台湾観光で絶対食べたいおすすめグルメランキング15！おいしい名物をご紹介！

長期滞在しながら、暮らすように観光を楽しみたい街として、大人気の台湾。高級食材を使用した豪華なレストランでいただく海鮮料理からローカルなソウルフードまで、台湾には未開拓のおいしい料理がたくさんあります。今回は、台北・台中・台南エリアのご当地グルメを厳選して、ランキングでご紹介します。観光旅行で台湾を訪れた際に、お役立てください。

台湾最大の都市であり、魅力が詰まった台北エリア。人気のある台湾料理とおすすめのお店をランキング形式でご紹介します。

台北には有名な麺料理が数多くありますが、その中でも食べておきたいのが「牛肉麺（ニウロウミェン）」。ソウルフードの一つに数えられる牛肉麺のスープは、辛みのある醤油ベースのものと、牛骨で出汁を取った薄味の2種類があります。おすすめは、コンテストで金賞を受賞し有名になった「晶華牛肉麺坊」の「冠軍牛肉麺」です。

街中のお店で食べる昔ながらの牛肉麺よりも、あっさりしていると評判です。カウンター席もあるので、女性一人でも入りやすく、おしゃれなインテリアが特徴です。

観光で台湾を訪れたら、必ず食べるという女性が多い有名スイーツ「豆花（ドゥファ）」。個性豊かなお店が点在していますが、その中でも、口コミで注目されているのが「庄頭豆花担」です。夏の暑い日は氷入り、寒い日には温かいシロップ入りの豆花がおすすめ。白豆花が主流の台北で、作るのが難しいといわれる黒豆花を味わえます。

ミントグリーンの外観がおしゃれな「庄頭豆花担」では、白豆花と黒豆花をハーフ＆ハーフで食べるのがおすすめです。シロップの甘さも調節できますので、自分好みにカスタマイズしてみてはいかがでしょう。

台湾で有名なご当地グルメが「鵝肉（アーロウ）」。日本ではあまりなじみのないガチョウですが、台湾では、家庭料理として気軽に楽しめます。味付けも、白斬（塩ゆでしたもの）と燻製があります。口コミでも人気が高く、台北で一番有名なガチョウ肉専門店「阿城鵝肉」のガチョウ肉の燻製は、スモーキーな香りと、噛めば噛むほどあふれ出る旨みとコクが特徴。風味豊かな3種類のタレとともにお楽しみください。

「阿城鵝肉」では、ガチョウの部位やサイズを選べますが、1人～2人前では部位を選ぶことはできません。また、1,000円程度で2人～3人前のサイズのガチョウ肉がテイクアウト可能です。

台湾のおふくろの味とも呼ばれる、地元ならではの有名なご飯が「魯肉飯（ル―ローハン）」。白いご飯の上に、甘辛く煮込まれた豚の脂身などが乗っていて、肉好きの方にはたまらない逸品です。個性豊かなお店が軒を連ねる台北エリアの中で、おすすめはローカルな雰囲気が漂う工業地帯にある「今大魯肉飯」というお店。皮付き豚肉の角切りがトッピングされた魯肉飯は、おいしいと口コミでも評判になっています。ぜひ、お試しください。

「今大魯肉飯」でご飯を食べるときは、魯肉が入った壺で味付けされた煮卵や香茹排骨（アサリのエキスがたっぷり入ったスープ）と一緒に食べるのがおすすめです。

台北エリアで、おすすめの人気グルメが「紅蟳米糕（渡り蟹のおこわ）」です。渡り蟹の旨みを吸い込んだ台湾産のもち米の上に、柔らかい蟹の身がたっぷりトッピングされ、口の中に運んだ瞬間、蟹味噌の甘みと旨みが口の中一杯に広がります。グルメサイトなどでの口コミの評価も高い逸品は、本場・台湾の家庭料理を味わえる、有名レストラン「欣葉台創始店」で楽しめますよ。

SNS映え間違いなし！の「渡り蟹のおこわ」は、二人前から注文可能となっています。カジュアルな服装で食事を楽しめるところも人気です。

台湾の中でも、おいしい料理が街中にあふれる台中エリアは、グルメのホットスポットです。ノスタルジックな雰囲気が漂う台中エリアで、人気のスイーツや注目のローカルグルメをランキングでご紹介します。

日本でも有名な台湾スイーツといえば「タピオカミルクティー」。人気店はたくさんありますが、1983年創業の「春水堂創始店」が発祥として有名です。日本でも、春水堂のタピオカミルクティーは味わえますが、せっかくなら、ノスタルジックな雰囲気が漂う本店で、おいしいタピオカミルクティーを味わってみませんか。氷の量や甘さなど、自分好みにリクエストすることも可能です。

お茶専門店でありながら、フードメニューのラインナップも豊富です。タピオカミルクティーだけでなく、名物料理の数々も楽しんでみてはいかがですか。

台湾らしい晩ご飯を楽しみたい方におすすめなのが、台中で有名な台湾料理が味わえる「鼎王麻辣鍋」の「鴛鴦（おしどり）火鍋（ユアンヤンフオグオ）」です。スパイシーな香りのマーラー鍋と、豚肉と発酵して酸味の効いた白菜が入っている鍋の2種類を味わえます。テーブルの上に大きな鍋が置かれ、肉類をはじめ、台湾らしい食材を好きなだけ注文するスタイルが好評。大人数で食事を楽しみたいときにいかがでしょうか。

火鍋は体が温まり、観光で疲れた体を癒せると評判です。ヘルシーなお料理ということで、女性から注目されています。

1933年創業の老舗「台中肉員」で食べられる台中グルメといえば「肉圓（バーワン）」です。豚肉やシイタケで作った餡を、サツマイモの粉や片栗粉で作られた皮に包んで蒸し、パクチーやタレをかけて食べます。プルプルとした食感が特徴の肉圓と、ニンニク入りの甘じょっぱいタレの相性が抜群で、肉餡のジューシーな味わいが際立つ逸品でしょう。

肉圓と一緒に「台中肉圓」自慢の春雨スープの冬粉湯や、魚の団子魚丸湯を味わうお客さんの姿も多く見られます。

台中エリアを代表する料理が「大麺羹（ダーメンカン）」です。台中には専門店がたくさんありますが、50年以上の歴史を誇っている有名店が「英才大麺羹」。大麺羹は、煮込みうどんのように、最初から大鍋で麺とスープを煮込んでいます。トッピングの刻んだニラ、揚げた玉ねぎとエビがアクセントになり、とろみのあるスープに深い味わいがプラスされます。

お昼ご飯の時間になると、たくさんの人で賑わいます。行列が途切れることがありません。台中の名物料理を味わいたい方は、早めの来店がおすすめです。

台中を代表する料理といえば「小籠包（ショウロンポウ）」。モチモチの生地の中には、澄んだスープがたっぷり閉じ込められています。箸でつまむと、れんげに丁度良い温度のスープがあふれ出します。慌てて口の中に入れると、火傷しそうになることの多い小籠包ですが、地元でも有名な「沁園春」の小籠包は、猫舌の人でも大丈夫。かの有名な蒋介石も魅了された小籠包を堪能してみてくださいね。

蟹味噌の入った「蟹粉小籠」も味噌の甘みと旨みが濃厚でおいしいと評判になっています。スタンダードな小籠包との食べ比べもおすすめです。

食の宝庫といわれる台南エリアには、台北からのアクセスも良いため、絶品グルメを堪能するために、たくさんの観光客が訪れます。そんな台南エリアで、必ず食べておきたい有名料理やおすすめのお店をご紹介します。のんびりした雰囲気の台南エリアで、台南グルメを存分に味わってください。

台南エリアのご当地グルメで、人気の台南料理が「碗粿（ワングエ）」。碗粿は、溶いた米粉に豚肉やシイタケなどの具材を蒸し、醤油タレをかけお椀で出されます。台南のホットスポットとして注目されている國華街で有名な「富盛號」には、看板メニューの碗粿を求めてたくさんの人が訪れています。

お店特製の醤油ダレと、エビが入っていておいしいと評判です。有名店なだけに、先に席の確保をしてください。また、碗粿は袋に入れて持ち帰ることも可能です。

優しい味の料理が食べたいときにおすすめなのが、有名な台南料理「小巻米粉（ジャオジュエン ミ―フェン）」です。國華街でも味に定評がある有名店「邸家小巻米粉」で食べられます。注文が入ってからイカを茹でるため、柔らかな食感が絶妙。淡白なビーフンと、イカから出た甘みが感じられるスープの相性が良く、シンプルながらも海鮮ならではの旨みを存分に味わえます。ご飯というより、小腹が空いたときにおすすめです。

國華街（グゥオーホワージエ）といえば、台南のローカルな料理が食べられる人気のスポットです。台湾の薄味スープに物足りなさを感じる方は、テーブルにある醤油や辛味調味料を入れて、自分好みの味を楽しみましょう。

台南の名物料理で忘れてはいけないのが「牛肉湯（ニウロウタン）」です。地元・台南の人が朝ご飯の時に食べることもある牛肉湯は、切った生の牛肉に熱々のスープをかけたシンプルな料理。滋味深いスープは、塩気をほのかに感じる程度ですが、素材から出る旨みがじんわりと、口の中に広がります。たくさんある牛肉湯のお店の中でおすすめなのが、地元で有名な「文章牛肉湯」です。

一人で食べきるのにちょうど良い量で提供される牛肉湯は、朝ご飯にピッタリ。薄味のスープが特徴なので、テーブルに用意されている生姜を入れたり、タレをつけて自分の好みに味を変えていただくのがおすすめです。

白いご飯にかつお節の出汁、甘めの醤油、ラードを混ぜた上に、たっぷりの赤エビとネギをトッピングした逸品が「蝦仁飯（シャーレンファン）」です。旨みたっぷりの茶色のご飯は、いくらでも食べられるほどおいしく、赤エビの食感はプリプリで、海産物の街・台南ならではの美味しい料理が味わえます。ぜひ、老舗「集品蝦仁飯」で、台南十大料理を堪能してください。

有名店なだけに、一日中たくさんの人で賑わっています。お支払いは現金のみで、料理が運ばれたタイミングで支払うシステムになっています。

台湾全土で食べられる「担仔麺（ダンザイミェン）」ですが、台南の「度小月 台南中正路店」ものが有名です。台南を代表する料理の担仔麺は、小麦粉ににがりを入れ、少し黄色がかった「油麺」を使用し、エビの頭で取った出汁の効いたスープに、豚のそぼろ、香菜、煮卵などをトッピングした麺料理です。小さなお椀で提供されるので、ご飯というより、小腹が空いたときなどに味わってください。

ニンニクが多めで、香菜（パクチー）も入っています。苦手な方は、オーダーの時にお店の方に伝えてください。また、担仔麺にトッピングされている特製「肉燥（豚肉のそぼろ）」が缶詰で販売され、お土産に喜ばれています。

日本人はもちろん、世界中の人々から注目を集めている台湾料理の数々をエリア別に、グルメランキングでご紹介しました。朝ご飯からおやつ・夜食まで、何度でもリピートしたくなるのが台湾のご当地グルメです。ぜひ、活気あふれる台湾の街を観光しながら、台湾の「おいしい」をまるごと味わってください。