旅のしおりを手作りしよう！手作りしおりの簡単な作り方をご紹介！

旅のしおりとは、旅行先や日程表などこれから行く旅行の情報をまとめたものです。参加メンバー全員で情報を共有することができるので、日程が把握しやすく、予定も立てやすくなります。冊子にしたものが一般的ですが、最近では無料アプリなどのフォーマットに沿って作ることもできます。

旅のしおりは、旅行が終わっても思い出として残すことができます。入場チケットを貼り付けたり、日程表に感想を書き込んだり、または記念スタンプを押したりして、手を加えることで自分だけの旅のしおりが完成します。

なにはともあれ、まずは旅行の計画です。行き先やメンバー、宿泊先など予算に合わせて日程を立てましょう。行きたい場所や体験したいことなど、雑誌やインターネットを活用しながらメンバーで話し合うと、旅行に行く前から気分も盛り上がって楽しめます。

紙1枚でシンプルなもの、冊子にしたものなど作りたいしおりによって作り方が変わってきます。全て手書きにしてもいいですし、パソコンで印刷したあとにマスキングテープやスタンプなどで飾ることもできます。あまり手間をかけたくないのであれば、無料サイトのテンプレートやフォーマットを利用する作り方もあります。

表紙にする厚紙や印刷する用紙、ペンやホチキスなどの文房具、かわいいマスキングテープやおしゃれなスタンプなどあなたのイメージに合う材料をそろえていきます。100円ショップにもかわいい素材がたくさんあるので活用するといいでしょう。

旅行の計画は立てられましたか？どんな旅のしおりにするのかイメージして、材料も準備ができたなら早速作ってみましょう！ここからは作り方のポイントを詳しくお伝えしていきます。

しおりにどんな項目を入れるか決めましょう。日程表やメンバー名など定番のものはもちろん、地図や時刻表などを入れれば移動の時に便利です。一から考えるのは面倒だなと思うなら、テンプレートやフォーマットをそのまま活用してもいいでしょう。

タイトルを考えると楽しいですし、気分が盛り上がります。必ず必要なものではないですが、見返した時にどんな旅行だったか思い出しやすいかもしれません。「○○への3人旅」や「3年○組卒業旅行」など、行き先や旅行の目的、メンバーの関係などを入れてみましょう。

テーマも必ず必要な項目ではないのですが、旅行の目的や旅行先でしたいことを明確にしておけば、メンバー同士で共有できますし、下調べもしやすいと思います。
 

行き先を明確にすることで、メンバーと情報を共有できます。また、移動や滞在の時間をはっきりさせておけば、遅刻や乗り遅れを防ぐこともできるでしょう。ただし、あまりスケジュールを詰め込みすぎるとトラブルの元になりますし、楽しめないので、余裕のある日程を組むようにしましょう。

参加メンバーの記載は、人数の多い旅行の場合には確認の意味にもなりますが、旅行の記録にもなります。振り返ったときに「こんなメンバーだったな」と思い出になっておすすめです。

持ち物やお土産を渡す人などをリストにしておくと、忘れることなくいつでもチェックすることができます。チェックボックスにしておけば見やすくなりますし、いくつかスペースを作っておくと思いついたときに書き足すこともできて便利です。

例えば、訪れる予定の場所をマークした地図を載せれば、位置関係が把握できます。交通機関を利用するのであれば時刻表を載せてもいいですし、入館料や交通費など事前に分かる費用が分かれば親切です。

ほとんどの人が連絡先はスマホに登録していると思いますが、紛失等のトラブルになったときのために連絡先を記載しておきましょう。宿泊先や訪問先、緊急時の連絡先などがあると安心です。参加メンバーの連絡先もあるといいですが、個人情報になるので確認をとってからにしましょう。

自由に使えるスペースです。記念スタンプやチケットを貼り付けるのもいいでしょう。下調べで気になったことや訪れた先で心に残ったことをメモしても思い出になりますね。

イラストや絵が得意ならば、手書きでオリジナルのしおりを作ってみましょう！レイアウトなど自由度が高くなりますし、作った人のセンスや温かみが感じられます。作り方によって作る人に負担がかかりそうなときは、それぞれができる作業を分担することも大切です。

イラストや絵を描くのが得意、または好き！という人向けです。オリジナリティが出て、インパクトもあり、文字だけのものより直感的に見ることができるので分かりやすいかもしれません。黒ペンでシンプルにしても、色ペンでカラフルにしてもかわいいと思います。

文字は手書きできるけど、イラストは苦手という人は、スタンプを利用してみてはどうでしょう。さまざまなスタンプが市販されています。100円ショップで安く手に入れてもいいですし、雑貨屋さんや消しゴムスタンプを自作してもいいですね。

あまり時間や手間をかけずに作りたいという人は、パソコンを使った作り方がおすすめです。無料のフォントやイラストを利用すれば、イメージしたしおりが作れ、修正も簡単です。また、基本はパソコンで作って、空いたスペースにイラストやスタンプをちょこっと書き足してもかわいい旅のしおりになります。

あまりパソコンが得意ではないという人でも、テンプレートやフォーマットに入力していくだけでしおりを作ることができます。また、旅のしおりを作成するサービスもあるので利用してみてはいかがでしょうか。

作り方によって用紙を選びましょう。ペンなどで手書きをする場合は、スケッチ用の用紙など多少の厚みがあって裏写りしないものを選びます。表紙に厚紙を使用するとしっかりして、持ち運びにはぴったりですし、黒い用紙を使ってみるとひと味違ったしおりになりますね。
 

マスキングテープはさまざまなデザインがあり、最近はテープだけじゃなく、シールタイプのものもあるのでおすすめです。空きスペースに貼ればポイントにもなりますし、製本テープの代わりにしてもかわいいと思います。また、枠タイプのスタンプを表紙に押してタイトルを書いたり、数字や文字のスタンプで見出しを作ったりするとおしゃれになります。

リボンやレース、麻ひもを利用してデコレーションすることもできます。リボンやレースを表紙に貼り付ければ乙女チックなしおりに、麻ひもでしおりを綴じればナチュラルな感じを出すことができます。メンバーごとにリボンの色を変えると見分けやすくなるでしょう。

旅行の本や雑誌を切り抜いて貼り付け、コラージュ風のしおりにしてみましょう。旅行先の土地の風景や食べ物、名物などの写真やイラストを貼り付ければ、イメージも湧きやすく、カラフルで楽しいしおりに仕上がります。

市販のノートを利用すれば、ページ数の心配や綴る手間が省けます。直接印刷をすることはできませんが、印刷したものを貼り付けたり、手書きをしたりと自由に使うことができますし、メンバーでおそろいのノートにすれば一体感も持てるでしょう。旅行先で撮った写真や日記を記録しておけば、自分だけの旅行日記にすることもできます。

パソコンで作る場合、使用するフォントにこだわると良いでしょう！フォントを変えると印象がとても変わります。手書き風や毛筆体、レトロなど無料でダウンロードができるフォントが数多くあるので、イメージに合ったフォントを探しましょう。

もっとかわいくしたいけど、絵は苦手という人におすすめなのが、無料のフリー素材です。イラストや写真、アイコンなどフォント同様、たくさん公開されています。イラストにふきだしを加えて会話風にしてみたり、イメージ写真を貼り付けたりすれば、素敵なしおりになると思います。
 

色に統一感を持たせることによって、おしゃれな旅のしおりを作ることができます。ピンクや明るい色を多めに使うとかわいらしい雰囲気になりますし、逆にダークな色を使えば落ち着いたクールな印象になります。配色パターンを紹介しているサイトが多くあるので参考にしてみましょう。

両面印刷にすれば、簡単に冊子を作ることができますし、用紙の節約にもなり一石二鳥です。プリンターを「両面印刷」に設定すれば、自動で印刷してくれます。長辺や短辺、用紙の向きに気をつけて印刷するようにしましょう。

自宅にプリンターがないという人は、コンビニで印刷しましょう！USBメモリなどにデータを保存してコンビニに持っていけば印刷できます。それ以外にも、専用のアプリをダウンロードすればWi-Fiを利用して手軽に印刷することもできます。ただし、コンビニでの印刷は、印刷面ごとに料金がかかることが多いので注意しましょう。

二つ折りや三つ折りにすることでパンフレット風のしおりを作ることができます。用紙も1枚で済むので節約にもなりますが、使用する用紙はすこし厚めの紙を使うとしっかりとしておすすめです。プリンターによって設定方法が変わってくるので確認しましょう。

用紙の一辺をホチキスで2～3ヶ所留めます。一番手軽で簡単な方法ではないでしょうか。資料のように左右の角を1か所だけ留める方法もありますが、ばらけてしまいやすいので、持ち歩くことが前提の旅のしおりにはあまり向かないかもしれません。

本や雑誌のように、用紙を二つ折りにし、中央の折り目に沿って外側から内側にホチキスで綴じます。ホチキスの芯がひっかかりにくく、少ない枚数できれいに綴ることができます。中綴じ対応のホチキスも販売されていますが、柔らかいものの上で通常のホチキスを上から刺すことで代用できます。

ホチキス止めした部分に上から貼り付けることで、冊子を補強してくれます。ホチキスの芯が隠れるのでひっかかりにくく、見た目もよくなります。専用のテープもありますが、好きな柄のマスキングテープで代用すればポイントになっておしゃれな表紙になるでしょう。

ホチキスで留める代わりに、用紙の一辺を2ヶ所、パンチで穴を開けてリボンや紐で結びます。リボンの色や種類、紐の素材などを選べば、印象の違った旅のしおりを作ることができるでしょう。

印刷の項目でも紹介しましたが、こちらは折るだけで完成です。2つに折るだけでなく、内側に三つ折りにしたり、Zの形に折ったり、折り方を考えるのも楽しいかもしれません。

会員登録せず、無料で作成できます。ジャンルごとに分けられたイメージから好きなものを選び、フォーマットに沿って入力していくと簡単にしおりを作ることができます。完成後はPDFで保存され、印刷することもできます。また「みんなのしおりギャラリー」で、いろいろな旅のしおりを見ることができます。

Yahoo!が提供する旅のしおりが作れるサイトです。無料ですが、Yahoo!JAPAN IDが必要になります。
背景画像を検索やアップロードして変更できたり、予定の入力では、お店などの情報が検索できるうえに自動で挿入されたりと便利なサービスを使うことができます。
「友達と作る、女子旅のしおり」というキャッチコピーのとおり、おしゃれでかわいい女子向けのしおりを作ることができます。

Microsoft Officeが使えるならば、テンプレートを利用するのがおすすめです。グループ旅やひとり旅などテーマごとにテンプレートが検索でき、さらに御朱印帳など旅先で役立つテンプレートも用意されているので、いろいろと組み合わせて使えるサイトだと思います。

涼しげなブルーのサイトがおしゃれな旅のしおり作成サービスです。会員登録が必要なく、無料で利用できます。基本はサイトでしおりを作成し、URLを共有するタイプですが、印刷にも対応しています。ガラケーにも対応しており、オフラインでも閲覧可能です。シンプルで見やすい、デザイン性の高いしおりを作ることができます。

旅のしおりを作ることで、旅行に行く前から旅行気分を味わえ、さらに旅行後も思い出としてとっておくことができる。それが一番のメリットであり、楽しみではないでしょうか。ぜひ、あなたオリジナルの旅のしおりを作ってみてください！