目次 [表示]
- 旅行前に知っておきたいタイの治安を徹底解説
- タイの治安は安全?気をつけるべき点は?
- 観光客が気をつけるべき危険!スリ
- 観光客が気をつけるべき危険!ひったくり
- 観光客が気をつけるべき危険!置き引き
- 観光客が気をつけるべき危険!ぼったくり
- 観光客が気をつけるべき危険!薬物
- 観光客が気をつけるべき危険!睡眠強盗
- 観光客が注意すべき危険!通り魔強盗
- 観光客が気をつけたい危険!わいせつ行為
- タイの治安が心配?テロが起こる可能性は?
- タイは危険?テロが起こる可能性を検証
- タイの治安は悪い?タイで心配な爆発事件
- タイ旅行で注意したいデモとは?
- 治安のいいタイを楽しみたい!気をつけることは?
- スリやひったくり対策は持ち方に注意!
- 夜道を歩くときには注意が必要!
- 事前に適正価格を知っておこう!
- 色には意味がある?服装に注意が必要
- 治安の悪い地域には足を踏み入れない
- 緊急時の連絡先を把握しておこう!
- 結局タイは治安が悪い?それともいいの?
旅行前に知っておきたいタイの治安を徹底解説
楽しい旅行に欠かせないのが、旅先の治安に合わせた対策です。人気急上昇中のタイの治安についてご紹介していきます。タイは治安がいいとされる東南アジアの国で、女性1人旅や家族旅行先としても人気です。タイ旅行の前に知っておきたい治安情報や、現地で気をつけたい点を紹介します。ぜひ、参考にしてください。
タイの治安は安全?気をつけるべき点は?
タイは、東南アジアの中で「治安がいい」という評判もあります。しかし、観光客が犯罪に巻き込まれているのも事実。注意すべき点を守れば、犯罪に巻き込まれにくくなり、旅行を楽しめます。観光客が巻き込まれやすい犯罪についてまとめました。
観光客が気をつけるべき危険!スリ
タイで多くの日本人が被害に遭っている犯罪が「スリ」。自分では気づかない間に、財布や携帯などの貴重品が手元から無くなっています。例えば、「胸ポケットは便利だ」と携帯を入れたところ、気が付いたらなくなっていたケースもあるとか。人が多く集まる場所では、スリに気をつけましょう。
注意したい場所として、バンコクの中華街として有名なヤワラート、ナイトマーケットとして人気のアジアティークなどが挙げられます。他にも、バンコクで一般的な乗り物である「BTS」の車内でもスリに注意が必要です。持ち物には気をつけましょう。
観光客が気をつけるべき危険!ひったくり
タイで注意したい犯罪が、ひったくり。後ろから来たバイクに鞄をひったくられたという場合が多いようです。タイでは道を歩いている時に、後ろからやって来るバイクなどに気をつけましょう。特に夜は注意が必要です。
乗り物に乗っている時も注意が必要です。「乗り合いタクシーに乗っていた人が、突然、隣の座席の人に手元の鞄をひったくられ、持ち逃げされた」という事件も発生しています。自分の持ち物は、しっかりと持っておきたいですね。
観光客が気をつけるべき危険!置き引き
日本では落とし物を発見したら警察に届けるのが一般的ですが、タイは違います。落としたものや置き忘れたものを発見したら、発見した人の物になるのが一般的。ですから、貴重品を置いたまま席を離れるのは、とても危険です。
もし、置いていた持ち物を誰かに持ち去られてしまったら、所有権は持ち去った他人に移ります。東南アジアの中では比較的治安が安全なタイですが、自分の持ち物を置いて席を立つことはせず、手元に管理しましょう。
観光客が気をつけるべき危険!ぼったくり
経済成長の著しいタイでも、東南アジア同様ぼったくりには注意が必要です。観光客相手の店は、値引きすることが前提の値段が設定されています。そのため、最初の値段は高くて当然。値段交渉すれば、安くしてくれます。
大手のスーパーやローカルな市場は、タイ人価格になっているので、値引きの必要はありません。値引こうとすると、かえって相手の機嫌を損ねてしまいます。値引き交渉をする時には、商品の相場を把握しておきましょう。
観光地周辺のキャッチセールスに注意?
タイで有名な観光地周辺では、観光客を狙った押し売りや客引きが行われています。観光地周辺で声をかけてくる人には注意しましょう。今は観光地が「混雑している」などと言って他の場所に誘導され、無駄なお金を使わされることがあります。
誘導場所としてはスーツの仕立て屋や宝石店に連れていかれることが多いとか。注意しましょう。子供を使った押し売りに合う場合もあります。子供だと断りにくいなどと思わず、いらないものは断りましょう。
タクシーやトゥクトゥクでぼったくられる?
現在、タイのタクシーはメーターを使用した料金での乗車が一般的ですので、観光地から乗車する時は注意しましょう。運転手がメーターを使ってくれず、交渉が必要な場合があります。必ずメーターを使ってくれるタクシーに乗りましょう。
観光客に人気のトゥクトゥクと呼ばれる三輪車タクシーは、値段交渉が必須です。多くの場合、運転手が相場より高値を言うので、交渉して値段を下げてもらいます。事前に払うべき相場がわかっていないと、ぼったくられるので注意しましょう。
観光客が気をつけるべき危険!薬物
外国人観光客から、軽い気持ちで「薬物をするよう」誘われる場合があります。薬物に関する犯罪が多く、治安が夜になると悪くなるのが、カオサン通り。夜には、警察の取り締まりが強化される通りです。犯罪に巻き込まれる危険性も高いので注意しましょう。
他にも注意したいのが、第三者の手によって知らない間に薬物が自分の持ち物に紛れ込む危険性です。その際は、「薬物を所持していた」と脅され、金を取られる場合があります。自分の身の回りの持ち物は、きちんと管理しましょう。
観光客が気をつけるべき危険!睡眠強盗
タイで気をつけるべき犯罪として挙げられるのが、睡眠強盗。親しみやすい笑顔で近づき、睡眠薬入りの飲み物を飲ませ、持ち物を盗む手口です。見知らぬ人が親しげに話しかけてきたら、注意しましょう。他人から勧められた飲み物や食べ物は、口にしないほうが賢明です。
睡眠強盗の被害に合わないために
近づいてくる人が全て、犯罪目的の悪い人ではありません。タイ人は困っている人を放っておけない性格です。道に迷っていると、向こうから話しかけてきて助けてくれます。困っている時には助けてもらいましょう。ただし、全てがいい人とは限らないので、注意を怠らないことが大切です。
観光客が注意すべき危険!通り魔強盗
数年前は、日本よりも通り魔が少なかったタイですが、最近は観光客が強盗目的の通り魔に合う事件が報告されています。一人でいるところを集団に狙われる場合が多く、シーロムやスクンビットなど、日本人の多い場所で被害が起きています。雰囲気の悪い場所や人気がない場所には、立ち入らないようにしましょう。
観光客が気をつけたい危険!わいせつ行為
わいせつな目的で遊びに来ている外国人が多いのも、タイの特徴ですから、タイ人だけでなく、外国人にも注意しましょう。女性だけでなく、男性が被害に遭う場合があります。ビーチリゾート地などを観光する場合には、一人で出歩かないのが賢明です。
タイの治安が心配?テロが起こる可能性は?
比較的治安のいいタイですが、治安が悪いというイメージもあります。その理由として、テロや爆発事件のニュースが挙げられます。事件に巻き込まれずに旅行するにはどうしたらいいでしょうか。注意すべき点をまとめました。
タイは危険?テロが起こる可能性を検証
タイの治安が悪いという印象は、テロ事件によるものです。タイでテロが起こったのは2015年の夜のこと。テロが起こったのは、バンコクでも人通りが多く、観光客も多く訪れるエラワンの祠付近です。日本人も爆発に巻き込まれる大惨事となりました。
このテロ以来、タイでは外国人を巻き込む大きなテロは起こっていません。しかし、いつ、どこで発生するかわからないのがテロです。タイに旅行に行く際には、治安だけでなく、政治情勢が不安定になっていないかも注意しましょう。
タイの治安は悪い?タイで心配な爆発事件
大きなテロはありませんが、政治への抗議として、爆発事件が毎年起こっていますので、政治が不安定になっている時は、タイ旅行を控えましょう。人を巻き込む爆発事件は少ないですが、いつ大きなテロに巻き込まれるかはわかりません。注意が必要ですね。
タイ旅行で注意したいデモとは?
タイで大きなデモが行われたのは、2013年のことです。多くの負傷者を出したデモでしたが、観光客は事件に巻き込まれませんでした。2020年1月現在、小規模なデモ活動は行われていますが、負傷者は出ていません。しかし、旅行前には、デモが計画されていないか事前に情報収集しておきましょう。
治安のいいタイを楽しみたい!気をつけることは?
タイで起こりやすい、「スリ」や「ぼったくり」などの危険から身を守るためには、旅行前にどんな準備や対策が必要でしょうか。タイ旅行を楽しむために、旅行前だけでなく、旅行中にできることや気をつけるべき点についてもまとめました。
スリやひったくり対策は持ち方に注意!
「スリ」や「ひったくり」に合わないためにも、チャックが付いた鞄を持ち歩きましょう。手さげ鞄は、ひったくりにあう危険が高いので注意が必要です。旅行で持ち歩く鞄は、肩掛けタイプやリュックがおすすめ。乗り物に乗る際には、リュックなどは体の前に持った方が安全ですよ。
盗まれた時の対策も行っておこう!
持ち方に注意することも大切ですが、いざ盗まれたときに困らない対策も必要です。タイでは、外国人観光客はパスポートを持ち歩かなければいけません。しかし、パスポートは大切な貴重品。盗難に遭う可能性を考えて、事前にコピーを取っておくようにしましょう。
夜道を歩くときには注意が必要!
犯罪に巻き込まれるのは、たいてい夜道です。昼間は安全な場所であっても、夜は雰囲気が一変する場所があります。ホテルを予約する時には、昼だけでなく、夜に特化した周辺の治安についても確認するようにしましょう。
夜は、人通りの少ない場所を通るのを避けましょう。安全だと思っていても、どんな犯罪に巻き込まれるかわかりません。女性の場合は、犯罪に巻き込まれるリスクが男性よりも高くなります。夜は、一人で歩かないほうが賢明ですね。
事前に適正価格を知っておこう!
ぼったくりの被害にあわないために、タイの価格を事前に知っておきましょう。タイには、タイ人価格と外国人価格が存在します。観光地では、外国人がタイ人よりも高いお金を払うのは当然のことですから、少々の高値は仕方ありません。
重要なのは、通常の外国人価格より「高い金額を請求されていないか」という点です。値段交渉時には片言でも、タイ語を交えて話してみましょう。タイ語を使うと、「タイに詳しい」というイメージを相手に与え、交渉を優位に進められます。簡単なタイ語を覚えて旅行に行ってくださいね。
色には意味がある?服装に注意が必要
タイには、政治的に意味のある色が存在しますが、特に注意したいのが、赤色と黄色。黄色は王様カラーとして親しまれていますが、実際は政府を応援する意味もあります。赤色はその反対の意味で、反政府の象徴です。
もし、タイでデモが行われる場合、多くの人が赤色や黄色の服を着てデモに参加します。旅行中に赤色や黄色の服を着ていると、デモ参加者と間違われ、危険な目にあうかもしれませんので、持っていく服の色には注意しましょう。
治安の悪い地域には足を踏み入れない
外務省やタイの日本大使館が、危険地域やタイのデモに関する情報を伝えています。旅行前には、最新の情報を得るようにしましょう。デモなどが計画されている場合には、観光の予定を変更し、他の場所に行くと安全に旅行できますよ。
タイの南部は治安が悪い!注意しよう
タイでも治安が悪いとされ、観光客が立ち入らないほうがいいとされるのが南部。クラビなどのリゾート地よりもさらに南で、マレーシアとの国境付近にある町々です。タイの南部は爆発事件なども多発しており、タイ人でも地元民でなければ、足を踏み入れませんので、観光目的なら、行かないようにしましょう。
緊急時の連絡先を把握しておこう!
タイで盗難などの事件に巻き込まれたら、どうしたらいいのでしょうか。タイには、観光客のための警察署があるので、相談できます。パスポートを無くしたことに気が付いた時には、すぐに日本大使館に行きましょう。
日本大使館では、パスポートをなくした人が、安全にタイから出国できるよう手続きを手伝ってくれます。さらに、クレジットカードが盗まれた場合には、カード会社に連絡しましょう。そうすることで、カードの不正利用を阻止できます。
緊急事態の保障を確認しておこう!
スリの被害や事件に巻き込まれて怪我をした時には、海外旅行保険が活用できます。盗まれたものを保障したり、医療費を払ってくれるなどのサービスです。旅行会社やクレジットカード会社が行っている保険で、加入条件や補償内容は会社により異なります。タイ旅行に出かける前に、補償内容と連絡先を把握しておきましょう。
結局タイは治安が悪い?それともいいの?
実際、タイの治安に関する意見は、人それぞれです。タイの治安は変わりやすいので、旅行に出かける前に、外務省海外ホームページで最新の情報もあわせて確認してくださいね。旅行時の注意点に気をつけて、タイ旅行を楽しみましょう。