと白いかれんな姿で見る者を魅了し幸せな気分にさせることでしょう。

5月下旬から6月中旬には「すずらん観賞会」が開催され、見頃の1カ月間だけ一般公開されます。芽生すずらん群生地は、派手さを求めるのではなく静かにすずらんを愛で、甘い香りに癒やされる絶景スポットです。期間中は平取町の名物A5ランクの平取牛のバーベキューなども楽しめ、観光客などでにぎわいます。

3月にオフシーズンが終わると初夏の北海道は花々が咲き誇り、気候的にもさわやかで過ごしやすいおすすめの観光シーズンです。2月の雪まつりも非常に有名ですが人気の花や花畑は心に残る美しい情景です。

ゴールデンウイークや夏休みには、絵画のような花畑めぐりと北海道のおいしいグルメと大スケールの自然をぜひ満喫してください。