香港で飲茶を楽しむための食べ方や注文方法のマナーは?人気の名店もご紹介!

香港で飲茶を楽しむための食べ方や注文方法のマナーは?人気の名店もご紹介!

飲茶の本場といえば香港です。日本で飲茶といえば注文して食べるイメージですが、香港では食器を洗うなど日本とは違う食べ方や作法があるだけでなく、注文方法から会計まで意外なマナーも存在しています。ここでは香港の飲茶のマナーや歴史をはじめ人気の名店を紹介します。

記事の目次

  1. 1.香港は飲茶の本場!
  2. 2.香港の飲茶での注文方法
  3. 3.香港の飲茶には2つのスタイルがある
  4. 4.香港で飲茶をたしなむ時のマナー
  5. 5.香港でおすすめ飲茶店の名店
  6. 6.香港で美味しい飲茶を楽しもう

香港は飲茶の本場!

香港グルメを代表するものといえば、真っ先に挙げられるのが飲茶です。実は飲茶は香港をはじめとした広東省やマカオなどで親しまれている習慣のひとつです。香港には飲茶の歴史を学べる博物館があるほど生活の中に浸透しているもので、飲茶を囲んで人々が楽しい時間を過ごす社交場のひとつでもあるのです。そして、飲茶を楽しむために様々な作法があります。

香港の飲茶とは

飲茶2種類

香港人、特に香港の高齢者にとって飲茶とは無くてはならないものです。小籠包やシュウマイ・春巻きなどをはじめとしたいわゆる点心メニューをいくつも注文し、中国茶と一緒に仲間とワイワイ楽しむのが香港流の飲茶の食べ方です。スープ以外のメニューは基本的にすべて点心と呼ばれていて、家族や友人などと美味しくいただくのです。

伝統と新スタイルが楽しめる香港の飲茶

角煮饅

日本で飲茶と言えば蒸篭に入った少量の小籠包やシュウマイなどをいくつも頼むイメージですが、これは香港も変わりません。これはいわゆる伝統的な飲茶なのですが、最近ではフレンチスタイルの飲茶や動物をかたどった可愛らしい点心やカラフルな小籠包など新スタイルの飲茶も続々と登場しています。伝統と新スタイル両方を共に楽しめるのが香港の飲茶です。

香港の飲茶の歴史

小龍包

飲茶の歴史は古く宋の時代まで遡るといわれています。当時は中国本土でお茶を楽しむために点心を一緒に食べるという食べ方でした。1800年代半ば頃に香港にその文化が渡り香港人の間に浸透していきました。最初は香港の上流社会の間で中国茶を楽しむための習慣でしたが、1800年代後半頃から庶民の間にも広がったとされています。つまり飲茶そのものの歴史は古いのですが、香港における歴史は比較的浅いのです。

香港で飲茶は24時間食べられる?

飲茶GS

香港における飲茶は100年ほどの歴史を持ち、元々は朝食や昼食として食べられてきたものでした。伝統と歴史を守り続けている名店ではそのスタイルを守っている所も多いのですが、近年では生活スタイルの変化などから飲茶も夕食や夜食として食べられる深夜まで営業する店をはじめ24時間食べられる店が増えてきています。

香港で飲茶はいつ食べる?

小籠包

香港では主に飲茶は朝食代わりもしくは、昼食として食べられています。最も一般的なのはランチタイムの12時前後から14時頃に食べるスタイルです。また少し遅い昼食として「下午茶」という17時頃まで食べられることもあります。ランチタイムの飲茶は一般的に知られている飲茶ですが、朝食の場合はお茶と点心・ご飯もしくは麺などの食べ方をすることが多いようです。

香港の飲茶での注文方法

日本で飲茶を注文する場合はメニューを見て、店員に伝えるという形がほとんどですが香港では店舗や飲茶を提供するスタイルによって注文方法が違います。また注文する際の段取りにもひとつの作法があるのが香港の飲茶のスタイルです。どんなマナーや作法があるのか知っておけば注文のときに困りません。

飲茶で最初に注文するのはお茶

香港では飲茶の注文の前にお茶を注文するのがマナーです。お茶は日本人にも親しみのあるウーロン茶やジャスミン茶、プーアール茶など数種類の中から1グループで1~2種類を注文します。2人だから必ず2種類注文しなければいけないということはありません。特にお茶が決まっていない場合などは自動的にジャスミン茶が提供されるケースが多く見られます。中にはお茶を無料で提供している店もありますが、お茶は必要無いと注文しないのはマナー違反です。

飲茶の値段を見る方法

香港の飲茶では、メニューに大きさごとに値段が記載されている店が一般的です。しかし店によっては「頂・特・大・中・小」と書いているところがあります。「頂・特・大・中・小」は点心の大きさや量を示すものです。これらの値段を確認する場合は、メニューを見るか値段を書いた掲示板を見ましょう。頂がもっとも量が多く小が一番小さなメニューです。会計時には注文した大きさにチェックが入っているので、会計表を確認してください。

香港の飲茶には2つのスタイルがある

香港の飲茶といえば店員が持ってきたワゴンに様々な飲茶が乗っていて、そこから選ぶというイメージがあるのではないでしょうか?ワゴン式というのは香港でも古典スタイルで観光客には人気が高いのですが、現在はワゴン方式ではなく、メニュー方式での提供方法を取っている店がほとんどです。ここではワゴン式とメニュー式での注文方法について説明していきます。

香港飲茶のワゴン方式は料理別

ワゴン式の提供スタイルは1960年代に始まったといわれています。ワゴン式には焼き物や揚げ物メインのショーケース型、中華風クレープ専用の腸粉専用ワゴン、デザートワゴンの3種類があり、食べたい商品を伝えると、売り子が伝票にチェックを入れて点心を渡してくれるという注文方法を取っています。中には注文した飲茶をワゴンで運ぶというスタイルもあります。

香港飲茶のメニュー方式での注文方法

メニュー方式での注文をする場合に一般的なのが、オーダーシートに書かれたメニューにチェックを入れる方式です。オーダーシートにはチェックを入れるマスと個数を書くマスがありそこにチェックと注文個数を書いていきます。小さな食堂などではこの方式を取っている店が多く見られます。日本での注文と同じように食べたい商品を店員にオーダーする方式もありますが、これは高級店のみのオーダー方式と思って良いでしょう。

香港で飲茶をたしなむ時のマナー

香港で飲茶を楽しむにあたり、知っておいたほうが良いいくつかのマナーや作法があります。香港では当たり前のことなのですが、中には知らないと戸惑ってしまう香港独自の作法や食べ方があるので、香港で飲茶を楽しむ時の参考にしてください。

飲茶を食べる前に…テーブルのボウルは食器洗い

多くの香港の飲茶店をはじめ食堂などでは、テーブルにボウルや洗面器のようなものが置かれています。これは「自分の食器は自分で洗う」という香港人の習慣です。箸や皿、湯のみなどをボウルなどに入れお茶かお湯で洗うのが飲茶の作法です。最初は食器を洗うことに戸惑うかもしれませんが、香港人にとっては普通のこと、お茶が勿体無いなど思わず洗うことが大切です。但し平皿は洗う必要が無く、高級な店で行うことはありません。

飲茶でお茶を注いでもらったときのマナー

はじめはお茶で食器を洗うことにも驚くかと思いますが、飲茶を楽しむためにはお茶に関する作法にも気をつけましょう。説明した様に飲茶はお茶をメインに点心を楽しむものです。その為何杯もお茶を飲むのでお湯が足りなくなってしまいます。そういう時は、急須の蓋を少しずらしておきましょう、すると店員がお湯を注いでくれます。お湯が入ったら人さし指と中指でテーブルをトントンと叩いてください。これは「ありがとう」というサインです。

香港の飲茶での会計はテーブルチェックが基本

日本のレストランでも見かけますが、香港の飲茶店はほとんどにおいて会計はテーブルチェックです。これも香港式の作法のひとつです。会計をする場合は、店員に向かって片手でサインをするしぐさをすれば、会計表を持ってきてくれるのでお金を払いましょう。また香港はチップを渡す習慣があるので食事代金の10%程度をテーブル係に渡してください。レジ会計の店はチップ不要なケースがほとんどです。

香港でおすすめ飲茶店の名店

せっかく香港で飲茶を食べるなら名店と言われる飲茶店に行きたいものです。ここでは香港の伝統的な飲茶から、新しいスタイルの飲茶を提供している店までおすすめ飲茶店を紹介します。香港で飲茶を食べるときの参考にしてください。

陸羽茶室

陸羽茶店概観出典: http://www.lukyuteahouse.com/

香港最古の飲茶の名店が中環にある陸羽茶室です。香港がイギリスの植民地だった頃に茶室が商談で使われていました。その時代のつくりそのままに現在は飲茶店として営業しているのが陸羽茶室なのです。陸羽茶室は地元民の間でも非常に人気が高く、ランチタイム時は常に混雑しています。夕方6時まで飲茶は食べられるので、ランチタイムを避けたほうが無難です。また朝9時までは売り子が肩から点心を下げて売る昔ながらのスタイルを見ることができます。

點點心點心專門店

パイナップルパン

點點心點心專門店は繁華街から下町に至るまで香港内で数店舗展開、台湾や中国にも支店を出している人気店です。點點心點心專門店は3年間に渡りシェフお勧めの店として選ばれるほど味に定評があります。ここででぜひ食べるべき点心はパインパンです。メロンパンの様な見た目ですが、中にはパインがしっかり入って多くの客がパインパンを注文しています。點點心點心專門店はどの支店も夜中まで営業しています。

倫敦大酒樓

飲茶GS

香港の地下鉄・旺角駅から程近いネイザンロード沿いにあり地元民に人気の名店が倫敦大酒楼です。ビルの3F~5Fが倫敦大酒楼で1フロアだけでも400人程は入れる大型店です。倫敦大酒楼は昔ながらのワゴン方式とテーブルオーダー方式があるので、注文しやすい方を選びましょう。朝7時から24時まで営業していますが、朝なら全て17HK$で食べられます。ここのおすすめは他店にはないココナッツスイーツです。

一點心

一點心は太子駅から程近い場所にある人気の飲茶店で、常に行列が絶えない飲茶の名店です。一點心は注文のし易いオーダーシート方式を取っています。ここは中華蒸しパンのマーラーカオがとにかく美味しいと評判です。営業時間は朝10時から夜24時までです。一點心はお酒の持ち込みが可能なので、お酒と美味しい点心を味わうという食べ方が出来ます。

添好運点心専門店

添好運点心専門店はミシュラン一つ星を獲得している飲茶店で、日本は日比谷と新宿サザンテラスに、その他NYやシンガポールなど世界に支店を持つ人気店です。店のオーナーは元フォーシンズホテルの点心専門シェフですから、その味は保障付です。人気点心はチャーシュー入りメロンパンで、一度食べると癖になる味といわれています。香港内には中環をはじめ計5店舗を展開していますが、どの店も21時30分には閉店するので早い時間に行く事をおすすめします。

YamCha

とにかくインスタ映えすると女性の間で人気が高い飲茶店がYamChaです。繁華街のチムサーチョイ店をはじめ4店舗を展開していて、どの店も内装がとてもおしゃれです。ここの飲茶はまさに新スタイルの飲茶で、とにかく彩りが美しいものや動物を模った可愛らしいものが多いのが特徴です。中でもエビシューマイはエビと野菜が透けて美しい色をしています。営業は朝11時30分から夜23時までですが、アイドルタイムがあるので気をつけてください。

香港で美味しい飲茶を楽しもう

シューマイ

店に行ったらお茶を注文し、食器を洗うなど意外な作法がある香港の飲茶ですが、これさえ知っていれば他は日本のレストランで食事を楽しむ事とほとんど変わりません。飲茶の本場香港で自分なりの食べ方を楽しむというのが一番美味しくいただける方法ではないでしょうか。ぜひ人気の名店を訪れて美味しい飲茶を味わってください。

ことら
ライター

ことら

旅行大好き!国内は40県仕事含め訪れ、海外も北米・アジア・ヨーロッパなどを旅しています。特に香港は年に数度行くほど大好きな土地です。皆様の旅行が素敵なものになるようお手伝いします!

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