韓国旅行での注意点は?これだけ知っておけば安心な情報を解説!

韓国旅行での注意点は?これだけ知っておけば安心な情報を解説!

韓国旅行は幅広い世代に人気ですが、現在は日韓関係が悪化し、不安なニュースも耳にします。韓国への旅行は安全なのか、何に注意すればよいのか。危ない犯罪や食べ物、設備やマナーの違いなど、初めての韓国旅行で押さえておくべき注意点をご紹介します。

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韓国旅行は安全?日本人が行って危険はない?

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流行の食べ物、安くて良質なコスメやアパレル、人気の絶えないKポップなど、韓国は見どころ満載の国です。東京からは飛行機で2時間弱と近く、物価は日本と同じか安いくらいで、国内よりお得な旅先としても人気があります。

近年は日韓関係が悪化し、不安なニュースもありますが、日本人が旅行しても安全なのか見ていきましょう。

韓国の治安は?

韓国の治安は、世界的には悪くないほうで、外務省の公式サイトでも「危険情報はなく、渡航に問題はない」としています(2020年2月21日現在)。犯罪発生率は日本より高く用心が必要で、北朝鮮との関係性は、日本にいる場合と同じくらい楽観できない状況です。

最新の治安状況は、外務省の公式サイトで更新されますので、定期的に確認しましょう。

海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。

「反日」感情による危険はないの?

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反日感情により旅行者が危ない目にあう可能性は、無用な対立や反感をあおらない限りは低く、旅行者のブログ・SNSでも同様の声が目立ちます。

しかし、日韓は内外の状況に左右されつつ、常に緊張関係にあることを頭に入れておきましょう。その上で、現地の価値観・マナーに合わせて振る舞えば、危険は限りなく小さくなります。

反日デモ・集会・思想には興味本位では近づかない

日本人が韓国旅行をする際に、もっとも注意すべきことは、無用に反日・嫌日感情をあおらないことです。慰安婦像や、反日デモ・集会などは、反日感情が高まりやすく、治安も不安定になる場所であり、興味本位で訪れるのは避けましょう。

「日本語だから」と油断して反韓の話をする、韓国を「チョウセン」と言うなどは、無用な対立を生みかねません。

初めての韓国旅行での注意点①:観光客を狙った犯罪

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海外旅行には付き物である、観光客ねらいの犯罪は韓国でも多発しており、初めての海外旅行や韓国に慣れてきた頃は、特に注意です。犯罪発生率(国連、2016年)は、基本的に日本より高いうえ、「日本人はお金持ち」と思われていて、金品を狙われやすいため、危ない状況を知り対策をとりましょう。

危険な犯罪例①:スリ・置き引き

混みあう場所では、窃盗被害が後を絶たず、特に現金・スマホ・カメラなどの金品を、むき出しで置く、上着・ズボン後部のポケットに入れると狙われます。

スリは、駅・空港・乗り物・繁華街などの人混みで、置き引きは、食事中や、ホテルのロビー・空港・市場などでの支払い手続き中に、可能性が高まります。荷物から注意がそれた隙が危険です。

危険な犯罪例②:強盗・ひったくり

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人目が少なく、すぐに助けを呼びにくい場所では、強盗やひったくりの危険があり、周囲のにぎわう都市部でも、人のいない路地裏は治安が不安定です。特に危ないのは、深夜~早朝であり、遅い時間に繁華街の路地裏を1人で歩いていたところ、暴行され、荷物を奪われた事例があります。

危険な犯罪例③:ぼったくり・詐欺

ぼったくりは、価格を明記していない屋台・食堂・タクシーで多く発生しており、詐欺は、愛想のよい現地の人と関わって、被害にあう事例が多いです。詐欺は見分けが難しく、親しげに日本語で話しかけてきて、ガイドしてくれたり、一緒に飲んだりして、法外な額を請求される例が報告されています。

犯罪の安全対策

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窃盗対策は、鞄はチャック付きを選び前に抱えること。金品は入れ物に入れ、常に身に着けておくことや、目をつけられていないか、周囲に注意を払うことが大切です。

強盗対策では、外出時には人目のない場所・時間を避けて、絡まれたら荷物を失っても逃げること優先します。詐欺対策は、現地での誘いに気安く乗らないことを心がけましょう。

初めての韓国旅行での注意点②:性犯罪

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韓国では、性犯罪の報告件数が日本より多いことに加え、日本人は「NO」と言わず、場の流れに合わせがちで、海外ではナンパや性犯罪の的にされやすいです。女性にとっての治安は日本より不安定ですので、以下の事例・安全対策を参考に、念入りに危機管理を行いましょう。

危険な犯罪例①:エステ・マッサージ店

性犯罪が起こりやすい場所の1つは、エステ・サウナ・マッサージのお店であり、施術中や仮眠中に、不必要に触られる事例が後を絶ちません。また、性犯罪とは関係なく危険な事例も多くあります。無資格の施術師に担当され、副作用が出た例や、施術中に貴重品を盗まれた例もあり、お店選びや入店後の注意も重要です。

危険な犯罪例②:飲み屋・トイレ

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性犯罪は、2人きりに陥りやすい場所で危険が高く、飲み屋やトイレでの被害事例もあります。お酒で注意が鈍る飲み屋は、万国共通で危険な場所であり、知り合った現地の男性と2人で飲んで、睡眠薬を盛られて被害を受けた事例がありました。

テナントの飲食店に多い、屋外またはビル内共用のトイレや、地下鉄の駅構内のトイレでは、性的な暴行や盗撮の危険があります。

危険な犯罪例③:深夜のタクシー

性犯罪の危険は、交通機関も例外ではなく、特に深夜~早朝に、タクシーを1人で利用するのは注意が必要です。車内という閉鎖空間に加えて、周囲にも人目がないことで逃げ場がなくなり、危険が増大します。遅い時間には、信頼できる男性とともに利用する、または外出しないようにしましょう。

性犯罪の安全対策

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エステやマッサージ店に行く際は、ネットで評判を調べて選び、施術中も周囲の動きに注意を配りましょう。ナンパ対策には、気安く誘いに乗らないこと、知り合ったばかりの男性と、すぐ2人きりにならないことが大切です。深夜に1人で外出しない、トイレやタクシーは、信頼できる人を連れて利用するようにしましょう。

初めての韓国旅行での注意点③:食べ物

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最新グルメや伝統料理など、韓国の食べ物は幅広い世代に好まれています。物価の安さも手伝って、韓国のグルメ旅が人気ですが、衛生面・健康面で注意すべき食べ物もあります。また世界では、水道水が飲める国は多くありませんが、韓国の水道水はどうでしょうか。

危ない食べ物①:屋台・食堂の生もの

ローカルな屋台・食堂の中で、不衛生な印象を受ける店舗は、衛生管理が甘い可能性が高く、特に生ものは危険です。徐々に整備が進んではいますが、WHOや国で定める衛生基準を満たしていない店舗もあるようで、食中毒や肝炎にかかる事例が報告されています。

危ない食べ物②:水道水

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韓国の水道水は、整備が進んで飲めるようになりましたが、地元民でも、そのままでは飲まないのが一般的です。日本とは異なり硬水で、体質によってはお腹を下す恐れがあります。身支度やお風呂は水道水で問題ありませんが、飲み水には、ペットボトル水を購入することをおすすめします。

飲食店の水は、基本的には安全といわれますが、不安な場合は、水道水でないかをお店にご確認ください。

危ない食べ物③:辛いもの

伝統的な韓国料理は、香辛料やニンニクが強く、慣れない体でたくさん食べると、お腹を壊すこともあります。胃腸の弱い人や普段は小食の人は、食べる量や料理にご注意ください。市販の胃腸薬は、現地の薬局・コンビニで調達できますが、成分が日本より強く、副作用が出る場合もあり、日本から持参するのが安心です。

食べ物の安全対策

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屋台や不衛生な印象のお店では、生ものを避け、水は水道水ではないことを確かめるよう、ご注意ください。水道水は飲まず、飲み水はペットボトル水を買うこと。胃腸の弱い人は、日本から常備薬を持参すること、辛いものは様子を見ながら食べることを心がけましょう。

初めての韓国旅行での注意点④:タクシー

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韓国の交通機関は日本より割安であり、一般のタクシーは、初乗り約353円で乗れます。日本とはマナーが異なり、ドアの開閉や荷物の出し入れは、乗客の手で行う点にご注意ください。観光客ねらいの悪徳な手口が頻発しており、特に多いぼったくりの事例と、違法タクシーについて解説します。

危ない事例:ぼったくり

韓国のタクシーは、メーター制を取り入れていますが、観光客には、法外な料金を請求する事例が後を絶たず、メーターを動かさない、わざと遠回りするなどが多いです。合法タクシーのうち、割高の車両もありますが、黒い車体で外国語対応の車両は、高級タクシーであり、ぼったくりではありません。

危ない種類:コールバン・違法タクシー

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「正規車両だが、運転手が無資格」「車両も運転手も非正規」というタクシーも走っており、日本人観光客をカモにする違法な悪徳タクシーもあります。コールバンとは、団体向けの大型タクシーを真似たもので、料金は交渉制が多く、メーターがあっても大半は形だけです。

タクシーの安全対策

合法タクシーは、車体に「TAXI」「택시」、大型車は「JUMBO TAXI」の表記があるか、車内の身分証が運転手と一致するかで確認します。

違法タクシーに乗ってしまったら、気づいた時点で、抑止力となる人目の多い場所を選んで降りましょう。被害に遭った場合は車両番号と被害内容を、以下の機関に伝えて相談してください。

警察 112(市外局番なし)

観光苦情申告センター|韓国観光公社

初めての韓国旅行での注意点⑤:設備

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韓国と日本は、特に都心部で似ている景観が多く、日本にいるような錯覚を起こしがちですが、旅行に欠かせない設備には日本と異なる点があり、要注意です。以下では、旅行前に押さえておくべきトイレ事情と、スマホの充電に欠かせない電圧・コンセント事情を解説します。

トイレは非水洗式・施錠式もある

公共のトイレは水洗式が増えましたが、都市部の雑居ビルや地方では、ペーパーを流さず、ごみ箱に捨てる旧式が残っており、トイレ横にゴミ箱があります。水洗式であっても、ペーパーを個室に置いていない場合もあるため、水に流せるティッシュを持ち歩くと安心です。

雑居ビルの共用トイレは、部外者の使用防止策として、スタッフから鍵・暗証番号を預かった人しか使えない場所もあります。

電圧は220V・コンセントはCタイプ

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スマホやデジカメを充電するには、充電器の対応電圧を確認して、機器を用意しましょう。電圧・コンセントは、韓国が220V・Cタイプ、日本は100V・Aタイプです。「100Vのみ対応」の充電器は、韓国では感電・火事の恐れがあり、「Aタイプ」のプラグはささりません。

対応電圧が「100V」であれば変圧器と変換プラグ、「100~240V」であれば変換プラグが必要です。

初めての韓国旅行での注意点⑥:文化やマナー

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海外で日本の感覚のまま振る舞うと、自他ともにストレスで、無用な対立につながります。似た点も多い韓国では、つい「日本と同じ感覚が通用する」と思いがちですが、韓国も例外ではありません。次に、渡航前に押さえておくべき、日韓の文化・マナーの違いを一部ご紹介します。

道で譲る文化はない

韓国では、向こうから歩いてくる人とぶつからないよう、互いに避ける習慣はありません。実際にぶつかったり、他人が真横にぴったり接していたりすると、感覚的にも受け入れがたいかもしれませんが、「外国なんだ」と諦めましょう。ただし、スリの可能性もあるため、他人と接触があった場合は、所持品を確認してください。

飲食店は全面禁煙

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韓国では、レストラン・カフェ・飲み屋など、すべての飲食店で全面禁煙です。店内でタバコ類を吸うと、お店・喫煙者ともに罰金が科されます。路上での喫煙はなくなっておらず、歩きたばこ・ポイ捨ては、日本より多い場所もあるようですので、お子さん連れはご注意ください。

強引な呼び込みが多い

韓国では、市場・大型商業施設のコスメショップや偽ブランド店、さらには空港の免税店でも、観光客をねらった強引な客引きがあり、注意が必要です。にこやかに寄ってきて、店の奥に引っ張り込まれたり、試供品を渡した流れで買わされそうになったりする事例が多く、「NO」と言い切る必要があります。

初めての韓国旅行もこれだけ押さえておけば安心!

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韓国は日本と近く、治安も比較的よいため、初めての海外旅行にも人気ですが、親日の人もいれば、反日の人もいます。注意事項を頭に入れたうえで、韓国の価値観や決まりを知って、自分の言動を現地に合わせることが大切です。

また海外旅行では、「自分の身は自分で守る」危機意識が欠かせません。随時、最新の治安情報を確認してください。

Sato
ライター

Sato

森林浴が好きで、旅先では各地の自然に触れるのが一番の楽しみです。 自然や街並みを切り取った風景画も好きなので、題材になりそうな景色を探して歩くことや、古くからの街並みの散策や美術館巡りも好きです。

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