台湾の穴場グルメおすすめ19選！観光で食べたいおいしいグルメをご紹介！

「タピオカミルクティー」の爆発的ヒットから台湾スイーツや台湾グルメが人気となっている理由は、健康的な素材そのものの味を楽しめる優しい味わいの自然料理や、肉・麺類の甘辛や醤油ベースの素朴な味が日本人の味覚に合うからでしょう。

近年日本でも、続々と新規オープンする人気の台湾スイーツ専門店。台湾に旅行に訪れたら、ぜひ本場の台湾スイーツを食べたいですね。ここでは、観光客や地元民から人気がある定番の有名おすすめ台湾スイーツを3選ご紹介します。

「芋圓」といわれる台湾では定番のスイーツ。日本国内でも、ここ数年で芋圓を提供する台湾スイーツ店が続々とオープンしています。「芋圓」とは、つぶした里芋に、さつま芋やじゃが芋の粉を混ぜて、ひと口大の団子状に丸めて茹でた『芋版白玉』といったもの。芋圓そのものは芋の素朴な味わいなので、夏には冷やした甘いシロップ、冬には温か甘いシロップをかけて食べることが多く、年間通して楽しめる台湾では定番のおいしい食べ物です。

台湾スイーツを代表する「タピオカミルクティー」に劣らず、日本でも人気急上昇の「豆花（トウファ）」。健康志向に意識が高い人に人気の豆乳を使用した豆乳ゼリーで、日本でもなじみがある豆腐より柔らかく食感がよいと評判です。夏には冷やして甘いシロップや果物をトッピングしたり、冬には温めて黒糖をかけたりして食べる台湾定番のスイーツです。

日本では、流行に敏感な若者の間で人気沸騰中の「現烤蛋糕（シエンカオ ダンガオ）」は、カステラやシフォンケーキを合わせてプルプルにしたスフレにも似た食感の台湾カステラ。台湾全土で昔からある定番料理として有名です。台湾各地に必ずある「現烤蛋糕」を販売する店舗では、基本のプレーン味やチョコレートに芋、レモンやチーズなどの各店舗オリジナルの味が楽しめます。

台湾グルメのおすすめ定番ランチには、麺やお粥などの健康的な食べ物からガッツリ腹持ちのどんぶり料理など、台湾人だけでなく旅行で訪れる日本人観光客にも人気のランチに定番の食事があります。ここでは、ランチにピッタリなおいしい食べ物をご紹介していきましょう。

台湾全土で定番の「澹仔麺（タンツーメン）」は、日本のラーメンのような庶民的食事メニュー。簡単に安価で食べることができるおいしい食べ物として人気です。中太麺に海老の出汁でとった澄んだ旨味溢れるスープに、肉そぼろに香草やにんにくがトッピングされたおいしい定番ランチ。「澹仔麺」は、さっぱりスープと甘辛に味付けされた肉みその絶妙な味わいが癖になると評判の食べ物です。

身体に優しいメニューの食事が多い台湾グルメ。昼だけでなく朝の食事としても人気の「豆漿（トウジャン）」は、温めた豆乳で甘い味と塩味の2種類のベースがあり、油條（揚げパン）やザーサイに干しエビやネギをトッピングして、醤油や酢・ラー油などで味付けして食べる『日本のおぼろ豆腐スープ』といった食べ物。油條に豆乳が吸収されヤワフワ食感がおいしい食事です。

日本でも台湾グルメといえば人気がある「魯肉飯（ルーローハン）」は、豚バラなどを台湾醤油や砂糖で甘辛に味付けし、揚げ葱や干し海老と八角などと一緒に煮込んで、ご飯の上に煮汁ごとトッピングして味わう『豚煮丼』といった食べ物。甘辛で香辛料の効いた豚肉の旨味がご飯によく合い、台湾だけでなく日本人にもなじみやすいランチにおすすめ人気の食事です。

旅行の楽しみのひとつでもある地元で食べるご当地本格グルメ。台湾旅行のディナーにおすすめの食事には、日本でもおなじみ人気グルメが多くあります。ここでは、台湾ディナーにおすすめの人気がある食事を3選ご紹介しましょう。

日本でも冬になると食べたくなる辛い鍋料理といえば「火鍋」。アジア各地で食べることができる「火鍋」は、台湾でも人気の定番ディナー。日本では『中国のしゃぶしゃぶ』と、いわれることもあり赤くて辛いスープや鶏の旨味が優しい白湯など、2種類のスープで野菜・魚介・肉類などを煮て食べる鍋料理。台湾では、1人用の火鍋を楽しめる『おひとり様用火鍋専門店』も人気です。

台湾で有名な人気グルメとして必ず名前が挙がる「小籠包」は、台湾を代表するおいしい食べ物で、台湾旅行に行ったら絶対食べて帰りたい人気のメニューのひとつ。薄皮に包まれた肉餡のアツアツ肉汁で火傷をしないように、食べ方にもひと工夫が必要ですね。台湾全土に小籠包を専門に扱うレストランがあり、台湾旅行中どこでも味わえる定番人気グルメです。

麺類の料理が豊富な台湾では、ディナーにもおすすめの「牛肉麺」。一般的な牛肉麺は煮込んだ牛肉がトッピングされたラーメンで、地域により辛みの強いスープや薄味スープなどの違いがあります。台湾では、豆板醤を利用した辛く味の濃い牛肉麺をインスタントラーメンにしたファストフードが爆発的人気で、庶民的料理としても親しまれる料理です。

日本から台北限定ツアーもあるほど、台湾旅行の中でも人気の観光エリア『台北』には、有名観光地も多く台湾料理の名店も集まっています。台北エリアの人気観光地にある有名グルメ名店を、それぞれ観光地別にご紹介していきましょう。

台湾の首都でもある最大都市『台北』には、世界四大美術館の1つ『国立故宮博物院』や約509メートルの超高層ビル『台北101』、ローカルフードが楽しめる『観光夜市』など数日では回り切れないほどの観光名所が多い都市。大都市台北のおすすめ名店は、日本にも支店がある小籠包を世界に広めた「鼎泰豊」の「小籠包」。開店から閉店まで、観光客や地元民まで行列が絶えることがないほどの人気有名店です。

新北市には、人気のアニメ映画の中の世界観が、そのまま楽しめる大人気の観光地『九份』や、大自然の美しさを目の当たりにできる北海岸の『野柳地質公園』など、風光明媚な観光地が多くある魅力のエリア。新北市で絶対食べたいおすすめグルメ名店は、山河に囲まれた淡水エリアにある「可口魚丸」の魚のすり身団子のあっさり塩スープ「魚丸湯」。素朴な味わいのスープに合う肉まんもぜひ注文しましょう。

基隆市の中心地『基隆港』付近は、観光客用に遊覧船の発着もあり、海沿いのウッドデッキからの眺めは必見の価値あり。大型客船の発着もあるため、外国人観光客の姿も目立ちます。港という場所がら海鮮料理店が多く、コスパと味の良さでは名店といわれる地元でも人気の「吳記螃蟹羹」は、「油飯」と呼ばれる台湾風おこわと蟹の旨味たっぷりの蟹みぞれスープ「螃蟹羹」が絶品です。

台北に続き台湾で第2位の人口都市『台中（ダイヂョン）』は、台湾の歴史や最先端のアートに出逢える美術館やアートスポットも多いエリア。若手クリエイターの進出も多く、今後大注目の観光スポットです。そんな台中エリアにある、おすすめ名店グルメをご紹介しましょう。

台中のおすすめ有名グルメは、台中市内でもっとも歴史ある市場といわれる『第二市場』にある「山河魯肉飯」。甘辛ひき肉の魯肉飯が多い台湾の中で「山河魯肉飯」の「魯肉飯（ルーローハン）」は、大きな豚バラ角煮のトッピングが特徴的。醤油ベースに八角の香りが漂う角煮は、コスパ以上のおいしさで第二市場を訪れる観光客にも人気です。

外国人観光の穴場『苗栗県』は、リゾート温泉施設や廃線跡として残る、珍しいレンガ造りのアーチ橋などの観光名所、大自然の中で過ごすキャンプや果実の収穫体験など、地元台湾人には人気の休暇を過ごす避暑地として人気があるエリアです。苗栗県に行ったら是非食べたい名店グルメは「棗荘古芸庭園膳坊」。独自の文化と言語を持つ民族客家人の「客家料理」の名店です。特産でもあるナツメを使用した珍しい料理を楽しめます。

『彰化県』は山と海に囲まれた肥よくあふれる大地にあり、八卦山脈にはネイチャーアクティビティーや人気の観光スポット『八卦大仏』、台湾の古い歴史を感じる『鹿港龍山寺』など自然と台湾の歴史あふれる観光エリアです。彰化県では、人気名店「老担阿璋肉圓」で彰化県名物の「彰化肉圓（揚げ肉まん）」を味わいましょう。半透明のでんぷん皮に旨味たっぷり肉餡の揚げ肉まんが、スープの中で三位一体となり虜になるおいしさです。

台湾島の南部と東部『台南東』には、台南の風情ある古都を垣間見られる人気観光スポットや嘉義市内の文化路で毎夜繰り広げられる『嘉義夜市』など、人気観光スポットが多くあります。台東は、山と海に囲まれた広大な自然が味わえるエリア。台湾の観光地が多く集まる台南と台東の名店グルメをご紹介しましょう。

台南観光で人気の最古の城跡『安平古堡（アンピングーバオ）』やレトロな街並みが、映画セットのような『神農街（センノンジエ）』がある古都の台湾を垣間見られる『台南市』では、台南でしか食べることができないご当地グルメが多い町。海老チャーハンの「蝦仁飯」は、肉系丼が主流の台湾では珍しく人気のロコフードです。「集品蝦仁飯」の「蝦仁飯」は、薄味ベースでニンニクたっぷりのスタミナ飯で地元のランチとしても人気の味。

日本統治下時代の名残を残す建造物や美術館も残り、どこか懐かしさを感じる観光地『嘉義市』。嘉義中心地にある嘉義文化路は、日中は交通量の多い生活路で夜になると、地元民や観光客であふれる『嘉義文化路夜市』が毎夜開催される人気観光スポット。台湾料理の屋台が並ぶ夜市にある「郭家火雞肉飯」で人気の、嘉義発祥の七面鳥の肉を使用した「雞肉飯（ジーローファン）」がおすすめです。

台湾最大の港湾都市『高雄市』は、アジアとインドの中継地としても重要な街。中心地には『高雄85』などの高層ビルが立ち並び、街を流れる『愛河』沿いは、おしゃれなカフェやレストランがSNS映えすると評判です。高雄市で食べたいグルメは、「大圓環雞肉飯」の「鶏肉飯」と、絶品と評判の「蛤仔雞湯（ハマグリと鶏肉のスープ）」。鶏肉飯は、細かくほぐされた鶏肉に甘辛のタレがベストマッチのおいしい名物料理。

大自然が満喫できる『台東市』は、海や山の産物を利用した日本人の口に合うグルメが多数あります。日本米と同じような高品質の台東産の米や新鮮な海産物など、台東に訪れたら味わいたい有名グルメです。一度は味わいたい台東市のグルメには、濃厚なチーズのような発酵味と揚げたてのサクサクした食感がおいしいと評判の「林家臭豆腐」の「臭豆腐」があります。

台湾は日本から直行便飛行機で数時間の距離にあるとても近い外国。九州とほぼ同じ面積がある台湾本島は、山河海の自然美・近代都市・古都の台湾の歴史も多く残る魅力的な島。台湾には、日本人の味覚に合うスイーツやグルメが目白押し！ここで紹介した台湾グルメを参考に、今度の週末には台湾グルメツアーを計画してみるのもよいでしょう。