目次 [表示]
- インドネシア・バリ島の治安はいいの?それとも悪い危険な地域なの?
- インドネシア・ バリ島の旅行は外務省の治安情報はいいの?悪いの?
- インドネシア・バリ島で治安がいい地域は?
- ヌサドゥア地域の治安は旅行に安心な最もいい地域
- アウブド地域の治安はかなりいい地域
- スミヤック地域は治安がいい人気の地域
- インドネシア・バリ島で治安が悪い危険な地域は?
- 注意!クタ地域はバリ島の地域の中で最も治安が悪い危険な地域
- 注意!レギャン地域の治安は最も悪いクタと並んで旅行に悪い危険な地域
- インドネシアの他の地域で起きた爆弾テロ事件の影響は?
- ジャカルタで起きた自爆爆弾爆発テロ事件
- ジャカルタの爆弾テロ事件がバリ島の治安へ悪い危険な影響を与えることは少ない
- インドネシア・バリ島の治安を乱す危険な具体的事件とその対策
- 注意!ひったくり被害
- 注意! スリや置き引き被害
- 注意!トランプ被害
- 注意! 薬物被害
- 注意!ぼったくり被害
- 注意!睡眠薬強盗被害
- インドネシア・バリ島旅行で被害にあった場合に役立つ準備を
- 旅行の前にパスポートのコピーをとっておく
- 旅行の前に海外旅行保険に加入しておく
- 旅行の前にネット環境を整えるためのWI-FIをレンタルしておく
- インドネシア・バリ島の治安はいいの?それとも悪い危険な地域なの?まとめ
インドネシア・バリ島の治安はいいの?それとも悪い危険な地域なの?
インドネシア・バリ島の治安については、あまり心配する必要がないレベルです。今から17年前の2002年と14年前の2005年には爆弾テロが発生して、たくさんの方が死傷しましたが、現在は国家の治安を揺るがすような危険な事件の発生はありません。旅行者を狙った置き引きやスリといった犯罪は発生していますが、一人一人が気を付けることによって防げるでしょう。
インドネシア・ バリ島の旅行は外務省の治安情報はいいの?悪いの?
外務省では海外渡航者向けに渡航先の治安状況などから判断して、注意を喚起する最低レベルの1から、退避を勧告する最高の4までのレベルを付けて発表しています。外務省が海外渡航者向けに発表している、バリ島の海外危険情報はレベル1です。外務省バリ島の治安はいいといえるでしょう。
インドネシア・バリ島で治安がいい地域は?
バリ島には、いくつか観光地域があります。地域によって、治安の状況がいいところと、悪いところがあり、悪い地域に行く場合は注意することが必要です。最初にバリ島で治安のいい地域から紹介します。
ヌサドゥア地域の治安は旅行に安心な最もいい地域
バリ島のヌサドゥア地域の治安は、バリ島の中で、もっともいい地域です。この地域は政府の管轄リゾート地域ですから、セキュリティー対策もしっかりして、安全な地域といえます。とはいっても、バッグや貴重品を置いたまま席を離れることはしないでください。ホテルチェックインやチェックアウトを含めて、必ず手元に置きましょう。特に夜間、一人で道路を歩くときは、周囲へ注意を払ってください。
アウブド地域の治安はかなりいい地域
バリ島のウブド地区は、治安がかなりいいことから、女性が一人旅でも訪れられる地区です。静かな美しい田園風景の広がる村で、バリ絵画、バリ島の祭礼や儀式でおこなわれるバリ舞踊、打楽器合奏のガムラン音楽などの芸術を楽しむことができます。また、近くのテガラランに行くと美しい棚田をみられますので、観光客の多い地区でしょう。しかし、治安がいいとはいえ、夜の女性の一人歩きは注意してください。
スミヤック地域は治安がいい人気の地域
バリ島のスミヤック地域は、治安がいいことから女性の観光客に人気が高いエリアです。昼間は活気があふれていて、女性が喜ぶグルメやショッピング、スパが楽しめます。しかし、夜になると歩いている人は少なくなり、女性の夜の一人歩きは危険でしょう。ホテル内でゆっくり過してはいかがでしょうか。それでも夜間女性が出かける必要があるときは、タクシーの利用をおすすめします。
インドネシア・バリ島で治安が悪い危険な地域は?
バリ島で治安状況がいい地域を紹介しましたが、バリ島には治安がいい地域だけではありません。治安が悪く、危険で注意しなければならない地域もあります。これから、バリ島で治安が悪く、注意しなければならない地域を紹介します。
注意!クタ地域はバリ島の地域の中で最も治安が悪い危険な地域
バリ島のクタ地域は、バリ島内で治安が最も悪い地域といわれています。バリの生き生きとした雰囲気が楽しめることから、観光客に人気が高い場所ですが、注意しなればいけません。治安については、繁華街で観光客が多いことから、それを狙った置き引きやスリの被害が多く発生しています。夜遅くまで飲んで泥酔の状態や、一人で夜道を歩いていると被害にあうおそれがあるので、気を付けてください。
注意!レギャン地域の治安は最も悪いクタと並んで旅行に悪い危険な地域
バリ島のレギャン地域の治安は、クタと並んで非常に悪い地域です。繁華街があるので、世界各国の観光客が訪れて深夜までにぎわっており、人通りが朝方まで絶えません。しかし、治安が非常に悪い地域なので注意が必要です。男性であっても深夜の一人歩きは、さけた方がいいでしょう。最近はスマートフォンもよく窃盗の被害にあっています。できるだけ、スマホを出すことを避けた方がよいでしょう。
インドネシアの他の地域で起きた爆弾テロ事件の影響は?
過去にインドネシアでは、数回爆弾が爆発したテロ事件が起こっていて、日本人を含む多数の死傷者が出ています。バリ島観光は、テロに対するバリ島の治安が気になりますので、現在のテロに対する治安について紹介します。
ジャカルタで起きた自爆爆弾爆発テロ事件
最近のインドネシアでのテロ事件の発生は2016年。ジャカルタ地方の中心部でイスラーム過激派による、自爆の爆弾爆発事件が起こりました。自爆した犯人を含めて8人が死亡し、24人が負傷するという、痛ましいテロ事件が起きています。
ジャカルタの爆弾テロ事件がバリ島の治安へ悪い危険な影響を与えることは少ない
インドネシアのジャカルタで発生した爆弾テロ事件は、イスラーム教徒による犯行でした。バリ島の宗教上の理由から、テロ事件の発生の可能性は少ないと考えられます。なぜなら、バリ島にはイスラーム教徒が少なく、ヒンドゥー教徒が非常に多い地域だからです。そのため、イスラーム国関連の過激派組織によるテロの可能性は低いでしょう。ただし、バリ島は外国人がたくさん訪れる地域でもありますので、外国人が標的にされる可能性は考えられます。
インドネシア・バリ島の治安を乱す危険な具体的事件とその対策
インドネシアのバリ島旅行で、バリ島ではどのような犯罪が起こっているのか、気になる方は多いのではないでしょうか。これから、バリ島で実際に多発している犯罪の手口と、その対策についてご紹介します。手口を頭に入れておいて、被害にあわないように注意しましょう。
注意!ひったくり被害
ひったくりの被害に対する対策としては、お金は万が一の場合を考えて、小分けして保管してください。バリ島では、バイクを利用した二人組による犯行が多く発生しています。一つのバッグにすべて入れて持ち歩くことは、万が一の場合、全財産を失ってしまいます。また、バッグを肩にかける場合は車道と反対側の肩にかけ、体の前にバッグが来るようにし、できるだけ車道から離れて歩くなど注意が必要でしょう。
注意! スリや置き引き被害
スリや置き引きの被害を防止するには、バッグのファスナーをきちんと閉め、財布をズボンの後ろポケットには入れないことです。また、荷物は常に手元において、目を離さないようにします。さらに、自分の近くに立っている人には注意してください。また、バスやタクシーなどに乗車したときに眠らないことです。多くの観光客が集まるバリ島のクタやレギャンなどで多発しているのが、置き引きやスリの被害です。注意してください。
注意!トランプ被害
トランプ詐欺とは、見知らぬ人が親しげに話しかけてきて「日本にいた」とか「日本に親戚がいるから私の家に行って話しをしよう」などと話しかけて、家に誘い込んだあと、トランプゲームをしようと持ちかけ、グループによるいかさまトランプゲームでお金をだまし取る手口です。トランプ詐欺被害の対策は、町を歩いている時に、親しげに見知らぬ人から話しかけられても、ついていくのは止めること。断って、その場を離れてください。
注意! 薬物被害
インドネシアは薬物犯罪に対して、非常に厳しく、重ければ死刑といった刑罰が科せられます。しかし、薬物事犯がなくなっていないのが現在の状況です。海外旅行ということから開放感にひたって、親しく話しかけてくる人に誘われ、薬物に手を出してしまうことのないように注意してください。知らない人についていくことのないようにしましょう。
注意!ぼったくり被害
ぼったくり被害の対策は、渡航前に現地の商品の代金やタクシー運賃を調べておくことです。現地の物価が分からないと、商品の代金やタクシー運賃を正規金額の何倍もの値段を請求されることがあります。渡航前にある程度現地の物価がわかっていれば、買い物をする場合の値段交渉に役立てることができるでしょう。タクシーのぼったくり対策として、タクシーはメーター制を利用し、乗ったとしてもメーターを倒さないタクシーは降りることです。
注意!睡眠薬強盗被害
睡眠薬強盗被害対策は、いくら親しげに声をかけて誘われたとしても、知らない人とはレストランなどに一緒に行かないことと、飲み物をもらったとしても、その飲み物は飲まないことです。繁華街を一人で歩いていると見知らぬ人が親しげに話しかけてきて、食事に誘ってくることがあります。この誘いに乗ると、一緒に行ったレストランなどで、すきを見つけて飲み物に睡眠薬を入れられ、寝ている間に所持品を盗まれる被害が発生するでしょう。
インドネシア・バリ島旅行で被害にあった場合に役立つ準備を
インドネシアのバリ島観光旅行では、バリ島での犯罪被害防止対策のために必要となるものや、あると助かるものを旅行の前に用意しておく必要があります。バリ島旅行で被害にあった場合に、役立つ準備について紹介します。
旅行の前にパスポートのコピーをとっておく
安心して海外旅行を終えるために、パスポートのコピーをとっておくことは大切です。パスポートは世界に共通する身分証明書といえるでしょう。なくしてしまうと、自分がどこの誰であるか、具体的に証明する唯一の手段を失ってしまいます。パスポートの紛失や盗難にあった場合、コピーを持っていれば再発行の手続きがスムーズにできます。また、現地の警察署と日本大使館の所在地も調べてメモしておきましょう。
旅行の前に海外旅行保険に加入しておく
海外旅行に行く前は、海外旅行保険に必ず加入してください。日本は健康保険制度が充実していて、ケガや病気、入院の治療費は、1割から3割の自己負担ですが、海外の病院での治療や入院は、高額な治療費が請求されることが多いでしょう。また、貴重品の盗難や紛失した場合に補償を受けられます。なお、クレジットカードには自動的に海外旅行保険が付いている場合もありますので、加入しているクレジットカード会社に確認してください。
旅行の前にネット環境を整えるためのWI-FIをレンタルしておく
WI-FIをレンタルすることで、海外でも国内にいるときのようにネットを使えます。インドネシアのバリ島には、WI-FIを無料で使えるスポットもありますが、無料WI-FIは個人情報を抜き取られる場合がありますので、ポケットWI-FIをレンタルしておくことをおすすめします。ネット環境を整えておくことで、旅行先の危険情報をみたり、犯罪の被害にあった場合にも、警察署や大使館への道順を探せたり、お店を調べることもできるでしょう。
インドネシア・バリ島の治安はいいの?それとも悪い危険な地域なの?まとめ
バリ島で犯罪の被害にあわずに、旅行を楽しむためには、事前にバリ島の治安の状況を知っておくことが大切です。さらに、危険な場所には近づかないこと。もし、危険な地域に行ったとしても、事前に情報を知っておくことで、被害にあわないように対策を打つことができます。海外旅行保険に加入するなど、もしもの場合の準備をして、バリ島旅行を楽しみましょう。