×

台南で食べたい有名グルメ20選!おすすめの名物をご紹介!

台南で食べたい有名グルメ20選!おすすめの名物をご紹介!

台湾の台南は、美味しいグルメの宝庫で知られています。台南には、台北では食べられない名物グルメがたくさんあるのです。海鮮料理や、地元の名物そして高級料理までさまざまあります。そんな台南グルメのおすすめ名物料理をみていきましょう。

目次 [表示]

台南とはどんなところ

台湾南部にある台南市は、台北・高雄・台中に次ぐ4番目の都市です。南部に位置するため、熱帯モンスーン気候に属しています。台湾でありながら、どこか東南アジアのような南国的な雰囲気です。歴史とグルメの都市と言われていて、台湾の中でも人気がある観光地となっています。

歴史ある台湾の古都

台南市が古都と言われるのは、歴史的な建造物がたくさん残っているためです。はるか昔は、台湾の首都であった台南には旧跡が多く保存されています。歴史に翻弄された、スペイン・オランダ・日本の統治下時代の名残がさまざまな文化に感じられるのがユニークな点です。台北に首都が移ったことで、保存状態は非常によいことも魅力となっています。

名物グルメの宝庫

元々首都であった台南は、台湾グルメの発祥の地でもあります。現在は台北を中心にさまざまなグルメがありますが、本来の台湾料理のルーツは台南にあるのです。海も山もある自然に恵まれた都市なこともあり、海鮮などの食材が豊富に捕れます。それも、グルメの宝庫だと言われる所以です。グルメな国台湾の中でも、屈指のグルメ都市台南にはおいしい名物がたくさんあります。

麺類のおすすめ台南名物グルメ

台湾料理の発祥の地である台南には、絶対に食べておきたい麺類があります。台北など他の地域の人でも、台南に行ったら食べるというおすすめの麺類があるのです。日本人には、あまり馴染みがないかもしれませんが、台南フリークの人なら知っている人も多いでしょう。台南地元名物の麺類を紹介していきます。

1:担仔麺(ダンザイミェン)

台南発祥のグルメの中でも人気が高い「担仔麺(タンツーメン)」は、地元で愛され続けるおすすめの麺料理です。エビ出汁のスープに、肉みそやパクチーがトッピングされています。旨みのある優しめの味は、朝からでも食べられる美味しさです。軽めの量なので、ランチとディナーの間に食べることもできます。台南にはたくさんの担仔麺のお店があり、人気店は行列ができることもあるのです。

2:小巻米粉(イカと米緬のスープ)

台南独特の米粉を使った麺が特徴の「小巻米粉」は、細いうどんのような地元麺料理です。イカの旨みと少量の塩だけで作られたスープは、とてもあっさりしています。麺が切れ切れになっているので、お箸ではなくスプーンですくって食べるのが台南流です。そして、小皿に醤油と辛味調味料を入れてイカだけ別で食べる人も多くいます。この麺料理はランチやディナーではなく、朝ご飯メニューなので早起きして食べに行きましょう。

3:炒鱔魚意麺(シャンユーイーミェン)

台南名物の中でも人気が高い「炒鱔魚意麺(シャンユーイーミェン)」は、地元の名物タウナギを使った麺料理です。イーミェンというのは、インスタント麺のルーツと言われる麺で油で揚げてから茹でる麺のことになります。タウナギは、淡水魚のひとつで淡泊でくさみがないのが特徴です。酸味と辛味のあるあんかけに良く合い、スープ麺だけでなく炒め麺のタイプもあります。タウナギは、アナゴのような食べやすい味なので、日本人には抵抗なく食べられるでしょう。

4:紅蘿蔔意麺(ホンローブォイーミェン)

台南で人気の意麺「紅蘿蔔意麺(ホンローブォイーミェン)」は、にんじんが含まれた自家製麺を使った意麺です。スープ麺とスープなし麺が選べ、具材なども選べるので自分好みの味にできます。にんじんが含まれた麺は、ほんのり甘みがあり何よりカラーが素敵です。甘みがある麺なので、スープの方が合うと感じる人が多いかもしれません。軽めのランチや、ディナーが物足りなかったときなどにもおすすめです。

5:牛肉麺(ニョウロウミェン)

台北などでも多い「牛肉麺(ニュウロウミェン)」ですが、台南にも美味しい牛肉麺のお店があります。台湾人のソウルフードとも言える牛肉麺は、塩気のある牛肉出汁のスープが特徴です。独特な中華スパイスの香りがする五香粉が使われているので、最初は抵抗があるかもしれません。食べなれてくると癖になるような美味しさがあり、柔らかな牛肉が胃袋を刺激してきます。台南だけでなく台湾地元では、外せない麺料理です。

ご飯のおすすめ台南名物グルメ

台湾料理は、麺類も多いですが、ごはんものも多いのが特徴です。ごはんの上に、調理された肉や海鮮が乗っているものがあります。台南地元の名物を使った料理があり、台北などでは、あまり見かけないごはん料理は、台湾の人たちにも人気です。そんな台南のご飯料理を紹介します。

1:蝦仁飯(シャーレンファン)

蝦仁飯(シャーレンファン)とは、台南名物のごはん料理です。ダシがとてもよくきいたご飯に、エビが乗っています。使われているエビは、台湾南部の海鮮であるアカエビです。ご飯は、醤油やカツオ出汁を使って作るスープに絡めて炒めます。ランチにもディナーにもおすすめなので、台南に行ったらぜひ試してみてください。

2:特級海鮮八寶肉粽(特製海鮮八宝肉ちまき)

台湾名物のひとつ、ちまきは北部と南部で調理方法が違います。台北では蒸しますが、台南では茹でるのです。その茹で汁で作ったタレを染み込ませて食べるので、とてもジューシーに感じます。特級海鮮八寶肉粽は、海鮮たっぷりの高級ちまきで、アワビや貝柱などが入っているのが特徴です。海鮮たっぷりで高級感があり、食べ応えもあります。地元の老舗のお店は、100年以上の歴史を持つところもあるくらいです。

3:虱目魚粥(サバヒーのお粥)

台南名物のサバヒーは、東南アジアなどでもよく食べられる魚です。台南地元では、よく食べられる魚で主にスープやお粥などの料理に使われます。サバヒーのお粥は、朝ご飯の定番で塩気のあるお粥が特徴です。サバヒーのお粥には、サバヒー以外の海鮮が入っていることもあります。チープなのに豪華な内容で、満足度が高いです。朝ご飯に食べることが多いですが、ランチやディナーに食べることもできるので1度は、ぜひお試しください。

4:火鶏肉飯(ホウジーローファン)

鶏肉飯は、台湾人が好む料理のひとつです。その中でも、七面鳥を使った火鶏肉飯は、台南でも人気となっています。火鶏肉飯の名店があることもあり、観光客も訪れるほどの有名料理です。ごはんにつゆが染み込んでいることが特徴で、まるで牛丼のつゆだく状態になっています。このタレが絶品で癖になり、七面鳥のお肉がたっぷり乗っていてコスパも最高です。

5:蟳米糕(ホンシンミーガオ)

台南料理の中でも、円卓などを囲んで食べる高級料理「蟳米糕(ホンシンミーガオ)」はカニのおこわです。贅沢な海鮮料理のわりに、高級とはいってもびっくりするような値段ではありません。大勢で食べる料理なので、地元ではグループや家族で集まって食べます。カニの味が染み込んだおこわは、シンプルながらも味わい深くおいしいです。台南で、少し贅沢な高級ランチやディナーを味わってみてください。

海鮮やお肉のおすすめ台南名物グルメ

台南には、海鮮やお肉などを使った名物料理もあります。台南に行ったら外せない料理が目白押しなので、胃袋がいくつあっても足りないくらいです。台南地元でも愛されている名物料理は、日本人の口に合うものがたくさんあります。台南名物の絶品料理をみていきましょう。

1:蚵仔煎(オアゼン)

台南名物の「蚵仔煎(オアゼン)」は、牡蠣入りオムレツです。オムレツという表現が近いですが、実際はもんじゃやお好み焼きに近いと感じます。オイスターソースやチリソースなどを混ぜた、ソースやあんかけが掛かっているのが特徴です。東南アジアにも似た料理があり、元々は中国の広東省から渡ったものと言われています。軽めに食べられるので、おやつにもランチにもぴったりの料理です。

2:牛肉湯(ニョウロウタン)

台南に行ったら絶対に食べておきたい料理「牛肉湯(ニョウロウタン)」は、牛肉をダシスープで食べる台南名物です。牛肉の鮮度が決め手となるため、牛肉の産地がある台南ならではの料理となっています。ランチやディナーだけでなく、早朝からオープンしているお店も多いので朝食で食べる人も多いです。

3:羊肉湯(羊肉入り薬膳スープ)

牛肉湯と同じような調理方法ですが、使われているのはヤギのお肉です。お店によってスープの味は違いますが、あっさりした塩味のスープか漢方系のタイプなどがあります。台南の人たちは、朝ご飯に食べることが多いです。これは、健康志向の強い中国の考え方から、羊のお肉は体を温める効果があるからと言われています。朝から元気になる食事を摂って、一日頑張るのが台湾の人の考え方なのです。

4:炒鱔魚(チャオサンユー)

台南名物タウナギを使った炒め物「炒鱔魚(チャオサンユー)」は、麺類にも使われますが炒め物の料理もあります。多いのは、酸味のある、あんかけのような甘酸っぱい味付けです。ニンニクやしょうが、唐辛子などと炒めることもあります。ランチやディナーだけでなく、お酒のお供にもおすすめです。

5:蝦巻(シアチュエン)

台南名物で、日本人にも人気がある「蝦巻(シアチュエン)」は、クリスピーなエビ巻きです。サクサクとした天ぷらやフライに近い料理で、エビだけでなくネギなどが入っています。エビといっても、すり身が使われているのが特徴です。食堂のような食べ方なので、ご飯ものやおかずと一緒に食べることが多い料理となっています。

スイーツのおすすめ台南名物グルメ

台南はグルメの宝庫だけあって、スイーツも大人気です。台湾人女子もわざわざ行きたがる、台南スイーツのお店はレベルが高いと言えます。台湾の中でも、南部にあるためフルーツも豊富です。スイーツ女子に人気の台南スイーツを紹介します。

1:杏仁豆腐冰(杏仁豆腐のカキ氷)

台南スイーツの中でも人気がある、杏仁豆腐のカキ氷は日本人にも合うスイーツです。さまざまなお店がありますが、手作りの杏仁豆腐を使うこだわりのお店もあります。杏仁豆腐の甘さとカキ氷が良く合うので、さっぱりとした印象です。

2:マンゴーカキ氷

1年を通して暑い台南には、冷たいスイーツが多いです。南国フルーツの中でも人気があるマンゴーを使ったカキ氷は、マンゴーがゴロゴロと入った贅沢な逸品となっています。アイスが乗ったものや練乳がかかったものなど、バリエーションが多くマンゴー以外のフルーツも加えることも可能です。

3:八寶豆花(バーバオドウファー)

台南のカキ氷の中でも、「八寶豆花(バーバオドウファー)」はさっぱりとした味が人気です。豆花の上に、小豆・緑豆・ハトムギ・タピオカ・ナタデココなどが乗っています。日本にもありそうな、甘さ控えめの味なので幅広い層におすすめです。

4:甜甜圏(ティエンティエンチュエン)

台湾のドーナッツ「甜甜圏(ティエンティエンチュエン)」は、モチモチとした食感が特徴です。夜市などで気軽に購入することができるので、観光の際に食べ歩きしてもよいでしょう。値段もとてもリーズナブルなので、たくさん買って持ち帰るのもおすすめです。

5:棺材板(クアンツァイバン)

スイーツと言ってもご飯に近い台南名物「棺材板(クアンツァイバン)」は、パンをくり抜いた部分にシチューが入っているトーストです。ネーミングがユニークで、由来は棺桶に似ているからということからと言われています。基本はホワイトシチューですが、カレーのタイプもあり若者を中心に人気です。

美味しいものだらけの台南でグルメを満喫しよう

台湾南部の台南は、歴史とグルメの街です。B級グルメから高級グルメまで、幅広くあるのでさまざまな料理を味わえます。台湾と言えば、台北を中心に周る人が多いですが、台南はまだまだ穴場でおすすめです。物価がやや低い台南なら、高級な食材でも手頃な価格で楽しめます。ぜひ、グルメの宝庫台南でおいしいものを満喫してください。

chibi
ライター

chibi

世界一周後、東南アジアに暮らして早10年。美味しいものと、自然が大好きです。

今、あなたにオススメの記事

関連記事

人気ランキング