目次 [表示]
- ヤンゴンってどんな街?
- ミャンマーの旧首都
- 観光スポットがたくさん!
- 日本から行きやすくなった
- ヤンゴンのモデル観光コース:空港からスーレーパゴダへ
- 目立つ金ぴかのパゴダは定番スポット
- ゴージャスすぎるパゴダの内部は一体
- 見どころは仏塔や仏像だけではない
- ヤンゴンの観光モデルコース②:マハバンドゥーラ公園へ
- 緑豊かで歴史を感じられる名所
- ヨーロッパ風の建物が見どころ「ヤンゴン市庁舎」
- ヤンゴンの都市遺産リストに登録されている「最高裁判所」
- ヤンゴンの観光モデルコース③:ボージョー・アウンサン・マーケットへ
- お土産探しに人気のスポット
- ミャンマーの民族衣装に挑戦してみよう!
- 雑貨大好き女子にも人気
- ヤンゴンの観光モデルコース④:セントメアリー大聖堂へ
- ヤンゴンで一番大きな教会
- 見どころは内部のステンドグラス
- お祈りも忘れてはならない
- ヤンゴンの観光モデルコース⑤:インヤー湖へ
- ローカルだけれど定番観光地
- ヤンゴン1美しい夕日が眺められる名所
- ヤンゴンのコーヒーチェーン店で一休み
- ヤンゴンの観光モデルコース⑥:チャウッタージー・パゴダへ
- 超巨大な寝釈迦仏に圧倒される
- 写真に全ておさめたいなら足元から撮るべし!
- 有名な八曜日の祭壇
- ヤンゴンの観光モデルコース⑦:シュエダゴン・パゴダへ
- 有名な定番観光スポット!ミャンマー最大の寺院
- 豪華すぎる外観の見どころ
- 仏塔1つ1つを見て比較してみる
- ヤンゴンの観光モデルコース⑧:チャウタンへ
- 水上に浮かぶ寺院
- 見どころは豪華な装飾「イエレー・パゴダ」
- 気になるパゴダ内は
- まとめ
ヤンゴンってどんな街?
ミャンマーの旧首都
今でこそ「ヤンゴン」という名前は有名ですが、旧名称は「ラングーン」という名称で、1989年に「戦いの終わり」を意味する「ヤンゴン」に変わりました。ミャンマー自体の面積は日本の約1.8倍と、東南アジアで最も広く多様な風土・民族と共に生活をしている国でもあります。首都であったにも関わらず穏やかでゆったりとした時間が流れるエリアで、どこか懐かしく癒されること間違いなしです。
観光スポットがたくさん!
ヤンゴンには有名な名所がたくさん残されており、そのほとんどが仏教を中心とした寺院やパゴダです。ヤンゴンでしか見られない自然豊かな情景を見ることもでき、まさにアジアを感じられるスポットばかり!それほど観光地化されておらず、アジア最後の秘境地とも称されているので、神秘的な空間を存分に味わえます。一度訪れたら、再訪したくなる不思議な魅力を持つ街として人気があるのが、ヤンゴンなのです。
日本から行きやすくなった
近年観光客が急増しているヤンゴンへは、成田空港から直行便で行くことが可能です。乗り換えがあると面倒ですが、直行便なら楽ちん。更に日本の航空会社・全日空利用のため、安心して飛行を楽しめます。また、ミャンマーのどのエリアへ渡航する際にもビザが必要でしたが、日本のパスポートなら2020年9月までビザが免除になっています。ミャンマーへ渡航を考えている方は今が決めどきでしょう。
ヤンゴンのモデル観光コース:空港からスーレーパゴダへ
目立つ金ぴかのパゴダは定番スポット
モデルコースとして最初に訪れたいのがスーレーパゴダです。ヤンゴンのダウンタウンの街並みが広がる中で、ひと際目につくのがスーレーパゴダ。元々英国の植民地時代に都市計画として建設されたもので、その中心にあるのが金色に輝くスーレーパゴダです。高さ46mを誇る黄金の仏塔に、思わず圧倒されてしまうことでしょう。ちなみにスーレーとは「聖髪」という意味を持ち、仏塔内には仏陀の遺髪が埋められているそうです。
ゴージャスすぎるパゴダの内部は一体
ヤンゴンに来たなら、絶対に訪れておくべき人気観光地の1つがスーレーパゴダです。外観だけではなく内部も見どころ満載で面白いですよ。入館料を払い中へ入ると、参拝コースがドーナツ状の円形に広がっていて、曜日ごとに守護神が並んでいます。ミャンマーでは曜日が8つあり、水曜日のみ午前と午後にわけた「八曜日」が存在します。自分が生まれた曜日が何曜日なのか知っておくと楽しくまわれます。
見どころは仏塔や仏像だけではない
ミャンマーには日本のようなだるまが存在し、ピッタインダウン様の姿も目に焼きつけておきましょう。変わった形をしていますが「何度投げられても立ち上がる」という意味を持つ縁起物で、地元の人、特にカップルから人気を集めています。ヤンゴンを歩いていても、いろんな表情のピッタインダウンに出会うことができます。土産として買う方もいて、定番化している人気者なので、覚えておくといいでしょう。
ヤンゴンの観光モデルコース②:マハバンドゥーラ公園へ
緑豊かで歴史を感じられる名所
スーレーパゴダからすぐのところにある公園は、とても広々としていて散歩をしたり読書をしたり昼寝をしたり、地元の人が過ごす憩いの場にもなっています。ここには様々な歴史の背景となった建物が建っていて、その象徴が「独立記念碑」です。英国からビルマが1948年に独立をした際に、ビクトリア女王の像に変わってこの塔が建てられました。とても有名なスポットなので、おさえておきましょう。
ヨーロッパ風の建物が見どころ「ヤンゴン市庁舎」
白く美しく輝くこの建物はヤンゴンの市庁舎です。まだイギリスの植民地化だった1903年に建設されました。ヤンゴン・セントラル駅を手掛けたビルマ人の建築家によって設計され、アジアとヨーロッパの融合が見られる建物でもあります。白くてエレガンスな部分がヨーロッパ。「pyatthat」と呼ばれる階段式の屋根が特徴的なビルマ建築様式を用いたアジア風な要素。ふたつが融合している観光地です。
ヤンゴンの都市遺産リストに登録されている「最高裁判所」
緑生い茂る中で赤い建物がどんと構える「最高裁判所ビル」。ヤンゴン市庁舎と合わせて定番観光ルートとなっていて、こちらもイギリス植民地時代を象徴する建物です。1911年に建築家のジェームズ・ランサムによって設計され、完成しました。この最高裁判所は、首都がネピドーに変わった2006年に移転されました。公園の中に歴史的建物がいくつも点在するエリアなので、なかなか珍しいですよ。
ヤンゴンの観光モデルコース③:ボージョー・アウンサン・マーケットへ
お土産探しに人気のスポット
ヤンゴン中央駅近くにあるヤンゴンで最も大きいマーケット。有名で地元の人や観光客で常に賑わいを見せています。マーケットの入り口の建物は、イギリス植民地時代に建てられたもの。中はとても広々としています。カフェやレストランを始め、生鮮食品や日用品、土産物が充実していて見どころいっぱいのマーケットです。地元の人がよく使っているからこそ安心してお買い物ができそうですね。
ミャンマーの民族衣装に挑戦してみよう!
マーケット内には多くのお土産物エリアが並びますが、中でもミャンマーの伝統衣装「ロンジー」はおすすめです。ロンジーはカラフルな衣装が多く、手頃なお値段で買えるので旅行中に気分を盛り上げるために着用したり、日本へのお土産としても最適!多くの地元の人が使う、肩からかけるタイプの布地を使ったシャンバッグも喜ばれるでしょう。とにかく色や柄がいろいろとあるので、迷ってしまうこと間違いなしです。
雑貨大好き女子にも人気
雑貨屋も充実していて、若い女性向けのアクセサリーや可愛いバッグ品ぞろえが豊富です。運がいいと店先で籠バッグを編んでいるところにも遭遇できます。張子人形や民族衣装をまとった定番小物類など、女子の心をくすぶる雑貨も大変人気!またマーケットには日本人が経営するお店もあり、日本人が好む雑貨類がそろっています。日本人の嗜好に合わせて作られているので、こだわりがあり、お土産に最適ではないでしょうか。
ヤンゴンの観光モデルコース④:セントメアリー大聖堂へ
ヤンゴンで一番大きな教会
ミャンマーといえば仏像やパゴダが有名で、なおかつ、定番の観光地ですが、ヤンゴンエリアにも教会はあります。カトリックの教会でヤンゴンでは一番大きい教会です。赤レンガを積み重ねて作られた、まさに絵画のような外観。パゴダとは違った雰囲気が漂います。厳かな空気感はありますが、周りは静かで癒しスポットともいえる大聖堂です。ヤンゴンの喧騒に疲れたなという時はおすすめです。
見どころは内部のステンドグラス
この建物で一番の見どころは何と言ってもステンドグラスでしょう。一歩中へ足を踏み入れれば、幻想的な世界が広がっていて、思わず息をのんでしまうほど美しいのです。壁から天井までびっしりとステンドグラスに彩られ、そこから差し込む太陽の光と相まって、まさに「聖地」とも呼べるエリア。大聖堂内の装飾は使徒や聖書のエピソードが描かれていて、見ごたえ抜群の名所となっています。
お祈りも忘れてはならない
教会の周りには鐘が鳴り響き、心がきれいに洗われるような気持ちになります。クリスマス時期になると美しくデコレーションされて、ロマンチックなムード漂い中でも夜景がとてもおすすめです。しかし、この教会は私語禁止。お祈りに関して厳しい教会でもあります。熱心にお祈りを捧げる地元の方もいるので、観光の際は一緒にお祈りをするといいかもしれません。厳粛なムードの中、お祈りをするのも背筋がピンとなり、お祈りに集中できますよ。
ヤンゴンの観光モデルコース⑤:インヤー湖へ
ローカルだけれど定番観光地
ヤンゴン空港からダウンタウンへ向かう途中にある湖で、市内最大の湖でもあります。英国からの植民地時代に、ヤンゴン市民への水の供給を目的に作られた人工湖で、周りにはアウンサンスーチー邸やヤンゴン大学が見えます。お散歩を楽しむ地元民や昼から夕方にかけてはカップルがたくさんいて、カップルのデートコースとしても有名。静かで落ち着いた時間を過ごせます。
ヤンゴン1美しい夕日が眺められる名所
ヤンゴンの夕日の名所として広く知られていて、観光客からも人気のエリア。ゆっくり沈んでいく夕日と湖とのコントラストは心に染みわたり、本当に感動します。まるで絵画の世界へ行ってしまったかのような錯覚に陥るほどきれいなので、まさに行っておくべきスポットでしょう。この時間帯だからこそしか見られない景色を胸に、物思いにふけてみるのもいいかもしれませんね。
ヤンゴンのコーヒーチェーン店で一休み
ヤンゴンで人気のコーヒーチェーン店「ヴィクトリア」が、インヤー湖エリアにあるので利用してみて下さい。おしゃれで気軽に入れるカフェで、買い物途中にふらっと立ち寄ることもできます。これでもかというほど入っているカフェラテが、300円しない値段で買えるのは物価の安いミャンマーならではの魅力です。お得な値段でお茶ができるのに、味もかなり本格的。ゆっくり味わいながら寛げることでしょう。人気なのも納得です。
ヤンゴンの観光モデルコース⑥:チャウッタージー・パゴダへ
超巨大な寝釈迦仏に圧倒される
定番スポットで地元の人が訪れる名所でもあります。金ぴかでアジアンな雰囲気漂う建物。入り口に着くと靴を預けて中に入ります。中へ行くと寝釈迦仏の大きさに圧倒され、とにかく豪華なものを身に着けているなという印象を持つことでしょう。釈迦仏の目は青のアイシャドウに立派な鼻筋、麗しい口紅を塗っていて、ピンクのマニキュアまで施されています。こんなにメイクや身だしなみをしっかり整えた釈迦仏も珍しいです。ぜひ、見ておくべきスポットです。
写真に全ておさめたいなら足元から撮るべし!
寝釈迦仏を全て写真におさめて2ショットを撮りたいなら、足元から撮ることをおすすめします。すぐ近くに高台エリアがあるので、そこに登って撮るのが観光客の間で定番化しています。この寝釈迦仏の足の裏に、仏像の宇宙観を表している絵柄が108個描かれていて、そこも見どころ。どこから撮っても美しい寝釈迦仏に、ため息が出てしまうこと間違いなしです。
有名な八曜日の祭壇
スーレーパゴダ同様に、有名な八曜日の祭壇があります。ミャンマーの人は誕生日よりも自分が生まれた曜日の方が大事という考えがあり、生まれた曜日の祭壇に向かって熱心にお祈りを捧げる人たちが多いのです。また非常にお祈り心の強い国民性なので、観光地だからと写真ばかり撮っていると、あまりいい顔はされません。地元の方と一緒に軽くお祈りをして行くだけでも、厳かな雰囲気を味わえることができるので、とても貴重な体験になるでしょう。
ヤンゴンの観光モデルコース⑦:シュエダゴン・パゴダへ
有名な定番観光スポット!ミャンマー最大の寺院
観光モデルコースには、こちらのパゴダも入れておきましょう。ミャンマーと言ったら定番の観光地でもある「シュエダゴン・パゴダ」。ミャンマー最大の寺院を誇り、シュエは「黄金」を意味し、その名の通り黄金に輝く建物は、ミャンマーの象徴的建物ともいえます。始まりは紀元前585年。インドで仏陀に出会ったという兄弟が8本の聖髪をもらい受けて奉納したことがきっかけで、実に2500年以上もの歴史を持ちます。今では60塔以上に囲まれた大仏塔として、名所中の名所といわれています。
豪華すぎる外観の見どころ
黄金でまとわれた建物は、高さ100mほどあり、塔の一番上には数千のダイヤモンドやルビーが埋め込まれています。塔の最も高いところで最大の宝石と言われているのが、1個76カラットものダイヤ。どれほどのものかを写真で見ることができます。ミャンマー国民の熱心な信仰性で、様々な宝石や膨大な指輪なども寄付され、それが最頂部に取り付けられていることから、信仰心に改めて驚かされます。
仏塔1つ1つを見て比較してみる
シュエダゴン・パゴダには60余りの仏塔が立ち並びますが、全て同じ仏塔ではありません。作られた様式や色、形は様々で1つ1つ丁寧に見ていくと違いがわかり、とても楽しいのです。ついつい写真に夢中になってしまいがちですが、日本ではなかなか見ることのできない仏塔を目の前に、ゆっくりじっくり見るのも面白く見どころの1つになります。また仏塔や仏像の他にも「ターヤーワディ王の鐘」も見どころ。きらびやかな装飾が目を引きます。
ヤンゴンの観光モデルコース⑧:チャウタンへ
水上に浮かぶ寺院
自力で行くのはなかなか難しく、ある意味で秘境の観光地とも言われるチャウタンエリア。ヤンゴン南部のエリアに位置していて、ヤンゴン市内から車で約1時間半、更に渡し船でたどり着きます。水上に浮かぶ寺院が神秘的として、一部の観光客には有名です。ヤンゴンで見たパゴダとはまた違った印象や雰囲気。時間をかけてでも行く価値大の名所でしょう!定番スポットではないですが、生のチャウタンには心を打たれますよ。
見どころは豪華な装飾「イエレー・パゴダ」
川の中洲に建てられた珍しい寺院。10年もの歳月と膨大な費用をかけて建設されました。寺院に近づいてみると、金色に輝いていて豪華な装飾が目立ちます。パゴダの歴史は思った以上に古く、一説では2300年前の王がパゴダを建設したことが始まりといわれています。元々は3mちょっとの小さいパゴダでしたが、その後15.5mの高さまで改築され、現在に至ります。まるで1つの島のように浮かぶ寺院はとても不思議。名所と呼んでも過言ではありません。
気になるパゴダ内は
パゴダの中ではいくつものお釈迦様が出迎えてくれて、その多くのお釈迦様には後光にLEDが使われています。日本のお釈迦様に慣れていると少し驚くかもしれませんが、それも1つの見どころです。また近年になって発見された古い貴重な仏像もあり見ごたえ抜群です。願いが叶うと言われる神様や、地元では有名なイエレー・ボーボージッ神なども祀られており、非常に縁起のいい寺院でもあるので足を運びたいエリア間違いなしです!
まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事ではヤンゴンの観光モデルコースを8選紹介していきました。人気や定番観光地から、少し変わったローカルな観光地までヤンゴンには名所がたくさんあり、魅力的な街でもあります。もちろんここで紹介した観光地以外にも有名な場所、名所がたくさんあるので時間の許す限りヤンゴンを満喫してください。楽しいヤンゴン旅行になるといいですね!