香港とマカオを移動するフェリーをご紹介！乗り場や所要時間は？

天気に問題がなければ1時間ほどでマカオに到着します。香港は雨が多い国で、特に春～秋は雷雨や台風などが起こりやすくなります。海が荒れているときは到着時間が遅れることもありますので、フライトを控えているときには天気も見て乗車時間を決めた方がいいでしょう。

マカオに行くフェリーは2つあります。それぞれ行き先、値段、1日の便数が違いますので紹介していきます。また2つのフェリーはマカオ行のほか、中国各地を結ぶフェリー便や香港を回る遊覧船もありますので注意してください。上手に使ってスムーズで楽しいフェリー旅にしていきましょう。
 

赤いフェリーが目印のターボジェットは24時間休まず運行しています。夜も運行しているため、いつでもマカオに行くことができます。上環にある香港澳門フェリーからは7:00～23:59まで20～30分おき、0:00以降は1時間～1.5時間おきに運行しています。

所要時間は上環にある香港澳門フェリーターミナルから乗れば55分でマカオに着きます。九龍にある香港中国フェリーターミナルは所要時間1時間です。フェリーは香港澳門フェリーターミナルからは20～30分間隔で運行していますが、香港中国フェリーターミナルは約1～1.5時間間隔で運行しており、お客さんが少ないです。夜行くときは上環から、人ごみを避けるなら九龍から出発するのがおすすめです。

マカオ行のチケット料金は香港島(上環)、九龍どちらで買っても同じ値段です。料金は年間変わらず時間帯によって違います。安く済ませるなら平日昼行便がベストです。また席によってランクがあります。エコノミー、スーパークラスどちらの席も席はフェリーの中にあります。

乗り場は上環と九龍にあり、ターボジェット・コタイジェットどちらも2つの乗り場からフェリーがでています。フェリーターミナルまでのアクセスルートは以下のようになります。

コタイジェットは『タイパ・フェリーターミナル』行きを運航しています。タイパへ行くときにはコタイジェットを利用しましょう。またタイパ・フェリーターミナルでチケットを買うときはマカオ紙幣(パタカ　MOP)、カードのみの取り扱いになるので、現金で購入する場合は準備が必要です。フェリー(高速船)乗り場は上環駅・尖沙咀駅にあります。フェリー乗り場へのアクセス方法はターボジェットと同じです。

乗り場、所要時間はターボジェットと同じですが行き先が違います。コタイジェットは行き先がタイパ・フェリーターミナルにしか行きませんので注意してください。上環からのフェリーはAM7:00から、九龍からのフェリーはAM9:00～13:15の運行になります。

上環、九龍からマカオ行のチケット料金はどちらも同じです。平日の昼行便はターボジェットと料金は同じです。以下が料金になります。コタイジェットもグレードの高い席があります。席は自由席でフェリー内に席があります。

フェリー会社によって運行スケジュールが違っていたり、混雑する時間帯があります。スムーズに乗れるようフェリーの料金や混雑時間帯など紹介していきます。そしてフェリーターミナルには転売屋がおり、チケットの転売が当たり前にフェリーターミナル内で起きています。転売屋の注意点についても紹介しますので参考にしてくださいね。

フェリー料金は平日でも昼と夜とで値段が違います。そして土日・祝日はさらに値段が高くなります。安くフェリーに乗りたい時は昼行便をつかうと安く済みます。ターボジェット、コタイジェットの夜行便時刻は以下になります。夜行便の値段にならないよう参考にしてください。

フェリーはピーク時間があり、場合によって1，2便先のフェリーを待つこともあります。スムーズに乗るためにいくつかポイントを紹介していきます。

チケット転売屋がフェリーターミナルにはいるので注意してください。チケットカウンター前でフェリーチケットを売っており、スタッフのように声をかけてきてチケットを売っています。カウンターに居るスタッフは転売屋がいても注意しないため勘違いしそうですが、カウンター以外でチケットが買えることは絶対にありませんので気をつけてください。

空港の外に出ないで直接乗り換えることができ、空港からマカオまで所要時間約50分程で到着します。空港に着いて入国審査は受けずフェリーターミナルに向かい、手荷物を預けている場合でも受け取らず乗り換えるだけでマカオに行くことができるので楽ちんです。空港からフェリーターミナルへの行き方、手荷物を預けている時の注意点など紹介していきます。

トランジットの案内を確認してフェリー乗り場に向かいましょう。TransferE2方面、『往内地／澳門快船』を目指して進みます。看板が出ていますのでチケットカウンターまでは迷わずにいくことができます。香港国際空港からマカオへは、マカオ内にある2つのフェリーターミナル行の便がそれぞれありますのでどっちのフェリーターミナルに行きたいか調べておくと便利です。

フェリー(高速船)カウンターに着いたらパスポートを見せます。この時受託荷物があるか聞かれます。飛行機に受託荷物がある場合はクレイムタッグを見せましょう。フェリースタッフがフェリーに受託荷物を乗せてくれます。チケットを買ったら電車で乗船場まで行けばフェリーに乗ることができます。フェリー乗車までは簡単にできますが、香港国際空港からフェリーで行く時には少し注意することがありますので紹介していきます。

香港国際空港でフェリー(高速船)に乗り換えてマカオに行った場合、マカオに着いてから入国審査があります。入境申報表がフェリー内で配られる、もしくは入国審査の前にありますので準備しておきましょう。香港国際空港で入国審査してからマカオに行った場合は、マカオでの入国審査はありません。フェリーに乗っていると「入境申報表」が配られていますが、空港からの乗り換え便でない場合は使いません。

香港からフェリーで約１時間のところにあるマカオは、マカオ、コタイ、タイパ3つのエリアがあります。マカオとタイパにフェリーターミナルがあり、それぞれを結ぶフェリーターミナルには特徴がありますので紹介していきます。マカオ観光を考えている人は参考にしてくださいね。

マカオ国際空港近くにあるフェリーターミナルで、文化遺産やリゾートホテルが数々ありタイパ島(氹仔島)、コタイ(小氹)と香港を結ぶフェリーターミナルです。香港から行き来しているのはコタイジェットのみで、運航時刻は23:00まで運行しています。

マカオ区にあり、タイパ・フェリーターミナルよりも中心部に近いフェリーターミナルです。ホテルやカジノ、観光地などに行きたいときはこちらからアクセスすると便利です。アウター・ハーバー・フェリターミナルへはターボジェットしか行きません。コタイジェットはタイパ行きのみになりますので注意してください。夜中もフェリーが運行していますので、夜景を見に出かけてみてはいかがでしょうか。

フェリーチケットは当日購入で十分です。チケットは現金のほかクレジットカードでも購入でき、混雑ピーク時間以外ならいつでも手軽に購入できます。フェリーチケットの予約キャンセルや乗車時刻の変更はできないため乗る時にチケットを買うことをオススメします。

マカオへのアクセス方法は他にもありますが、香港に来たらフェリーに乗ってマカオに行くことをおすすめします。フェリーの乗り方や注意点、フェリーターミナルについて紹介してきて、とても手軽にいつでも安く利用できることが分かったかと思います。海を渡る楽しい旅にしてくださいね。