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バリ島の治安ってどう?気をつけるポイントを抑えて楽しい旅行に!

バリ島の治安ってどう?気をつけるポイントを抑えて楽しい旅行に!

バリ島の治安はどうなのでしょうか。バリ島へ旅行へ行く前に気をつけたいポイントを、治安の悪い場所や危険な地域など、項目別に詳しく紹介するサイトです。外務省の公式ページの最新情報をチェックして旅行するようにすることを強くおすすめします。

目次 [表示]

インドネシア・バリ島の治安ってどうなの?最新情報を確認!

Photo bysasint

インドネシアにあるバリ島は、日本人も多く訪れる観光地です。女性の一人旅や家族旅行としても人気があります。インドネシアを含む東南アジアでは、日本人観光客を狙った軽犯罪が多いのも事実ですが、最新のバリ島ではどうなのでしょうか。外務省が最新発表している2019年度の「海外安全情報」によると、バリ島の危険レベルは「レベル1:十分注意してください」に該当しています。レベル1〜4のうち最も軽度ではありますが、内容にもある通り、決して軽く考えてはいけません。楽しい旅行にするため、最新情報を基に、しっかり予習しておきましょう。

バリ島で考えられる危険とは?

Photo bysasint

バリ島で想定される危険とは、具体的に何なのでしょうか。ここからは実際に起きた事件などを基に、事例を加えながら詳しく紹介していきます。項目ごとに7つに分けて紹介していますので、行く前の参考にしていただけたらと思います。

スリ

Photo bystevepb

人が密集した場所では、スリの危険性が高まります。体がぶつかった風を装い、バッグやポケットにある財布・スマートフォンなどをこっそり抜かれてしまう、というものです。盗られてからしばらく気づかない可能性が高いのも、スリの大きな難点です。

ATMでのスキャミング

Photo by3D_Maennchen

ATMを利用する際、スキャミングされる被害が起きています。人通りの少ないATMだと、それだけ犯罪がやりやくすなり、危険性が高まります。後ろからパスワードを盗み見されていて、カードを直接奪い取られてしまうことや、カードの差込口に機械が取り付けられていて、カードの情報を読み取ってしまうという事件もありました。通常の差込口を一旦外し、覆いかぶさるようにして機械が取り付けられていることが多いです。

ぼったくり

フリー写真素材ぱくたそ

ある程度バリ島での価格に関する知識がなければ、ぼったくりに遭う危険があります。知識不足なばかりに、ショッピング代金やタクシー運賃が何倍もの値段で請求されていることもあるのです。笑顔でフレンドリーに話しかけてくると、断りにくいのも日本人の傾向として多いです。

ひったくり

幅の狭い道や人気の少ない場所で、背後から二人乗りのバイクが近づいてきて、バッグをひったくる被害が起きています。中にはバッグを離さなかったため、そのまま引きずられてしまった事件もあります。怪我をする恐れもあるので、大変危険な行為です。

トランプ詐欺

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観光地などで、一人か二人でフレンドリーに話しかけてきて、言葉巧みに家へと誘ってきます。ついていくと、家にいる者達とトランプゲームで賭けをすることになり、現金などを取られてしまう、という被害です。もちろん家に誘う者もいる者も、全員グルです。

薬物被害

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夜になると、繁華街などで大麻や麻薬を売る売人に声をかけられることがあります。インドネシアは薬物の犯罪に対して非常に厳しく、所持や使用は厳罰に処されます。実際に薬物所持で捕まる外国人も多く、バリ島の刑務所で服役しているそうです。

置き引き

Photo by Sekikos

ホテルのチェックイン時など、気を抜いたときに遭いやすい事件が「置き引き」です。ほんのちょっと目を離した隙に、荷物がなくなっていることがあります。また、レストランのようなゆったり落ち着けるような場所は、うっかり財布やスマートフォンを置いたまま席を立つと、二度と戻ってこない確率が高いため、注意が必要です。

バリ島へ旅行に行く前に、気をつけておきたいポイントとは

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ここからは、旅行へ行く前に気をつけておきたいポイントをご紹介します。バリ島で危険な目に遭わないためには、相手からターゲットにされないような予防をすることが大切です。そうすることで、被害を未然に防ぐことができるのです。

バッグの持ち方や位置は安全?<スリ・ひったくり・置き引き対策>

Photo byStockSnap

歩いているときは常に、ひったくりやすい歩道側にはバッグを持たないようにしましょう。完全に締めることができるリュックサックやポシェットだと、安全性がより高まります。また、ショルダーバッグのときは、たすき掛けにしてバッグの位置を体の正面に持ってきましょう。目の届かない位置にすると、スリの危険性が高まってしまいます。席についてバッグをおろすときも、必ず目の届く場所に置きましょう。

曖昧にせず、しっかり断る<ぼったくり・薬物被害・トランプ詐欺対策>

フリー写真素材ぱくたそ

物を買うときなどに優柔不断でいると、強引に相手のペースに飲み込まれ、ぼったくりに遭う危険があります。欲しくないときは、しっかり「NO」と断る勇気を持ちましょう。薬物の売人やトランプ詐欺などの誘いも同様です。旅行へ行く前に、バリ島の大まかな市場価格を情報収集しておくことも大切です。いざ迷ったときの、判断材料になります。

多額の現金を持ち歩かない<盗難・スキャミング対策>

フリー写真素材ぱくたそ

現金を一つの場所にまとめて入れておくのは危険です。万一盗難に遭遇しても、分散しておけば被害を抑えることができます。男性に多いですが、ポケットに財布を入れておくのは目立つので危険です。合わせてクレジットカードなど、キャッシング機能を柔軟に使うのがおすすめです。クレジットカードであれば、盗まれたときも電話1本で機能を停止させることができるので安全です。またIC機能のカードであれば、ATMでの機械を用いたスキャミングも防ぐことができます。ちなみにバリ島で主流のクレジット会社はVISAとMASTERカードです。

パスポートはコピーを持ち歩く

フリー写真素材ぱくたそ

パスポートは原本のまま持ち歩くのではなく、顔写真の部分をコピーして持ち歩くことをおすすめしています。なぜかというと、パスポートがスリや盗難の被害に遭うと、再発行にかなりの時間を要してしまうからです。原本は滞在先のセキュリティーボックスなどに入れておくと安全です。

カーチャーターを利用する

Photo by naitwo2

バリ島では、金額が不当に高いなどの悪質なタクシーも存在します。言葉が通じる「カーチャーター」を利用すると、ショッピングの際でもトラブルを防ぐことができるので安全です。ホテルまでの道のりを、一日いっぱい不安なく楽しめます。

バリ島で治安が悪い地域は?

Photo bySushuti

バリ島内でも、治安の良い地域と悪い地域があります。単に人気が多いことが安全なわけではありません。ここでは地域別に、比較的治安の悪い地域をご紹介します。あくまでも他の地域と比較しての見解なので、他の地域が全て安全だというわけではないので、注意してください。

バリ島で治安の悪い地域①クタ地区

「クタ地区」は人気のナイトクラブが多く、活気あるバリの雰囲気が楽しめるため、観光客が多く訪れる地域ですが、同時にバリ島で最も治安が悪い地域でもあります。スリや置き引きが多発しており、夜は麻薬被害も起きています。また、幅の狭い道が多く、ひったくり事件が起きやすいのもクタ地区の特徴です。

バリ島で治安の悪い地域②レギャン

観光客向けのお土産ショップやレストランが建ち並ぶ、活気のある地域「レギャン」ですが、ここもスリが多発している地域です。ショッピングを楽しむ観光客は、注意力が弱まってしまっていることも多いため、標的とされやすいのです。ポケットに入れた財布やスマートフォンは格好の的です。また、クタ地区と同様、深夜までにぎわうナイトスポットが多く点在しています。人気の多い場所や密集した屋内などでは、スリに遭ってもしばらく気づかない可能性があるため、危険性が高まります。深夜の一人歩きは避けたいところです。

バリ島で治安の悪い地域③スミニャック

ショッピングやグルメ・スパが楽しめる「スミニャック」は、女子旅でも人気のある地域です。日中から夕方にかけては活気がありますが、夜になると人気は一気に少なくなります。表立って治安が悪いわけではないですが、ひったくりは力の弱い女性がターゲットにされることが多いため、注意が必要です。女性の単独行動は控えた方が安全です。

バリ島で治安が悪い場所とは

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ここまでバリ島で治安が悪い地域を紹介しましたが、具体的にはどのような場所が危険なのでしょうか。次はスポット別に、気をつけたい点を紹介していきます。

バリ島で治安の悪い場所①ナイトクラブ

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人が密集する「ナイトクラブ」は、スリにとって格好のえさ場でもあります。わざとぶつかるなど、不自然に距離が近くても、さほど目立つことなく実行できてしまうからです。最新の情報では、現金だけでなく、クレジットカードやスマートフォンまで盗まれることがあるということです。また、薬物被害もナイトクラブでは起きやすくなっています。夜の高揚した雰囲気で、さらにお酒が加わると、薬物のハードルも低く感じる危険性があります。

バリ島で治安の悪い場所②幅の狭い道

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幅の狭い道は、ひったくりに遭う危険性が高くなります。背後からバイクで至近距離まで近づいてきても、幅が狭いと避けることができません。最悪の場合、怪我をする可能性もあります。直接「金を出せ」と要求してくるケースも考えられ、路地裏のような人目を気にしなくてもいいような場所では、要求が長引き、被害が大きくなる危険もあります。夜に出歩くときは、なるべくタクシーを利用しましょう。

テロ事件の影響は?本当に安全?

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インドネシアでは過去に数回、テロ事件が発生しました。2002年と2005年、日本人が巻き込まれた爆弾テロ事件も発生しています。現在のバリ島は、テロ事件の影響がないといえるでしょうか?最新の情報をお伝えします。

インドネシアで過去に起きたテロ事件

Photo byDariuszSankowski

2009年7月、ジャカルタの米国系ホテルで同時爆弾爆発のテロ事件が発生しました。ここでは多くの犠牲者が出ました。そして2016年1月、今度はジャカルタ中心部のテロによって、外国人1人を含む、4人が死傷しています。一方バリ島はというと、インドネシアでは珍しく、イスラム教徒ではなくヒンドゥー教が多いため、イスラム関連のテロの危険性は低いと考えられてきました。

現在のバリ島の治安は

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ジャカルタでのテロ事件の後、政府主導のもと、バリ島の治安は以前にも増して良くなりました。警備組織である反テロ部隊も配備されています。ただし、バリ島は外国人が集まる人気観光地のため、絶対に安全とまでは言い切れません。トラブルが起きやすい「ラマダン」前後は要注意です。人が多く集まっているような場所で、何か異変に気付いたときは、速やかにその場から離れるようにするなど、常に防犯の意識は頭の片隅に入れておくようにしましょう。現地日本大使館の緊急連絡先を控えておくこともおすすめです。

気をつけるポイントを抑えて、楽しい旅行に!

Photo bymohamed_hassan

バリ島で気をつけるべきポイントを、旅行へ行く前の参考にしていただけたらと思います。一度行ったことがある方でも、最新の情報をチェックすることが大切です。安全な旅行を心がければ、バリ島は一人旅や家族旅行でも楽しめる場所です。バリ島での特別なひとときをめいっぱい楽しみましょう!また、治安の最新情報は刻々と変わっています。バリ島へ渡航する際は、一度外務省の海外安全ホームページをチェックしていただけたらと思います。

外務省 海外安全ホームページ
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。
凪華
ライター

凪華

一人旅が好きで、どうしてもスケジュールにめいっぱい予定を詰め込んでいました。上手なスケジュールが組めるよう、記事を執筆しながら日々学んでいきたいと思います。

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