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スコータイの見どころは?遺跡や寺院など観光名所をご紹介!

スコータイの見どころは?遺跡や寺院など観光名所をご紹介!

スコータイは、タイ北部の古都として人気の観光スポットです。スコータイに残る遺跡は世界遺産に登録され、何百年もの時を超えて微笑みをたたえ続ける仏像たちが迎えてくれます。今回は歴史に彩られたスコータイ遺跡の見どころをたっぷりご紹介します。

目次 [表示]

スコータイはどんなところ?

バンコクから北へ440キロ。タイ北部に位置する古都「スコータイ」。タイ最初の王朝が1238年に開かれ、現在のタイの基礎が築かれた場所です。スコータイ遺跡群はユネスコ世界遺産に登録され、荘厳な雰囲気と仏像の優雅さは、世界中から訪れる観光客を魅了しています。

スコータイへのアクセス方法

バンコクからは、北ターミナルからスコータイまで直通バスが運行され、手軽に快適に行けます。ただ、6~7時間かかるので、時間に余裕のある人に向いています。バンコクエアウェイズが1日3便就航しているので、時間のない人におすすめ。そのほか、旅行会社が催行しているスコータイ観光ツアーに参加してみるのも一つの方法です。

スコータイの天気・気候とベストシーズンは?

遺跡見学に最適なシーズンは、いつなのでしょうか?タイには大きく分けて3つの季節があります。2月下旬から5月上旬は夏季で、気温は40度近くまで上がり、かなり暑いです。5月下旬から10月中旬までは、降水量の多い雨季に。待ちに待った乾季は10月下旬から2月上旬で、雨が少なく朝晩は涼しくて過ごしやすくなります。観光のベストシーズンは、10月下旬から2月上旬ということになりますので、この時期を狙って訪れてみましょう!

スコータイは日帰りじゃもったいない!

まだまだ観光地化されていない、素朴な雰囲気が残るスコータイ。そんなスコータイの街を、のんびり散策するのがおすすめです。スコータイ遺跡の見どころは、何といっても朝焼けと夕焼けに染まる世界遺産。池に反射する光景は神秘的で、宿泊しなければ見られません。時間が許せばぜひともスコータイに宿泊して、素晴らしい光景を見ておきましょう。

スコータイの遺跡・寺院はどこにある?

Photo byKPG_2016

スコータイは、滞在に便利なツーリストエリアの新市街と、遺跡が点在する観光エリアの旧市街に分かれています。中心は、かつて王宮や寺院があった「スコータイ歴史公園」。第2の都市と言われていた「シー・サッチャナーライ歴史公園」、軍事都市だった「カムペーンペット歴史公園」に分かれています。それらは世界遺産に登録されており、それぞれ独特の風景はとても魅力的!

スコータイ遺跡群の巡り方は?

スコータイ歴史公園へ行くには、新市街からバスや乗り合いソンテウを利用するのが一般的。シー・サッチャナーライへは、バスで行けます。城壁内外の見学には、レンタサイクルでまわるのが便利です。広大な遺跡群エリアは徒歩でまわるのはたいへん困難。車の通行も少なく、道も整備されているので、快適なサイクリングが楽しめますよ。

スコータイ歴史公園

東西1.8キロ、南北1.6キロの城壁に囲まれた中心部と、城壁外の寺院などで形成されています。主要な遺跡は城壁内に36か所、城壁外に90か所、小さなものを含めると300か所以上にも。数百年にわたり埋もれていたタイ仏教黄金期の貴重な建物を、修復し公園として整備が行われ、その後世界遺産に登録されました。

シー・サッチャナーライ歴史公園

スコータイから北へ約60キロ、バスで1時間30分の場所にあります。ヨム川に沿うように城壁内と、チャリエン村周辺に分かれて遺跡が点在しています。スコータイ朝時代には第2の都市として発展し、城壁と堀に囲まれた周辺には、現在も14の寺院と200もの遺跡を保存。そしてそれらは貴重な建物として、世界遺産に登録されています。

カムペーン・ペット歴史公園

スコータイの南西へ、バスで1時間の場所にあるカムペーン・ペット。金剛の城壁の名前の通り、ビルマからの侵攻を防ぐための高さ約5メートルの城壁にぐるりと囲まれた軍事都市でした。スコータイ歴史公園やシーサッチャナライ歴史公園とともに「スコータイと周辺の歴史地区」として、ユネスコ世界遺産に登録されています。王室寺院ワット・プラケオにある巨大な涅槃像は必見!

スコータイ歴史公園の主な遺跡・寺院の見どころをご紹介!

1. ラームカムヘーン大王記念碑

スコータイ歴史公園内は、城壁内、城壁外の東部、西部、南部、北部に分かれており、現在確認されているだけでも、200を超える遺跡が点在しています。スコータイ王朝の3代目の王・ラームカムヘーンが、右手に経典を持ち左手で人民に教えを諭す姿が形どられ、その偉大が感伝わってくるようです。スコータイ最盛期を築き、もっとも功績を上げたことから大王の称号が与えられています。遺跡を見学する前にぜひ見ておきましょう。

2. ワット・マハタート

Photo byKPG_2016

スコータイ遺跡見学で、絶対に外せないのが「ワット・マハタート」。スコータイで最も重要で、最大の王宮寺院です。広い境内には185の仏塔と18の聖堂が建ち、中央に高くそびえる仏塔の下段には、ブッダの弟子たちのレリーフが残されています。多くの仏像はいい状態で、高さ9メートルのアッタロット仏や、高さ10メートルの巨大な坐像は必見です。

3. ワット・サー・シー

園内にある池の小島に建てられた、「聖なる池の寺院」という意味をもつ寺院。島には橋が架けられており、近くで見学できます。釣り鐘型のスリランカ様式の仏塔が見どころで、島の中央には本堂と座像、遊行仏が見られます。夕焼け時には、仏塔と仏像が池に映る神秘的な風景が、絶好の撮影スポットです。

4. ワット・シーサワイ

スコータイの中で最も古い遺跡の一つで、12世紀から13世紀にかけて造られたものと言われています。もともとヒンドゥー寺院として建てられたため、仏教寺院とは異なる独特な雰囲気です。細かい彫刻が施されたクメール様式の仏塔は、素朴な中にも凛とした強さが感じられる必見の建造物です。

5. ワット・トラパン・ングン

「銀の池」という人工の池に建つ小さな寺院です。小島にある本堂と池をはさんだ遺構から構成され、本堂跡には土台と支柱の一部が残されています。見どころは、スコータイ様式の仏塔と白い漆喰の仏像。スコータイ美術で特徴的なブッダの歩く姿を描いた遊行仏が見られます。しなやかな曲線を描くスコータイの仏像は、大変美しく魅力的。

6. ワット・シーチュム

Photo byhs5ekv0

旧市街の北側に位置する寺院で、特徴的な造りから観光客に人気が高く、スコータイを代表する寺院の一つに数えられています。高さ15メートル、幅11.3メートルの漆喰の大仏「アチャナ」は、バリ語で動かぬもの、変わらぬものという意味。今も変わらずスコータイを見守り続けているのでしょう。

7. ワット・プラパイ・ルアン

城壁の北方向にある寺院で、ワット・マハタートに次ぐ格式の高さを誇ります。スコータイで最も古い寺院で、クメール王朝時代の12世紀から13世紀初期に建てられた3基のクメール様式の仏塔が特徴。当初はヒンドゥー寺院として建てられましたが、スコータイ王朝以降は仏教寺院に変わり、立像と游行像が現在も残っています。

8. ワット・サパーンヒン

城壁の西側、スコータイ遺跡群から外れた丘の上にある遺跡です。石段を上ると頂上にはアッターロと呼ばれる、高さ12.5メートルの巨大な立像がお出迎え。寺院は、スコータイ最盛期のラームカムヘーン王時代の建立と言われています。頂上からは、スコータイ遺跡群を見渡すことができ、絶景が楽しめるので、ぜひ頑張って上ってみましょう。

9. ワット・チェトゥポン

城壁の南側から約2キロの場所にあり、建立時期は不明ではありますが、スコータイ王朝後期の重要な寺院と言われています。寺院の見どころは、ラテライトでつくられた本堂に、座仏像、涅槃像、立像、歩行像が4方向を向いて祀られていました。現在見学可能なのは遊行像と立像ですが、残念ながら完全な状態ではありません。

10. ワット・チャンローム

城壁東側1キロに位置する大きな仏教寺院で、ゾウに囲まれた寺院を意味しています。見どころは、スリランカ様式の釣り鐘型の仏塔の土台に、32頭のゾウの彫刻が施され、まるでゾウが仏塔を支えているかのよう。ゾウはタイ人にとって特別な存在で、仏教とも深く関わっています。美しく整然と並ぶゾウの彫刻を、ぜひ確認してみてください。

11. ラームカムヘン国立博物館

スコータイとその周辺で発掘された品々が展示されている博物館です。広々とした館内には工芸品、遊行仏を始めとするスコータイ王朝期の仏像、サンカローク焼の陶器類など多種にわたり展示。考古学に興味がない人でも十分楽しめる内容で、特にスコータイ遺跡が発見されたころの写真は興味深い内容です。遺跡見学と併せて訪れてみてはいかがでしょうか。

12. ワット・カオ・パノム・プルーン

シーサッチャナライ歴史公園の城壁内にある、パノム・プルーン丘に建つ寺院です。ヨム川や緑に包まれた歴史公園を見渡すことができるスポット。かつてのスコータイ王は、この寺院を中心と定め、さまざまな政を行っていました。残された仏塔はスリランカ様式の釣り鐘型。残念ながら先端は破損していますが、礼拝堂は比較的よい状態で保存されています。地面のレリーフにも注目!唐草模様の装飾や文字、地図のような模様が見て取れます。

スコータイには遺跡以外にも観光名所がある!

1. ホーリーハートランド

ホーリーハートランドは、新市街から北へ約12キロ先にある人工の島です。なぜこの島が観光地になっているかと言うと、島がハート形になっているため、カップルに人気になりました。毎年バレンタインデーになると、Love Festivalというイベントが開催され、気球に乗って上空からハートの島を眺めます。それによりさらに二人の距離が近くなるということでしょう。世界遺産の遺跡の街とは真逆のニュースポットです。

2. サンカローク陶器博物館

サンカローク焼きをはじめ、東南アジアの陶器などおよそ2万点のコレクションが展示されている博物館です。スコータイ出身の夫婦が50年の歳月をかけて集めた貴重な作品ばかり。スコータイに伝わる陶磁器の歴史がわかる展示品も多く、遺跡から発掘された青銅器や、古くから交易があった中国の品、そして周辺から発見されたサンカローク焼きも展示されています。スコータイの歴史や拝啓を学ぶことで、より観光が楽しめるのではないでしょうか。

3. スコータイを代表するお祭り・ロイクラトン

Photo bySergeant_Hiropon

タイのお祭りの中で最も美しい祭りと言われるロイクラトン。旧暦12月の満月の夜に、バナナの葉で作られたクラトン(灯篭)を、川の神に感謝して川に流すお祭りです。スコータイは、ロイクラトン祭りの発祥の地と言われています。コムローイと呼ばれる熱気球や花火が夜空に浮かび上がる様子は、大変幻想的で一番の見どころでしょう。このお祭りを見学するために、タイ国内や、世界中から多くの観光客が訪れます。

古都スコータイで悠久の歴史を巡ろう!

街外れにあり、守られた空間に点在するスコータイ遺跡は、チェンマイやアユタヤとは異なる独特な雰囲気が流れ、まるで歴史が静かに語りかけてくるようです。遺跡群をめぐりながら、その荘厳な佇まいをじっくりと味わってみてください。

emi
ライター

emi

兵庫県在住。旅行好き、ホテル好き、神社好き、そして絶景好き。日本と海外の素晴らしい場所を紹介していきたいと思います。

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