レバノン料理はこんな料理!
レバノン料理の特徴って?
レバノン料理はレバノンで食べられている伝統的な家庭料理で、欧米では健康的なベジタリアン料理として有名です。美食の国として知られるフランスでも、健康志向の人を中心に人気があります。レバノンは中東諸国の1つで、地中海の東岸に面し、シリアとイスラエルの間にある歴史の古い国です。
レバノン料理の特徴は?
レバノン料理の特徴は、多くが地中海東岸のシリア・イスラエル・パレスチナ・ヨルダンなどと同じです。中東料理の1種でありながら、部分的に地中海料理の特徴も部分的に持ちあわせています。レバノンは歴史的に西洋文化の影響が大きく、もっとも洗練された中東料理としても有名です。
野菜たっぷりで健康的
特徴①
- 野菜や豆類をたっぷりと使う料理が多い
- 塩分は控えめ
- レモン・オリーブオイル・香辛料などの豊かな味付けで満足感がある
レバノン料理は野菜をたっぷりと使い、素材の味を生かした料理が多く、健康的です。中東料理のなかでも野菜や豆類の料理がとくに多く、肉や魚の料理は少なめです。味付けは塩分が控えめですが、レモン・オリーブオイル・香辛料などでコクや深みを出すため、薄味な割に満足感があります。
あっさり系で日本人好みな味
特徴②
- 香辛料は使うけれど、穏やかな味付けが多い
- 和食と同じように新鮮な素材の味を生かした料理が多い
レバノン料理はあっさりとした味付けが多く、日本人の舌にあいます。香辛料やハーブも使いますが、基本的に穏やかな味付けが多く、インドや東南アジアのような刺激の強い料理は少ないです。
レバノンは地中海の恩恵が大きく素材が新鮮で、本来の味を生かして使っています。レバノン路売りの味付けは和食に通じるものがあり、日本人にもなじみやすいです。
基本形はホブスとメッゼ
特徴③
- パン類と小皿料理のセットが基本
- ピタパンにメッゼを入れたり、付けたりして食べる
レバノン料理の基本形はホブスというパン類と、メッゼという小皿料理のセットです。ホブスのなかではピタパンが主流で、メッゼを中の空洞部分に入れたり、すくったりして食べます。メッゼは前菜にあたり、ペースト・サラダ・揚げ物・炒め物・煮物など多様です。
メッゼは主菜にもなり、欧米では「ホブスとお肉を使わないメッゼ」のセットがおいしいベジタリアン食として浸透しています。
出典:Pexels