はじめに
「カンボジアってどう行くの?」「カンボジアって何があるの?」「カンボジアに興味があり行ってみたいけど何か情報を得たい!」今回はそんな方々に向けて、世界遺産の1つでもあるアンコールワット遺跡群から1番近い町「シェムリアップ」について、シェムリアップ空港から市内までの行き方、主要な観光地やお店についてご紹介致します!
シェムリアップ空港とは
シェムリアップ空港は「アンコール国際空港」とも呼ばれており、カンボジアの国際空港の1つです。近年では、国内線ターミナルだけではなく、国際線のターミナルも発達が進んでおり、気軽にアクセスができる場所としても取り上げられるようになっています!
日本からの移動時間
成田空港からシェムリアップ空港へは、経由便利用で往路・復路、ともにおよそ10時間前後かかります。日本の空港からシェムリアップ空港への定期直行便は無いため、行き方としてはホーチミンやハノイ、バンコクなどで乗り継ぎが必要となります。
プノンペン空港との違い
カンボジアの首都であるプノンペン。シェムリアップよりも近代的な建物が並ぶこちらの都市にも、国際空港であるプノンペン空港があります。プノンペン空港へは、日本から定期直行便が1日1回あり、移動時間は往路・復路共に7時間前後となります。
シェムリアップ空港の施設・設備
ターミナル・ロビー
前述にもあるように、シェムリアップ空港内には国内線と国際線の2つのターミナルがあります。日本からの旅行での利用は少ないかと思いますが、両ターミナル間の移動距離はおよそ1km。徒歩で15分程の場所にあります。また、こちらの空港ターミナルにはボーディングブリッジなどの乗降設備がない為、飛行機からロビーまでは外を歩いてからの搭乗となります。
シェムリアップ空港のお食事・お土産処
空港内のロビーにはいくつかのお店が入っています。主に出国ロビーに多くのお店が入っており、レストランやFCCなどの食事処、免税のお店も入っているので旅行のお土産を買い忘れても、ここで購入ができます。しかし、販売価格が市内より若干高く、空港価格となっているので、お土産などはできるだけ市内で買ってしまうほうがお得です。
両替所
空港ターミナル内には、両替所も設けられています。出発の際に両替をし忘れていた場合はぜひここで両替していきましょう。カンボジアの公式通貨は「リエル」で、主に市場に流通している通貨は「ドル」となります。レートにより変動はありますが、およそ1米ドル=100円。1米ドル=4000リエルとなります。細かいお金はリエルで支払うこともできますが、トゥクトゥクやタクシーなどの乗り物の運賃をはじめ、食事代やホテル代などの支払いは米ドルが主流となります。
カンボジア入出国時の注意点
パスポート・ビザの取得
カンボジアの入国の際には、残存期間6ヶ月以上のパスポートとビザが必要です。旅行が決まったら、残存期間の確認とビザの取得を行いましょう。ちなみに、ビザの取得には、この3つが主な取得方法となります。
- 大使館で直接取得
- インターネット(e-visa)で取得
- 現地空港で取得
入国・出国の流れ
空港に到着、もしくは、空港を出発する際の流れは大まかに以下のようになります。
入国の流れ
- 入国審査
- 荷物の受取り
- 税関手続き
出国の流れ
- 搭乗手続き
- 出国審査
- 税関手続き
税関
入国・出国時ともにカウンターでは税関申告書が必要となります。例えば、入国・出国に関わらず1万ドル相当以上を所持している場合は申告が必要となります。この他にも、入国の際の持ち込みの制限や出国の際の持ち出しの制限がありますので、事前に確認をしてから旅行をするといいでしょう。
- 審査については、規則が変更される場合もある為、大使館などで最新の情報をしっかり確認してから準備・出発がオススメ!
空港から市内への行き方・移動時間
シェムリアップ空港から市内までの距離は約7キロ、車両での移動時間は約20分ほどとなります。空港内に「エアポートタクシーサービス」があり、こちらを利用して市内までのチケットを購入することができます。
タクシー・バイクタクシー
am6:30〜pm11:00
- ミニバン:$15
- タクシー:$10
- バイクタクシー:$9
- ミニバン:$20
- タクシー:$15
- バイクタクシー:$14
トゥクトゥク
am6:30〜pm11:00
- トゥクトゥク:$9
- トゥクトゥク:$14
送迎シャトルサービス
最後に紹介するのが、宿泊施設による送迎サービスでのアクセス方法。市内までの行き方としては、安全に移動できる方法の1つです。事前に宿泊施設に、シャトルサービスがある場合は、予約をすることで到着ロビーにて待ってくれます。価格は$10前後が多く、ホテルだけではなく、ゲストハウスでも行っているので、宿泊先を決める際の選択基準として考えてみるのもいかがでしょうか。
移動の際の注意点
主な市街地周辺の行き方は上記となります。空港から市内までのアクセスはしやすく、市街地周辺までの目的地の場合は、ほとんどの場合が言葉で伝わります。しかし、万が一の為、行きたい場所のメモわかりやすとっておくと便利です。カンボジアではチップを渡すこともありますが、送迎をしてもらった後に乗車賃のほかにチップは必要ありませんので、提示されていた乗車賃のみを支払えばOKです。
シェムリアップ近郊の観光地・ホテル
シェムリアップ市街地周辺
シェムリアップには、ホテルからもアクセスがしやすい場所にマーケットが多数あり、アジアの街並みを体験できます。ショッピングセンターなどのお店もありますが、マーケットでは食べ物をはじめお土産なども幅広く売っている為、ぜひそちらを観光して現地の様子をたのしむのもいかがでしょうか?
主なマーケット・モール
- パブストリート・ オールドマーケット
- ラッキーモール
- シェムリアップ・アートセンター・ナイトマーケット
- ヌーン・ナイトマーケット
- アンコール・ナイトマーケット
遺跡群周辺
シェムリアップでの遺跡観光といえば、やはり「アンコールワット遺跡群」。人生で一度は行ってみたい場所としても名高いアンコールワットをはじめ、多くの遺跡がシェムリアップ周辺にあります。アンコールワット遺跡群へのシェムリアップからのアクセスは距離にして約7km程です。行き方は、トゥクトゥクやレンタル自転車などを利用して約20分ほどのところにあります。チケットパスを利用して、複数の遺跡群を回ることができますが、チケットパスで見学可能な遺跡と不可の遺跡があるので要確認・注意が必要です。
ホテル・ゲストハウス
シェムリアップ市内から遺跡群の周辺には、ホテルやゲストハウスが多数あります。ホテルは格安から高級ホテルまで幅広く、ゲストハウスも日本人がよく利用する日本人宿と呼ばれるようなところもあります。ホスト(管理人)が、日本人のゲストハウスもある為、言葉に少し不安があるという方にも安心です。シェムリアップ観光は、どこの宿泊地からも比較的アクセスをしやすい為、どういった旅行にしたいか、コンセプトを決めて探すと決めやすいと思います。様々な宿泊スタイルの施設があるので、ニーズに応えてくれるホテルを見つけましょう。
観光・宿泊の際の注意点
海外旅行での被害といえば、やはり盗難やひったくり、スリです。ホテルの客室の中といえど、貴重品は鍵つきのものにいれるなど細心の注意を払いましょう。街中では警察が見回りをしていますが、日本人のひったくり被害も多数あります。道中やお店のなかでは、自らの身は自ら守る気持ちで観光をしましょう。
おすすめ!カンボジアの食べ物
クメール料理
カンボジアの伝統的な食べ物といえば「クメール料理」です。カンボジアの食べ物は、タイや周辺国の影響もありパクチーなどの香辛料が多く使われていますが、唐辛子などの辛いスパイスは少なく、日本人の口にも合うおいしい料理がたくさんあります!そんな、クメール料理をたのしめる場所は屋台だけでなくレストランなどのお店にもたくさんあるので、旅の間で一度は食べてみてください。
2.屋台グルメ
マーケットへ観光に行った際、ぜひ、堪能したいのが屋台で買う食べ物です。串焼きから、フルーツジュースのザ屋台グルメ以外にも、焼きバナナのようなスイーツ、昆虫など、日本では絶対にないような食べ物まで豊富なラインナップがあります。ぜひ旅の思い出に挑戦してみてはいかがでしょうか。
3.食事の際の注意点
カンボジアでの食事の際、注意をしたいことは衛生面です。飲み水などは必ずペットボトルのものを購入して飲むようにし、生の食べ物も屋台はできるだけ避け、ホテルやお店などで提供されたものを食べましょう。せっかくの旅行を体調不良で潰してしまうのは悲しいことですので、特に食べ物については気をつけましょう。
さいごに
シェムリアップでは、世界遺産でもあるアンコールワット遺跡群を身近に感じ、さらには、その街並みすらもたのしむことができる、一風変わったアジアを体験できます!近年では旅行客も増え、徐々に観光都市としても発達をしてきているカンボジア。次の旅の一択として考えてみてはいかがでしょうか。