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上海一高いビル「上海タワー」からの景色は必見!楽しみ方&注意点を解説!

上海一高いビル「上海タワー」からの景色は必見!楽しみ方&注意点を解説!

上海は日本からも近いということもあって、週末に行ける人気の海外旅行先でひとつです。上海の高層ビル群の中でも目立つ存在の上海タワー、上海で人気の3大超高層タワーのひとつの上海タワーを徹底リサーチ!上海タワーについて詳しく紹介します。

目次 [表示]

上海の基礎情報

上海は、長江下流のデルタ地帯にある中国最大の商工業都市です。昔は漁村だった街が水運と商業が栄えて貿易港と発展し、国際都市へと変わりました。イギリス、フランス、アメリカの租界(特権的外国人居留地)が設けられ、外国企業が上海に支店を置くなど各国の金融ビルが建ち並ぶようになります。外灘には、20世紀初めに建てられたレトロな建造物がたくさん残されています。

上海タワーについて

上海タワーは2016年にオープンしたねじれた形が特徴の建物で、ドバイのブルジュハリファに次ぐ、世界で2番目に高いタワーです。上海のランドマーク的存在で、文化と建築技術の融合が評価に繋がり、ジア太平洋部門の最優秀高層ビル賞に輝きました。ねじれたモダンなデザインは、アメリカのゲンスラー社が手掛けています。中国で最も高い建物としても有名です。

上海タワーはどのくらい高いの?

上海タワーの高さは632メートルで、中国語では上海中心大廈の表記です。高さ828メートルのドバイにあるブルジュ・ハリファに次いで、世界で2番目の高さがあります。塔の部分を入れると、東京スカイツリーが634メートルになるので、上海タワーは3番目です。浦東の高層ビル群の中でも、ねじれた形の上海タアーはひと際目立っています。

上海タワーのエレベーターは世界最速!

上海タワーの世界最速を誇るエレベーターは、三菱電機の日本製です。1階から119階まで超高速エレバーターが3機あり、すべて日本製のエレベーターが使われています。119階まで55秒で到達する高速エレベーターは、1秒間に18~20.5メートル上昇し、コインも倒れない程の安定感があるという、驚きの凄さのエレベーターです。

どうしてエレベーターすべてが日本製なのか

1階から119階まで上がる超高速エレベーターが、すべて日本製です。1台くらい中国製のエレベーターでも良いのではと思われますが、その答えを中国側が発表しています。「技術レベル、材料の応用、工業設計はこれほどの高い要求を満たすことができないため」という説明です。日本のイノベーションが素晴らしかったからだといえます。

上海タワーへのアクセス

上海タワーへの最寄り駅は、地下鉄2号線の陆家嘴駅です。中国語読みでは「ルージアズイ ヂャン」で、日本語読みは「りくかすいえき」になります。陆家嘴駅で下りて、5番出口か6番出口から屋外に出て歩道橋を渡って、徒歩10分くらいで到着です。

上海タワーの営業時間

上海タワーの営業時間はフロアによって時間が異なります。不定期で休業することもあるので、事前にホームページなどでチェックしてください。126階は見学スペースに限りがあるので、1日4回ツアーがあり、1回40人までと制限があります。希望時間のチケットを予約購入が必要です。

118階 8:30~22:00
125階 9:30~22:00
126階 14:00 15:00 16:00 18:00

上海タワーの料金

チケットの料金は、118階、125階、126階と、階によって3種類にあります。子供料金は、身長が100センチ~140センチが子供料金の定義です。100cm以下の子供は入場無料なので、家族連れにはお得になっています。

118階 料金
大人 大人が180元(約3060円)
子供 90元(約1530円)
60歳以上のシニア・障碍者・学生 120元(約2040円)

125階 料金
大人 220元(約3740円)
子供 110元(約1870円)
60歳以上のシニア・障碍者・学生 150元(約2550円)

126階 料金
大人 360元(約6120円)
子供 180元(約3060円)
60歳以上のシニア・障碍者・学生 240元(約4080円)

支払い方法

上海タワーの料金の支払い方法ですが、現金でもクレジットカードでも支払うことができます。外国人はパスポートの提示と中国人は、身分証明書の提示が必要です。外国人は必ず、パスポートを忘れずに持って行きましょう。

上海タワーは予約は必要?

あらかじめチケットは予約購入することをおすすめします。予約購入しておくと当日はスムーズに行動することができるのと、料金に割引があるのでお得です。予約購入したチケットは、モバイルバウチャーが可能なのでとても便利で、チケットを忘れる心配もありません。126階のチケットは必ず予約購入していた方が安心です。

【上海の頂点】上海タワー:118F展望台チケット - KKday
2016年に完工した中国で一番高い超高層ビル。360度上海の全景が見下ろせます!上海タワーは中国経済の中心地、浦東陸家嘴金融中心区にあります。以前上海一高いと言われた、金茂大廈、環球金融中心、東方明珠塔など現在は全てあなたの足元ですよ!もちろん素晴らしい黄浦江の景色は余すことなく一望できます!

上海タワーの注意点

上海タワーでは注意すべき点が3つあります。上海は世界中から観光客が訪れる人気の観光都市で、上海タワーは中国でもっとも高い建物としても有名です。上海タワーを観光する上で、事前に知っておくと、当日慌てずに行動することができ便利です。それぞれ詳しくみていきましょう。
 

パスポートを忘れない

海外旅行者の場合、チケットなどを購入する時などはパスポートの提示が必要です。場所によっては、自国民と外国人と料金が異なったりパスポートを忘れると、チケットが買えないことがあります。グループで訪れる際も必ず人数分のパスポートは持参するようにしましょう。

ライターの持ち込み禁止

上海タワーに入場する際は、セキュリティチェックがあり、空港と同じように手荷物の検査があります。危険物は持ち込むことができません。特に煙草を吸われる方は注意が必要です。ポケットにライターが入っていないか入場前に確認しましょう。

PM2.5の影響を受ける

上海の空は日によっては、視界が悪いときがあります。天候によって左右されますが、PM2.5の影響も大きいです。特に冬場はPM2.5の影響を受けやすいといわれています。事前に上海の天気予報や大気汚染情報など確認しましょう。

上海タワーの楽しみ方

上海タワーには展望台での眺望を楽しむだけではなく他に、お店やオフィス、イベントホール、レストランなどがあり、さまざまな楽しみ方がある観光スポットです。それでは上海タワーでの8つの楽しみ方を紹介します。

上海タワーの楽しみ方①:スリル満点のクラッキングフロアからの眺め

クラキングフロアはデジタル仕様になっているので、歩いていると突然床のガラスが割れたようなアニメーションに変わります。床が割れ、急に高さ632メートルからの地上の風景が現れると、心臓がバクバクするようなスリリングです。空中を歩いているような気分を味わえます。子供から大人まで楽しめる、面白いアトラクションです。

上海タワーの楽しみ方②:展望台からの絶景を見る

上海タワーの展望台は、高さ546メートルのところにあります。タワーの高さは世界2位ですが、展望台の高さは世界一です。展望台からの眺めは、上海の街並みが360度の大パノラマの絶景で、周辺の高層ビルも見下ろす眺望は素晴らしいといわれています。夜は外灘などの夜景も見渡すことができる素敵な展望台です。

上海タワーの楽しみ方③:最新のⅤRを体験する

ここでは最先端のバーチャルリアリティの体験ができます。最新のVR体験ができるのも魅力的です。上海パワーの外に突き出している細い板の上を歩いて行くというようなスリリング体験ができます。まさに空中散歩をしているような体験ができるので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

上海タワーの楽しみ方④:フォトスタジオで記念写真を一枚

上海タワーのフォトスタジオでは面白い写真が撮ることができます。上海タワーの空中を浮いているような、世界一高い展望台からの風景写真です。世界一高い展望台からの風景を大切な思い出の一枚として残すことができます。写真の料金は2枚で100元(約1700円)です。

上海タワーの楽しみ方⑤:上海タワー限定のお土産物をチェック!

上海タワーには118階の展望フロアと地下2階に、ギフトショップのトップ・オブ・上海ストア(Top of Shanghai Store)というお店があります。ここでは上海のお土産物を買うことができ、中でも上海タワーのオリジナルグッズは好評です。上海タワーをモチーフにした商品が多く揃っているので、お店をご覧になってください。

上海タワーの楽しみ方⑥:上海タワーからエアメール

118階の展望フロアには、ポストカードや付箋、バッグ、ペットボトルなどを販売してる売店があります。ここには郵便ポストが設けられていて、購入したポストカードをすぐに郵便で送ることができ、観光客に人気です。記念にエアメールを送ってみてはいかがでしょうか、思い出にもなり喜ばれます。

上海タワーの楽しみ方⑦:スカイガーデンで季節の花々を楽しむ

上海タワーの2階にオープンスペースがあります。ガラス・カーテンウォールとちょうど中心の建物の間に設けられたのが、開放的なスカイガーデンです。名前の通り緑化された場所で、休憩のために置かれたソファーがあります。8階にある憩いの広場があり、外の景色をみることができ、穴場のスポットです。

上海タワーの楽しみ方⑧:上海タワーの博物館を楽しむ

上海タワー37階には、博物館があります。館内は陶器のような円形のホールの床には、人口の大理石の施工です。全体的に高級感が溢れているような、洗練された印象の受けるフロアになっています。陶器を始め、金器、粘土や石膏を材料として使った塑像などが展示され、中国の庭園を館内に再現したハーフエーカー(半畝)園、オリーブ園、は人気です。

上海タワーの夜景

上海観光の目玉といえば、きらびやかで美しい夜景です。日が暮れると黄浦江河畔はライトアップされ、美しいイルミネーションを見ようと観光客が集まります。夜景を楽しむ観光船が出たり、夜景を楽しみながらレストランで食事をして過ごすのも素敵です。その様子を上海タワーの展望台から眺めることができます。

ライトアップされる時間

黄浦江が上海市内の中央部を流れており、黄浦江西岸(中山東一路)に面した辺り、上海タワーから見下ろすようにあるのが外灘です。ライトアップされる時間帯は、季節によって多少異なりますが、通常19時~22時に点灯されます。早めにお越しになって、点灯される瞬間に立ち会うのもいいです。

上海タワーのレストラン

上海タワーの地下2階から地上5階までがレストラン街です。レストランも多数お店を構えていて、数百あるといわれています。特に人気の中国を代表するレストランや手軽に食べることのできるフードコート、上海で有名なパン屋さんのお店などが人気です。上海タワーの人気のレストランを紹介します。

中国料理「foodrepublic」

中国のローカルフードを食べることができるレストランです。お値段もリーズナブルな価格で、中国の美味しい食べ物が集まっている人気のお店になります。注文から提供までの時間はかかりますが、すべて注文が入ってからの調理スタートです。オープンキッチンになっているので、料理の進行状況も見ることができ楽しめます。
 

上海の有名パン屋「wode」

「wode」は上海でも3本の指に入るほど有名なパン屋です。店内は高級感溢れる落ち着いた雰囲気があります。イメージ的にはフランスのパン屋さんのような特徴的なデザインで、観光客から支持がされる人気店です。朝食にも向いている美味しそうなパンが多く並び、開店前から行列ができています。人気店なので混雑するので、時間を調整してお越しになってください。

フードコート「大食代」

上海で人気のお店の「大食代」は日本でいう、フードコートに近いお店です。近年でインテリアなどがリニューアルされ、料理の質とメニューがレベルアップされました。フードコートとは思えないような、豪華な料理に驚きます。中国料理だけではなく、日本料理や東南アジアの料理もあって、アジアの人達にも人気です。フードコートなので予約はできません。

上海タワーのホテル

上海センターJホテル(上海中心J酒店)

上海センターJホテルは、一番高い場所にある五つ星ホテルです。スカイロビーは68階にあり、84階~101階までが客室になります。ホテルオープンが遅れに遅れていて2019年に開業とされていますが、(201912月21日現在)ホテルは開業されていません。ホテルがオープンは未定です。開業となったら予約者が殺到すると考えられます。

 

パークハイアット上海

上海ワールドフィナンシャルセンターにあるホテルで、フロントはビルの87階にあります。内装は自然素材を使ったインテリアで暖かい感じがするロビーです。ホテルの随所に飾られているアートは、六本木ヒルズの森美術館の強力を得ました。高層階の客室からも上海市内や黄浦江を眺望できるスペースがあったり、プールやジャグジーからも望むことができます。

フレイザー スイート トップ グローリー 上海

夜景の綺麗な外灘にある夜景の素晴らしい場所にあります。上海タワーへは徒歩7分の距離です。内装はモダンはインテリアを基調とし、清潔感があるのと客室が広いと人気があり、またアパートメントタイプなのでキッチンやコンロなども完備されています。長期滞在向きのホテルです。

上海タワーを満喫しよう

現在世界第2位の高さを誇っている上海タワーですが、2020年には世界5位に後退するといわれています。世界中で超高層ビルがいくつも建設中なのには驚きますが、どこかの国でまた日本の技術(エレベーター等)が役立っていると嬉しいです。ホテルオープンが楽しみですが、上海にお越しの際は世界一高い展望台からの絶景を楽しんでください。
 

sadia
ライター

sadia

バスガイドという職業をしていたせいか、旅行に行くことが大好きです。京都が好きで、月に一度は訪れています。海外へは年に3~5回は出かけ、特によく行くのが韓国で、チェジュ島には散歩に行くみたいによく行きます。アジアが好きなので、タイ・ベトナム・カンボジアなど世界遺産に登録されてる場所には、必ず行くようになりました。今では遺跡巡りをするのがライフスタイルになっています。遺跡を見て感動したのは、古代ヒッタイトの遺跡があるトルコのボアズカレとインダス文明が栄えたパキスタンのモヘンジョダロなどはもう一度時間をかけて訪れてみたいです。

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