インドの都市ごとの治安情報を解説!日本人が旅行に行く際に注意することは?

インドの都市ごとの治安情報を解説!日本人が旅行に行く際に注意することは?

インドはとても広大で、都市ごとによって特色があり、治安情報や対策・注意の方法もそれぞれ違いがあります。そこで、インドの主要な7都市の情報をご紹介します。実際に行く前にしっかりチェックして海外旅行を安心して楽しみましょう。

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そもそもインドってどんな国なの?

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1947年にイギリスから独立し、広さは日本の約9倍、人口は13億以上、北部の山岳地帯から平野部や砂漠、都市もある多様性のある国です。日本人とって、インドは経済成長著しい良いイメージと、まだまだ発展途上で衛生的に悪いイメージがあるのではないでしょうか。では、各都市の治安情報をみていきましょう!

インドの都市ごとの治安情報①:デリー

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デリーってどんな都市?

言わずと知れたインドの首都で、南アジア有数の大都市。日本の空港から直行便がある数少ないインドの都市で、フライト時間は約10時間ほどです。

最寄りのインディラ・ガンディー国際空港からのアクセスも良く、地下鉄で約20分。日本の香川県より、ひとまわりほど小さく、その中に1600万人以上が暮らす世界で最も大気が汚れた都市のひとつです。

デリーの治安って良いの、悪いの?

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デリーはインドの中でも治安が悪い都市で、特に安全対策を必要とします。2012年に世界を震撼させた、女子医学生の集団レイプ事件は記憶に新しく、日本人を含む海外からの旅行者にとって十分に注意しなければなりません。

地下鉄や電車内でのスリや、タクシーとのトラブルも多く、移動中も気が抜けず、海外旅行初心者にはハードルの高い都市です。

デリーへ日本人が旅行に行く際に注意すること

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基本的に一人での行動や、夜に出歩くことはおすすめしません。特に女性は肌や体のラインが出ないファッションが良いでしょう。

空港内は比較的に安全ですが、市街地にでると交通量は激しく、呼び込みや勧誘がしつこいので、そういう相手にたいしては、ひるまず「NO」という対策が必要です。また、深夜便で着いたときは空港で夜を明かすことも不要なトラブルを避けるためには良いでしょう。

インドの都市ごとの治安情報②:ムンバイ

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ムンバイってどんな都市?

インド半島の西海岸に位置し、ビジネスやエンターテインメントを支える中心都市です。世界一の映画製作本数を誇るインド映画の大部分が、ここムンバイでつくられており、かつての名前である「ボンベイ」と「ハリウッド」をもじり「ボリウッド」ともよばれています。

ムンバイの治安って良いの、悪いの?

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インドの中でも比較的治安の良い都市です。近代的なビルが立ち並ぶ一方で、すぐ近くにはスラムが広がるような場所もあり、そういう場所には近づかないでください。

ムンバイ同時多発テロをはじめ、過去にその標的にされたことが何度かあるため、建物の入口でボディーチェックを実施し厳重対策がおこなわれていることもあるので、決して油断せずに行動しましょう。

ムンバイへ日本人が旅行に行く際に注意すること

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人通りが多い場所や夜、空港など交通の要所となる場所は、なるべく避けたほうが良いでしょう。テロのターゲットになりやすいからです。外務省が提供する無料サービス「たびレジ」もおすすめ。

海外旅行の緊急時に、登録した連絡先に素早く正確な情報を送ってくれます。ただし、「海外では自分の身は自分で守る」ということだけは忘れずに、現地の情報にアンテナをはって行動をお願いします。

たびレジ

インドの都市ごとの治安情報③:コルカタ

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コルカタってどんな都市?

バングラディッシュとの国境に近いインド東部に位置し、デリーやムンバイと並ぶ大都市。イギリス統治時代はカルカッタと呼ばれ、その印象が強い方もいるのではないでしょうか。

かの有名なマザーテレサが活動していたという「マザーハウス」があり、そこでは今なおボランティア活動をしているとのこと!日本の空港から直行便はありませんが、経由地によってはお得に旅行できる場所ですよ。

コルカタの治安って良いの、悪いの?

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比較的に良い治安で安定しています。ただ、インドの中でも人口密度の高い都市で、スリやひったくりなど軽犯罪に注意と対策が必要です。安宿が集まるサダルストリートには日本語をしゃべる怪しい客引きもいるので、こちらも注意。

親切な現地の方も中にはいますが、向こうから話しかけられた場合、かなりの確率で疑ったほうが身の安全のためでしょう。もちろん、夜に出歩かないことも大切です。

コルカタへ日本人が旅行に行く際に注意すること

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貴重品の持ち方に注意しましょう。まず、バックはたすき掛けにして体の前にかかえる。その上で、財布やパスポートなどの貴重品ケースをチェーンなどで結び、持ち歩く現金は最小限に。

交通機関では居眠りせずに、危なそうな場所には近寄らず、夜は出歩かないことです。寺院などの宗教施設を見学するときは、写真撮影や土足が禁止されているのかなども、気をつけなければなりません。

インドの都市ごとの治安情報④:チェンナイ

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チェンナイってどんな都市?

南インドにあるベンガル湾に面したタミル・ナードゥ州にある海沿いの都市です。南インドの玄関口と呼ばれ、国内だけでなく国際的にも交通の要所であり、自動車産業や金融業が盛んで、自動車メーカーをはじめとした日系企業も多数進出しています。

また、2016年には地下鉄が開業し、2019年10月27日から成田空港からの直行便も運行されるなど、旅行しやすくおすすめのスポットです。

チェンナイの治安って良いの、悪いの?

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チェンナイに多く住む南インド人の気質は比較的温厚で、特に治安が悪いというわけではありません。ただ、注意すべき点は交通事情です。街の中心部は交通状態が非常に悪く、日本人の感覚では到底信じられないようなマナーや運転をするドライバーをよくみかけます。

これからも延長予定の地下鉄を上手に利用することもおすすめですが、居眠り中を狙ったスリや置き引きに気をつけましょう。

チェンナイへ日本人が旅行に行く際に注意すること

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野良犬にはとにかく注意!万が一噛まれてしまうと狂犬病にかかる恐れがあるからです。狂犬病は致死率がほぼ100パーセントといわれる病気で、アフリカやアジアを中心に毎年亡くなる方が多数います。

インドでは、まだまだ野良犬が多く、人間との生活エリアが重なる所もあるでしょう。現地で野良犬に近づかないことも大切ですが、旅行前にワクチンを打つことで、より安心できますね。

狂犬病ワクチンについて

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狂犬病ワクチンには、事前予防用と発症阻止用の二種類があります。海外旅行前におすすめするのは、事前予防用のワクチン接種で、曝露前接種といいます。この曝露前接種は半年の間に3回接種し、その後、万が一体内にウィルスが入った場合でも適切な処置をすることで、狂犬病の発症を防げます。

インドの都市ごとの治安情報⑤:アグラ

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アグラってどんな都市?

インドの首都デリーから南東約200キロにある観光都市です。デリーから電車を利用して2時間ほどで移動でき、かの有名なタージマハルやアーグラ城・ファテープルシークリーなどの世界遺産が観光の目玉。

その他にも歴史的建造物が多数あり世界中から観光客が集まります。デリー・ジャイプルとあわせてゴールデントライアングルと呼ばれ、日本人に人気のある場所です。

アグラの治安って良いの、悪いの?

フリー写真素材ぱくたそ

アグラの治安は悪いことはないでしょう。しかし、観光都市として有名なので、「世界中から集まる海外からの観光客目当てに、ぼったくり目的の客引き・詐欺・スリが他の地域と比べて圧倒的に多い」と言われています。

世界遺産など入場に長い列ができることもあり、話しかけてくる人は、だいたいがあなたのお金目当て。料金を払い敷地内に入れば、かなり安全でしょう。

アグラへ日本人が旅行に行く際に注意すること

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観光地入口や、最寄りの交通機関の近くには、観光客からお金を巻き上げようとたくらむ悪い人もいるので対策が必要です。そこで話しかけてくる現地の人は、疑ったほうが身の安全のためには良いでしょう。

「案内する」「ついてこい」などの誘いは必ず断ってください。ついていってしまった場合、仲間内のお店に連れていかれ、高価なものを買わされるケースもあるとのこと。

インドの都市ごとの治安情報⑥:バラナシ

Photo bySimon

バラナシってどんな都市?

インド北部に位置する宗教都市です。ガンジス川沿いにありヒンズー教の聖地としても有名。ガンジス川で沐浴する画像を見た方も多いのではないでしょうか。

デリーの空港から飛行機で約1時間半、電車だと15時間ほどかかりますが、最近開通した準高速列車だと約8時間で到着します。混沌としたインドらしいインドを体感したいなら、一度はバラナシに足を運んでみてはいかがでしょうか。

バラナシの治安って良いの、悪いの?

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海外の旅行者に人気で観光地化されていることもあり、治安はそれほど悪いわけではないです。新市街と呼ばれる地域よりも、ガンジス川に近い旧市街と呼ばれる場所のほうが治安は悪いですが、そちらのほうがよりインドらしさを堪能できるでしょう。

マニカルニカー・ガートと呼ばれる火葬場では基本的に撮影は禁止、トラブルをさけるため、カメラも人目に触れないようにしまってください。

バラナシへ日本人が旅行に行く際に注意すること

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市内の移動はタクシーがほとんどなく、リキシャが中心となるので、その際の値段の交渉に気をつけましょう。乗る前に行先と値段をしっかりと決め、目的地に着いた後に高い料金をふっかけられても、相手にせず、はじめの料金を払って、その場を去ること。

値段交渉に慣れてきたら、二台のリキシャに料金を競ってもらったり、言われた値段の半分でお願いしたりするのも、インド旅行の醍醐味です。

インドの都市ごとの治安情報⑦:バンガロール

バンガロールってどんな都市?

インド半島のほぼ真ん中にあり、標高920メートル、気候も一年を通して穏やかでインド3位の人口をようする都市です。2020年3月29日より成田空港からバンガロールへの直行便が就航します。市内では電車よりもメトロ(地下鉄)の移動が便利ですね。

また、IT産業が盛んなことから「インドのシリコンバレー」とも呼ばれています。

バンガロールの治安って良いの、悪いの?

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インドの中でもかなり治安が良い都市です。ビジネス街のため、観光客を目当てにする悪い人が少ないのが、その理由かもしれません。日本人や海外の方、現地人が共に暮らすことによって、バランスのあるモラルが築かれているのでしょう。夜は他のインドの都市と比べ比較的安全ですが、最低限の注意や対策は必要です。

バンガロールへ日本人が旅行に行く際に注意すること

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現地での移動はUberやOLAなどの配車アプリがおすすめです。街中で流しのタクシーやリキシャをつかまえられますが、慣れていないと相場より高い金額をとられたり、トラブルになったりする可能性もあります。Uberは日本人にもなじみがあるので、海外でも安心して使ますね。

もう、インドに行くっきゃないでしょう!

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インドはとても広く、この記事では語りつくせない魅力のある国です。日本に比べると治安が悪く十分な注意が必要ですが、対策をしっかりすることでディープな世界を楽しめるでしょう。

特に夜に出歩くことだけはしないでください。今後ますます交通の利便性もよくなるので、状況に応じてタクシー・リキシャ・電車を使い分けましょう。この機会にインドへ旅行してみてはいかがですか。

taisuke
ライター

taisuke

旅行に行く人も行かない人も、楽しめる記事を書いていきたいです!

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