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プノンペンの定番観光スポットおすすめ7選!人気の名所や有名な観光地をご紹介!

プノンペンの定番観光スポットおすすめ7選!人気の名所や有名な観光地をご紹介!

重厚な歴史を持つプノンペンでの観光スポットを7選と空港からどれくらいで行けるのかをあわせてご紹介します。プノンペンはフランスの影響をとても受けた場所なので、「東洋のパリ」とも言われています。この記事を読めばアジアとヨーロッパを感じられる観光ができます。

目次 [表示]

プノンペンってどんな街?

この記事では「プノンペンの定番観光スポットおすすめ7選!人気の名所や有名な観光地をご紹介!」します。プノンペンは13世紀ころ、クメール王朝の都であり、後にカンボジア内の政治と経済の中心地になりました。昔から交易地であったため多くの外国人が来訪していました。そのため、さまざまな土地の文化が融合して名所にまで発展していった土地でもあります。カンボジアというとどうしてもアンコールワットが有名ですが、実はそれに負けないくらいの定番観光地やおしゃれなカフェがたくさん存在するのです。

プノンペンの定番スポット①:カンボジア王宮

フランス様式の建物が魅力的

カンボジア王宮はトンレサップ川沿いにあり、プノンペンの中でも人気観光スポットです。王宮には現在の国王と王妃が居住しています。1866年に建てられた時は木造建築で、1919年にフランス人の建築家によって現在の建物に生まれ変わりました。建物の中に入ることはできませんが、ひときわ目立つ金色の屋根と高さ60m近くにある仏頭の美しさが見どころです。入場料とは別にお金を支払うと、日本語ガイドをつけられて、より詳しく王宮について知ることができます。建物自体きれいで、整備もきちんとされた王宮を目の前にするととても感動することでしょう。

王宮を見学するにあたっての注意点

Photo bySuzyT

中に入ることはできませんが、王宮の敷地には入れます。24時間やっているわけではなく、8時から17時までとなります。11:00~14:00にお昼休憩を挟み、この時間帯は入場できません。また何か式典やイベントがあるときも入場不可です。服装も厳しく、極端に露出の激しい服装や裸足にサンダル、短いズボンで入ることは禁止されています。その際は靴下を履くようにしましょう。空港から王宮まで車で50分ほどで到着します。

プノンペンの定番スポット②:シルバーパゴダ

プノンペン最大の観光地とも言える

シルバーパゴダは王宮周辺にあり、1902年に仏教寺院として建てられました。王宮とセットで観光できるようになっています。建物からカンボジアの文化が感じられ、丁寧な造りが見るものを圧倒します。外観は落ち着いた銀色の大理石の支柱が特徴的で、アジアとヨーロッパの中世的な部分も垣間見れるでしょう。有名な観光地ですが静かな雰囲気漂う名所なので、ゆっくりと観光できますよ。ちなみに王宮もシルバーパゴダも空港から車で、およそ40分くらいで行ける距離です。

シルバーパゴダの豪華な内部

シルバーパゴダの見どころは何といっても、床に敷き詰められた「銀のタイル」でしょう。その数5000枚以上で、ここからシルバーパゴダという名前がつけられました。もちろん銀のタイルだけでなく、大小合わせて2086個ものダイヤモンドを使った王冠をかぶる金色の仏像や、エメラルドを使用した仏像などお宝がたくさんあります。諸外国から送られてきたお宝を見ることもでき、まさに貴重なものがここに来ればたくさん見られるのです。絶対に行きたい!と思わせてくれるスポットです。

プノンペンの定番観光スポット③:トゥールスレン博物館

歴史が物語る残酷さ

空港から車で30分ほどのところにあるトゥールスレン博物館はとても有名ですが、あまりの生々しさとリアルな展示物に思わず目を背けたくなる場所です。ポルポト政権によるカンボジア国民への悲惨な拷問と虐殺の歴史を残し、今を生きる人へのメッセージが込められています。政権によって邪魔と判断されたものはみな虐殺される前に、信じられないような拷問を受け、空襲を逃れた避難民たちをも捕えては拷問の毎日でした。今では信じがたい歴史ですが、悲惨な舞台を拷問器具や軟禁部屋を展示することでよりリアルさを感じられます。

元々は刑務所だった

政治犯を収容するための刑務所であったはずなのに、虐殺のために数万人が収容されることとなりました。この刑務所に連れてこられれば、生還して帰ることはできずカンボジア国民を脅かす存在であったのは間違いありません。実際生きて帰ってこれたのはわずか8人で、どれだけ多くの人が虐殺されたのかと思うと、胸が苦しくなります。この虐殺があったのが1976年からの3年弱続き、決してはるか昔のことではありません。プノンペンを訪れる以上、悲しい虐殺事件の歴史を知っておかなければなりません。博物館の周辺には「キリングフィールド」というスポットがあり、今でも遺骨が出てくると言われています。まさに観光地の中でも名所と言えるでしょう。

プノンペンの定番観光スポット④:セントラルマーケット

ショッピングに行きたい人はここで済ませよう

観光客や地元民でにぎわうセントラルマーケットは、ローカルな市場として大変有名です。フランスによって1930年代に建てられ、ドーム型の建物の中にたくさんのお店が並んでいます。建物はヨーロッパ風で、可愛らしい造りなので女子ウケ間違いなしです。見どころとしては食料品や電化製品、衣類や雑貨などこのマーケットだけで生活に必要なものが揃ってしまうところ。どの時間帯に訪れてもにぎわっていて、定番のものからローカルなものまであり、見ていて飽きません。お土産を買うのにもベストです。買い物に行きたいなと思ったら迷わずここに行ってみましょう。

フードコートも充実している

出典: https://traveldiary.tokyo/wp-content/uploads/2016/03/20160322_23-450x338.jpg

セントラルマーケットにはカンボジアならではのB級グルメが食べられる屋台も揃います。B級グルメの他にも、セントラルマーケット周辺にある、夜にしか食べられない屋台もあります。せっかく来たならカンボジア料理も食べに行きたいですよね。食べ歩きができるのも、セントラルマーケットの醍醐味です。またセントラルマーケット周辺に、プノンペンでも本格的だと有名なピザ専門店があり、セントラルマーケットから徒歩10分ほどで行けます。人気のお店で屋台の前には行列ができることも。ピザ窯で焼いた焼き立てのピザは絶品です。

プノンペンの定番観光スポット⑤:ワットプノン

プノンペンのシンボルとも称される

Photo by tnk_gn

こちらもセントラルマーケット周辺にある名所で、歩いて10分ほどで移動できます。ワットは寺、プノンは丘、クメール語で「丘の寺院」という意味を持ちます。600年ほど前に未亡人だったペン夫人が川で見つけた流木の中から4体の仏像を見つけました。その仏像をこの地に祀ったことから、プノンペンと呼ばれたそうです。ですのでプノンペンの地名はここから由来しているのではないかと言われています。ちなみにペン夫人の像も立っています。

ワットプノンの見どころとは

ワットプノンでの最大の見どころは、内部の豪華な装飾です。そしてその装飾に見合った金色の仏像がいて、思わず圧倒されるでしょう。天井や壁を埋め尽くす壁画も見事で、細部にまでこだわった様子がうかがえます。カンボジアの歴史を表しているのかなと考えながら回るのも、楽しいですよ。ワットプノンにパワーをもらいに行きたいですね。ワットプノンは空港から車で40分くらいで行くことが可能です。

ワットプノン周辺のカフェがおすすめ

ワットプノンペンからすぐのところにある、「カフェ・ド・プノンペン」は、外観からおしゃれでぜひお茶しに行きたいって時は立ち寄ってみて下さい。緑豊かな場所にそびえ立ち、ガラス張りでできた店内には明るい日差しが差し込みます。いすやソファなど家具1つ1つが可愛くて、思わず長居してしまいそうになります。コーヒーなどの飲み物やランチも楽しめるので、ゆっくりしたいときにも利用することができます。観光地周辺にあるのに、落ち着いた時間が流れています。

プノンペンの定番観光スポット⑥:トンレサップ川

クルーズ船から観光地を眺める

Photo byuncleb52

カンボジアの真ん中を流れる川で、メコン川とトンレサップ川を繋ぐ大きな川として知られています。このトンレサップ川でクルーズが楽しめるのです。クルーズでは王宮や川からしか見ることのできないプノンペンの街並みや名所、漁船や渡し船を見ることでプノンペンの生活を身近に感じられます。サンセットクルーズは、夕日が沈んでいくプノンペンを眺めることができ、とても感慨深くなります。中でも人気なのが「カニカリバークルーズ」で、おしゃれな造りの船と、美味しい料理を堪能しながらクルーズを楽しめます。デイナークルーズは地元の人からの人気もあり、満席になってしまうこともしばしばあるので予約すると確実です。

優雅な気分になれるクルーズを楽しみたいならこれ

もう一つ人気のクルーズ船が「カンボクルーズ」です。場所は王宮周辺から出ています。ランチとサンセットやディナーのサービスを行っていて、黄色に光る船なので見つけやすいです。この船もプノンペンの名所をゆっくりとまわり、2時間~4時間かけて周遊します。船内はクメール伝統の音楽がかかっていて、優雅な夜を過ごせるでしょう。お値段も良心的でサービスも充実しているので、また乗りに行きたいと思わせてくれる船ですよ。空港から直接乗り場まで行くなら、渋滞なしでおよそ1時間は見ておきましょう。

プノンペンの定番観光スポット⑦:プノンペン国立博物館

赤い建物が特徴的

カンボジア王宮の周辺にあるので、こちらもセットで見ておきたい人気の観光名所のひとつです。屋根はクメール様式を使い、深みがかかった赤が目を引きます。中庭に出るとわかりますが、緑と博物館の色が見事なコントラストを描いています。かの有名なアンコールワットを代表するクメール様式の芸術品や、各時代に建てられた遺跡を見ることができ、とても感慨深い気持ちになります。時系列ごとに丁寧に展示されているので、とても見やすく、わかりやすいですよ。

国立博物館の見どころ

見どころは何と言っても国宝級の貴重なお宝が多数展示されているところです。ライ王の像やヴィシュヌ神の像、6世紀ごろから残されている彫刻品などとにかく盛だくさん。展示品はケースには入っていないので、近い距離で見学できるのも魅力の一つです。またまるで相撲をとるかのようなポーズをしたガルーダ像が、観光客の間で人気です。展示品は他にも雨乞いの道具や船なども鑑賞できます。国立博物館も空港から40分くらいの距離にあります。

まとめ

Photo bytravelphotographer

「プノンペンの定番観光スポットおすすめ7選!人気の名所や有名な観光地をご紹介!」いかがでしたか。今回はおすすめのプノンペンの定番観光地を7選紹介しました。行きたいところは見つかりましたか。どこも外せない見どころ満載のスポットや有名どころがたくさんなので、迷ってしまいそうですね。またどのスポットも空港から1時間圏内にあるのも嬉しいポイントです。プノンペンの魅力を感じてもらえたら、ぜひ、ご自身の足で観光地を回ってみてください。きっとステキで少し神秘的な体験ができます。

麻衣
ライター

麻衣

海外旅行が特に大好きです。 これから旅行される方のお役に 立てればと思います。

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