フィリピンの人気観光スポットおすすめ14選！穴場の名所までご紹介！

フィリピンは約7,000の島々からなるリゾートアイランドとして、日本からも多くの観光客が訪れています。海や自然が豊かで、ビーチなどの観光名所を楽しむことはもちろん、歴史や自然を体感できるスポットもあり、留学先からの人気も高いエリアです。ここからは、そんなフィリピンの海や自然を満喫できる、おすすめの観光スポットを紹介していきます。

日本人観光客にも人気のセブ島。マクタン島は、世界的なリゾート地として有名なセブのビーチとして、よく紹介されます。青い海と白い砂浜のコントラストが、とてもきれいなスポットです。島のリゾートホテルにはプライベートビーチがあり、まさに南国の楽園と呼べる名所となっています。

せっかくの南国の楽園です。思う存分、ビーチリゾートを満喫しましょう。高級リゾートホテルでは、日常では味わえない優雅な生活を体感できます。プライベートビーチで、最高にきれいな海をひとり占めにしましょう。夜にライトアップされたレストランで、大人のひと時を過ごすのもおすすめです。

ボホール島もセブ島の南に位置するビーチリゾートです。1.5キロメートルの白い砂浜が続くアロナビーチは、昼夜問わず活気にあふれています。島は豊かな自然に恵まれ、ヨーロッパからの観光客も多いです。セブ島に引けを取らない、魅力的な見どころ満載の穴場スポットとしておすすめします。

ボホール島で最も有名な観光名所は、チョコレートヒルズです。乾季に木々が枯れ、茶色く色づいた山は、まるでチョコレートのような不思議な景観を見せます。そんな自然の中には、世界最小のメガネザルである「ターシャ」を見られる保護センターがあり、動物が好きな方にもおすすめです。ターシャは小さい見た目そのままに、とても臆病な生き物なので、怖がらせないように注意をしてあげましょう。

ボラカイ島はホワイトビーチが広がる、海の楽園と呼べる場所です。旅行誌では「世界ベストリゾートアイランド」に選ばれたこともあります。高級リゾートホテルもあれば、ゲストハウスのようなリーズナブルな宿泊施設もあり、各国から多くの人々が集まるスポットです。海に落ちる夕日がきれいな名所としても人気が高く、カメラを忘れずに出かけることをおすすめします。

海へのアクセスが良く、ダイビングやシュノーケリングが気軽に楽しめるスポットです。ビーチ沿いには、ダイビングショップも充実しています。レストランやバーなども並んでいるので、マリンアクティビティ好きには、特におすすめできるエリアです。ボラカイ島では、5月初旬の「LaborDay（労働者の日）」に、盛大な音楽祭が開かれます。島全体が、にぎやかなムードに包まれるベストシーズンです。

マカティはフィリピンの首都マニラの南東にあり、メトロ・マニラと呼ばれています。人口は1,000万人を超え、経済的にも文化的にも著しく発展しているエリアです。ショッピングやグルメ、エンターテインメントの施設充実しており、都市は常に活気があふれています。アヤラ博物館やユーチェンコ美術館のような、フィリピンの歴史資料や芸術作品を楽しめる名所もあり、1日中遊べるエリアです。

ショッピングがメインの旅行をするのであれば、間違いなくマカティはおすすめです。アヤラセンターの高級ブティックは、国内外から多くの人が訪れます。高級感が漂う店内をウィンドウショッピングするだけでも、十分に楽しめるスポットです。有名ブランド店のディスプレイは、もはや美術館のような雰囲気を感じます。グリーンベルト、グロリエッタ、パワープラントの3か所は、特に人気が高いので、ぜひ足を運んでみてください。

タガイタイは、フィリピンで一番人気がある避暑地です。マニラから車で1時間程度の位置にあります。日本でいうと箱根のような場所で、過ごしやすい気候が快適なエリアです。美しい湖として有名なタール湖や、世界一小さな火山のタール火山など高原リゾート散策も楽しめます。フィリピンへの留学者にも人気の自然豊かな名所です。

タガイタイでは、タール湖に浮かぶ世界一小さな火山の、タール火山を眺めることをおすすめします。タガイタイピクニックグローブと呼ばれる、ピクニックのために整備された公園から眺めるのが最もポピュラーです。飲食店やショップもあり、乗馬やロープウェーなどのアクティビティも充実しています。園内は日陰が多く、快適な環境でタール火山の姿を眺められる名所です。

ヒドゥンバレー・スプリングは、マニラから車で1時間ほどの山中にある天然温泉施設です。日本の温泉のイメージとは違い、水着着用で遊べるような温水プールになっています。冷たい海のビーチとは違った雰囲気で楽しめるスポットです。ゆっくりと旅の疲れを癒すことをおすすめします。映画「地獄の黙示録」のロケ地となった場所としても有名です。

ヒドゥンバレー・スプリングには、3種類のプールがあります。それぞれ特徴が異なるので、気分を変えて楽しむのがおすすめです。「ヒドゥン・フォールス」は樹齢約100年の木々に囲まれ、滝つぼの水しぶきを感じながら入浴できます。「ソーダ・プール」は、しゅわしゅわとした感触を楽しませてくれる微炭酸のプールです。「ラバーズ・プール」は少し浅めのプールで、温泉のようにゆったりとくつろぐことをおすすめします。

フィリピンの観光地は自然や海を楽しむリゾートだけではありません。イントラムロスは、スペイン統治時代の雰囲気が残る街並みや、海賊対策に使用されたサンチャゴ要塞、マニラ大聖堂など、マニラの歴史を感じられる名所が並ぶスポットです。リサール公園には日本庭園もあります。異国の地で日本を感じられる場所があるのは、とても嬉しいものです。

イントラムロスにあるマニラ大聖堂は、フィリピンで最も重要な教会とされています。アジア最大級のパイプオルガンや、美しいステンドグラスによる装飾が見どころの名所です。一歩足を踏み入れるだけで、神聖な大聖堂の雰囲気に心が洗われるような気がします。教会はとても神聖な場所です。訪れる際はマナーを守り、まわりの邪魔にならないように注意しましょう。

ビガン歴史都市とは、フィリピン国内で最大の人口を誇るルソン島にあります。世界遺産に登録された都市です。かつてスペインの統治下であった時代の面影が残る街並みと、古都ビガン特有の建造物が残っています。町の中心には石畳の通りがあり、自動車ではなく馬車が走る様子から、古き時代にタイムスリップしたかのような感覚となるエリアです。

ビガン歴史都市の「クリソロゴ通り」は、石畳の道が一直線に伸びるメインストリートです。通りには馬車が走り、ゆったりと広く作られた歩道には、カフェやレストランが並んでいます。お土産物屋などの商店が朝からにぎわい、夜になればライトアップされた街並みが雰囲気を変えるエリアです。どこからともなくバンドの音楽が聴こえ、夜遅くまで活気のある街からは、世界遺産としての治安の良さを感じられます。

ミンダナオ島の北にあるカミギン島は、幻の島と呼ばれています。潮の満ち引きに影響を受け、朝と夕方のみ現れる島です。姿を現した島は、きれいな白い砂浜だけが見られるため、ホワイトアイランドと呼ばれています。海の透明度も高く、ダイビングするのもおすすめです。限られた時間でしか味わえない、自然の美しさを体感できる名所として人気があります。

限られた時間でしか姿を現さないカミギン島は何もありません。しかし、何もないからこそ魅力的なスポットです。白いビーチにパラソルをさし、ひたすらのんびり過ごしましょう。まわりを見渡しても、目に映るのは白い砂浜と青い海だけです。日常を忘れて、美しい景色と自然だけを感じられれば、とても贅沢な時間を過ごせるでしょう。

エルニドは美しい海と空が広がり、「フィリピン最後の秘境」と呼ばれている場所です。海に浮かぶ岩々は、それぞれがリゾートの島となっています。島のほとんどがヴィラやコテージのように独立していますので、カップルや家族連れでプライベートな時間を過ごせる最高のスポットです。透き通った海にはカラフルな熱帯魚が泳ぎ、いつまでも飽きることなく過ごせます。

エルニドのおすすめは海だけではありません。エルニドの中心地から10分くらい歩いた場所にある「キャノピーウォーク」は、気軽に楽しめるトレッキングコースです。道中は整備されているので歩きやすく、森林浴も楽しめます。ゴール地点は、絶景を眺められる展望台です。秘境エルニドの海と小さな島々を一望すれば、その美しさをさらに実感できます。

プエルト・プリンセサ地下川国立公園は、パラワン島にある世界最大規模の地底河川です。世界遺産に登録されています。鍾乳洞内を流れる全長約8キロメートルの川を、ボートで探検するツアーが人気です。自然あふれる洞窟内にはコウモリが飛び回り、異様な雰囲気を醸し出します。しかし、突然現れる大聖堂のような神秘的な空間を目の当たりにすると、思わず感動してしまう名所です。

暗い鍾乳洞内を、一筋の明かりを頼りに進むボートツアーは、まさに洞窟の探検隊を彷彿とさせます。ディズニーランドのアトラクションのようです。洞窟内を飛び回るコウモリや、岩陰から姿を見せるウミヘビ。さらに海面には巨大なエイの姿も見られるとか。恐いもの知らずの探検好きにはたまらない体験になります。もちろん安全を熟知したガイドが同乗していますので、どなたでも大自然の神秘を味わえるツアーアクティビティです。

広大な敷地を誇るハミギタン山岳地域野生動物保護区は、フィリピン固有の生き物が約300種も生息する自然保護施設です。2014年には、世界遺産に登録されました。絶滅危惧種となる生き物も生息しており、特に植物や昆虫は珍しい固有種が多く見られるスポットです。

ハミギタン山岳地域野生動物保護区の見どころは、なんといっても生息している生き物の多さです。約1,400種の生き物が生息し、その内の341種がフィリピンの固有種となります。さらに、その内の8種類は、ハミギタン山岳地域野生動物保護区でしか見られない生き物です。絶滅危惧種であるフィリピンワシやフィリピンオウムなどの鳥類、パフィオペディルム・アッドゥクツムなどの植物を探してみることをおすすめします。

アビロン動物園はフィリピン最大級の動物園です。数百種類の野生動物が飼育展示されています。アビロンは「鳥の大地」を意味していますので、鳥類の種類が豊富です。エサやりやふれあい体験も実施されているので、フィリピン固有の生き物たちと接する貴重な体験を楽しめます。

アビロン動物園の見どころは、トラやヒョウ、レパードなど大型のネコ科動物を間近で見られることです。日本では見られない動物も多数展示されているので、見逃さないようチェックしましょう。動物園で一番の人気者は、オランウータンのコリンくんです。抱き合って写真を撮れるので、記念の一枚を残してみてはいかがでしょうか。

スター・シティは、マニラにある人気のアミューズメントパークです。通常のアミューズメントパークとは異なり、午後からオープンします。仕事帰りのフィリピン人も多く訪れるスポットです。小さな子供でも楽しめるアトラクションもあれば、絶叫マシンのような大人が楽しめるようなアトラクションもあります。他の観光地を訪れた後でも、十分に時間の余裕をもって遊べるスポットです。

スター・シティには、約30種のアトラクションがあるほか、日本のお祭りに並ぶ屋台のようなゲームコーナーもあります。夜間に開園することもあり、まるで日本のお祭りで夜店を楽しんでいるかのような雰囲気です。ほとんどの施設が室内に設置されているので、フィリピン特有のスコールに心配する必要もなく楽しめます。

いかがでしたでしょうか？フィリピンは日本からのアクセスも良く、世界有数のビーチリゾートもあれば、歴史や自然を体感できるスポットもあります。そんなフィリピンを観光するときの注意点としては、雨季を避けることです。突然のスコールが、旅の計画を変えてしまうかもしれません。首都のマニラは、11月から5月ごろが雨も少なく、気温も穏やかな観光のベストシーズンです。フィリピンに行く際は、ぜひ参考にしてください。