目次 [表示]
- 台湾の餃子店・八方雲集
- 八方雲集はどこにある?
- 八方雲集の餃子
- 看板メニューの鍋貼
- 店舗での手作り
- 八方雲集での注文方法
- 注文の仕方
- 注文後の流れ
- 持ち帰りもできる
- 八方雲集利用時に知っておきたい中国語
- 覚えておくと便利な中国語
- 招牌
- 内用・外帯
- 八方雲集での注意点
- 後片付け
- 餃子の注文は5個から
- 店舗によるメニューの違い
- 混雑
- 禁煙
- 八方雲集のおすすめメニュー
- おすすめメニュー①:焼き餃子
- おすすめメニュー②:水餃子
- おすすめメニュー③:酸辣湯
- おすすめメニュー④:乾麺
- おすすめメニュー⑤:珍珠抄手(紅油)
- おすすめメニュー⑥:旗魚花枝丸湯
- おすすめメニュー⑦:玉米濃湯
- おすすめメニュー⑧:タピオカミルクティー
- おすすめメニュー⑨:豆乳
- 旅行者に便利な台北駅周辺店舗
- 台北駅周辺にも展開
- 台北誠品地下街店
- 台北懷寧店
- 八方雲集についてまとめ
台湾の餃子店・八方雲集
「八方雲集」は、1998年に台湾で創立された飲食店で、現在台湾国内には900を超える店舗があります。この八方雲集では、麺類やスープなどの各種フードメニュー、ドリンクメニューが充実していますが、特に人気が高いのが餃子で、日本人にも大人気です。近年では、台湾国内のみならず、中国や香港でもその店舗数を増やしています。
八方雲集はどこにある?
先にも書いたように、八方雲集は900もの店舗を展開しており、台湾の至る所に店舗があります。特に、台北や高雄といった観光都市、新北のような人口の多い都市では店舗数が多く、台北市内では店舗数が100を超えるほど。台北市内を観光していれば、おそらくすぐにでも八方雲集の店舗が見つかるはずです。
八方雲集の餃子
看板メニューの鍋貼
餃子は、その調理の仕方によって、「焼き餃子」と「水餃子」の2種類に分けられます。焼き餃子が主流となっている日本に対して、中国や台湾においては、水餃子が主流となっているということはご存知でしょうか?そんな台湾でチェーン展開している八方雲集ですが、このお店の看板メニューは「鍋貼」と呼ばれる焼き餃子なのです。
店舗での手作り
チェーン店の餃子といえば、工場などで一括製造した冷凍のものを焼いているだけ、というイメージをお持ちではないでしょうか?しかし、八方雲集は違います。料理の品質にこだわる八方雲集では、店舗ごとに餃子を作っており、本物のできたて餃子が楽しめるのです。こういったこだわりが、多くの人に愛される要因だと言えるでしょう。
八方雲集での注文方法
注文の仕方
八方雲集では、メニューが書かれた紙に食べたいメニューとその数量を書いて注文をする方式になっています。紙への記入が終わったら、それを持ってレジに行き、お金を払って注文完了です。メニューは基本的に中国語で書かれていますが、一部では日本語表記のメニューもあり、日本人観光客にとっても注文しやすくなっています。
注文後の流れ
八方雲集では、注文を受けてから餃子を作るため、多少の待ち時間ができます。餃子に付けるタレは、醤油や酢など、数種類ある調味料を混ぜて自分で作るシステムになっていますので、餃子が出来上がるのを待っている間に、自分好みのタレを作っておきましょう。渡されたアラームが鳴ったら出来上がりです。
持ち帰りもできる
八方雲集の料理は、店内で食べるだけでなく持ち帰りすることも可能です。餃子などの料理はもちろん、スープなどの汁物料理も、専用の容器に入れてくれるので、安心して持ち帰りすることができます。ホテルや自宅などでゆっくり食べたいという方は、持ち帰りにするのもいいかもしれませんね。
八方雲集利用時に知っておきたい中国語
覚えておくと便利な中国語
海外旅行をするにあたって困ることの一つに、やはり言葉の壁があります。観光地の飲食店においては、ある程度英語も通じるでしょうが、メニューなどでよく使われる中国語の一つや二つ覚えておくだけで、だいぶ注文がしやすくなることでしょう。ここで紹介する中国語は、八方雲集だけでなく、他の飲食店でも使われることが多い言葉なので、覚えておいて損はありませんよ。
招牌
「招牌(ヂァォパイ)」は、お店の「看板」を意味する言葉ですが、転じて、「看板メニュー」の意味でもあります。メニューでこの言葉が書いてあるものは、「これは当店の看板メニューです」という意味なので、何を頼むか迷った場合には「招牌」と書いてあるものを選ぶといいでしょう。
内用・外帯
先にも書きましたが、八方雲集ではイートインと持ち帰りが選べます。中国語においては「内用(ネイヨン)」が店内で食べることを意味し、「外帯(ワイダイ)」が持ち帰りの意味です。注文票の「外帯」欄にチェックを入れることで、持ち帰り用として用意してくれます。
八方雲集での注意点
後片付け
リーズナブルな価格でおいしい餃子が楽しめる八方雲集。その分、後片付けはセルフサービスとなっていますので、店内で食べた後、食べっ放しで帰ってしまわないよう注意が必要です。食器類を下げる返却場所がありますので、そちらに片づけるようにしましょう。後から来た人が気持ちよく利用できるように、こういったマナーを守ることも大切です。
餃子の注文は5個から
明確にルール化されているというわけではありませんが、現地の人たちの間では、餃子は1種類につき5個以上で注文するのがマナーとなっています。口コミでは「1個から注文できた」という声もありますので、お店も対応はしてくれるようですが、作り手の手間を考えれば、やはり5個以上で注文した方がいいでしょう。
店舗によるメニューの違い
八方雲集は、店舗によって若干メニューが違うことがあります。看板メニューである餃子などはどこの店舗でもあるでしょうが、麺類などは一部の店舗において取り扱いがないこともあるようです。特に気になるメニューがある場合には、行こうとしている店舗にそのメニューがあるかどうか確認しておいた方がいいかもしれません。
混雑
八方雲集は、現地の人にも、観光客にも大人気のお店です。そのため、店舗や時間帯によっては、かなり混雑してしまうこともあるということは念頭に置いておきましょう。混雑時には、料理が出てくるまでに時間がかかることもあるでしょうが、それはお店で手作りしているからこそです。おいしい餃子を期待しながら、気長に待ちましょう。
禁煙
昔に比べて厳しくなってきたとはいえ、世界的に見れば未だに日本は喫煙に対して緩い国です。日本では、時間帯や席を区切ることによって喫煙できるようになっている分煙制の飲食店も少なくありませんが、台湾の飲食店はほぼ全面禁煙になっています。八方雲集も全面禁煙となっていますので、間違っても店内で「食後の一服」などしないよう気を付けましょう。
八方雲集のおすすめメニュー
おすすめメニュー①:焼き餃子
八方雲集を代表するメニューが、この焼き餃子です。日本ではあまり見かけない細長い棒状の餃子で、ニラがたっぷり入った餡が絶品。プレーンタイプをはじめ、鳥団子、ネギ、キムチ、コーン、カレーと、この焼き餃子だけでもたくさんのバリエーションがあります。
おすすめメニュー②:水餃子
先にも述べたように、台湾において餃子と言えば水餃子です。現地の人にとってメジャーであれば、それだけ競争が激しいもの。八方雲集の水餃子は、そんな台湾においても高い人気があるということから、その味のレベルの高さが伺い知れます。もちもちした厚めの皮と、中に詰まったプリプリの餡の組み合わせは、きっと病みつきになることでしょう。焼き餃子と同じように、水餃子もたくさんのバリエーションがあります。
おすすめメニュー③:酸辣湯
酸辣湯は、酢による酸味とラー油による辛味が特徴的なスープで、これに麺を入れた「酸辣湯麺」は日本においてもよく知られています。八方雲集においては、酸辣湯麺としてはもちろん、このスープに水餃子を入れた「酸辣湯餃」も大人気のメニューです。
おすすめメニュー④:乾麺
乾麺とは、汁なしの麺料理のことで、台湾においては古くから食べられているポピュラーな料理の一つです。上にかけるタレは、少し酸味のある醤油ベースの味付けで、日本人の口にも大変合います。かなりリーズナブルでありながら、しっかりとお腹いっぱいにしてくれる料理です。
おすすめメニュー⑤:珍珠抄手(紅油)
珍珠抄手とはワンタンのことで、紅油はラー油のようなピリ辛のタレのことです。その名前の通り、この料理はワンタンにピリ辛のタレをかけた料理で、ほんのりとした辛味が食欲をそそる逸品。お酒のつまみにもいいかもしれませんね。
おすすめメニュー⑥:旗魚花枝丸湯
旗魚花枝丸湯は、日本では珍しい、カジキマグロのつみれを使ったスープです。あっさりとしたスープと、カジキマグロのうまみが凝縮されたつみれの相性は抜群。海苔の風味もちょうどいいアクセントになっています。餃子を食べる際のサイドメニューにぴったりです。
おすすめメニュー⑦:玉米濃湯
玉米濃湯は、いわゆるコーンスープです。餃子にコーンスープの組み合わせというのは、日本人にはあまり馴染みがないですが、現地の人には大人気の組み合わせとなっています。玉米濃湯はとろみがあって、日本でよく食べられるコーンスープよりもあっさりした味わいです。ぜひ、餃子とコーンスープの組み合わせに挑戦してみてはいかがでしょうか。
おすすめメニュー⑧:タピオカミルクティー
台湾発祥の飲み物として、日本でも大人気のタピオカミルクティー。ここ八方雲集でも、大人気のタピオカミルクティーをリーズナブルな価格で飲むことができます。餃子を食べた後に、口の中をさっぱりさせたい時にちょうどいいドリンクメニューです。持ち帰りにして、歩きながら飲むのもいいかもしれませんね。
おすすめメニュー⑨:豆乳
タピオカミルクティー同様、ドリンクメニューとして人気なのが、シンプルな豆乳です。八方雲集の豆乳は、シンプルでありながら、濃厚な味わいが楽しめると評判の逸品。一味違った「黒豆乳」もありますので、プレーンの豆乳と飲み比べてみてもいいですね。
旅行者に便利な台北駅周辺店舗
台北駅周辺にも展開
八方雲集は、台湾の至る所で店舗展開しています。その中でも、観光客にとって利用しやすいのは、やはり台北市内のアクセスしやすい場所にある店舗ではないでしょうか?八方雲集は、台北駅からほど近い場所にも4つの店舗を構えていますが、ここでは、その中からより台北駅に近い2店舗について紹介します。
台北誠品地下街店
台北誠品地下街は、台北駅に直結している地下街です。この地下街には、飲食店やアパレル、土産物などを買えるお店が数多く並んでおり、一大ショッピングスポットとなっています。お土産探しをするついでに、この台北誠品地下街の八方雲集で食事を楽しんではいかがでしょうか。
台北懷寧店
台北懷寧店は、台北駅近くの飲食店がひしめき合う場所にある店舗です。建物自体が縦に長い構造となっており、1階で会計を済ませて、イートインの場合は2階か3階に食事をするスペースがあります。多くの人が利用する人気店の一つですが、人によっては店内の狭さが気になるかもしれません。
八方雲集についてまとめ
八方雲集がこれだけ指示されて、店舗をどんどん増やしていっている背景には、徹底した品質へのこだわりがあります。チェーン店であっても妥協することなく、店舗での手作りを続けているからこそ、このように大変おいしい餃子が楽しめるのです。台湾を旅行した際には、ぜひ台湾ならではの餃子が楽しめる八方雲集に足を運んでみてはいかがでしょうか。