台湾の名物グルメ「茶葉蛋」とは?
茶葉蛋(チャーイェダン)は、茶葉と香辛料で風味付けした煮卵で、「台湾風煮卵」とも紹介される台湾のコンビニの名物グルメです。茶葉蛋は、日本の煮卵と違って見た目が特徴的であり、恐竜のたまごのようなひび割れ模様がたのしめます。
台湾の人気コンビニグルメ
茶葉蛋は、台湾で人気のコンビニグルメで、レジ横のおでんの隣に丸い電気鍋で温めてあります。茶葉蛋はホットスナックの定番で1個30~40円で売られており、軽食やおやつに人気です。台湾のコンビニで香ってくる漢方のような独特な香りは、茶葉蛋のお鍋から来ています。
「茶葉」で煮込んだ「たまご」
茶葉蛋は名前のとおりの料理で、「茶葉」で煮込んだ「蛋(中国語で「たまご」)」です。当初は茶葉のみで煮込んでいたようですが、現在は、茶葉にくわえて香辛料・調味料で風味をととのえる作り方が定着しています。恐竜のたまごのような模様は、煮汁を白身に染みこませるための工夫であり、茶葉蛋ならではの見た目です。
味の決め手は八角
茶葉蛋は、台湾料理によく使われる香辛料の八角を使っており、八角が茶葉蛋の風味を特徴づけています。八角は、甘みとスパイシーさが同居した風味が特徴で、香りが強いので、好みがはっきりとわかれる香辛料です。
茶葉蛋は、漢方のような匂いが鼻を突きますが、味は香りほど強くはなくすっきりしているので、八角が苦手でない場合、一度食べると癖になるといいます。
茶葉蛋ってどんな食べ物?