清潔な航空会社ランキング！サービスが良く満足度の高い会社をご紹介！

長時間乗るものだからこそ、綺麗な飛行機に乗りたいですよね。座り心地のいい座席と、最高のサービスで楽しい空の旅にしたい！世界の航空会社を調査し毎年TOP100を発表しているSKYTRAX社が、今年パリで開催された航空ショーにて「World Airline Awards 2019」を発表しました。その内ジャンル別で発表された「世界最高の航空会社の機内清掃2019」TOP10にランクインした航空会社をご紹介してゆきます。

1989年に設立され、イギリスに拠点を置く世界の各航空のサービスをリサーチする会社です。世界中約300社以上の航空会社の品質やサービスを1スターから5スターで評価します。評価の中には空港のラウンジや客室乗務員、飛行機の状態まで幅広く調査し、実際に乗客からも満足度の調査を行っています。

1999年からSKYTRAX社が調査を開始し、「航空産業におけるアカデミー賞」とも呼ばれています。このアワードはどの航空会社も取得することを目標としており、自社のクオリティの証明としているのです。評価対象はキャビンのサービスから空港施設、飛行機内の快適さや安全性まで多くの品質をチェックしています。

ドイツのケルンに本拠地を置くドイツ最大の航空会社です。国内では18か所の空港のほか、世界ではヨーロッパ、オーストラリア、北アメリカ、南アメリカ、カリブ諸国、アフリカ、アジア、中東など98ヵ国274都市に直行便を運航しています。Word's Top 10 Airline of 2019では9位にランクインし、ルフトハンザのサービスの品質はとても人気です。またルフトハンザの機内整備も高く評価され、ニューズウィーク誌の「最も安全な航空会社ランキング」では1位に選ばれました。

カタールの首都、ドーハにあるハマド国際空港を拠点にしている航空会社で、世界150か所以上の都市に繋がっています。カタール航空の機内サービスは満足度が高く、World Airline Awardsで2011年、2012年、2015年、2017年と今年2019年で5回も1位を獲得しました。そして世界一最新の飛行機を所有しており、設立以来1度も重大な事故を起こしたことがありません。またカタール航空のビジネスクラスも世界一！World Airline Awardsで1位を獲得しています。

キャセイパシフィック航空は香港を拠点としている航空会社です。国内線は運航しておらず、本拠地の香港国際空港からアジア、アフリカ、ヨーロッパ、オセアニア、北アメリカの数十都市に運航しています。またキャセイパシフィック航空は世界で5番目に大きな航空会社で、保有している機体は新しいものが多く、最新鋭の機材を積極的に導入しています。Word's Top 10 Airline of 2019では4位にランクインし、そのサービスは世界的にも高い評価を受けており、世界でさまざまな賞を受賞している非常に満足度の高い航空会社です。

チューリッヒとジュネーブに拠点を置くスイスの航空会社です。スイス国内4か所をはじめ、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、中東、北アメリカ、南アメリカなど世界50か国、100以上の都市に直行便を運航しています。そしてWorld's Top 100 Airlines 2019でも13位にランクインしており、とても満足度の高い評価を得ている航空会社です。

中国の航空会社で、海南省海口市の海口美蘭国際空港を本拠地としています。Word's Top 10 Airline of 2019でも7位にランクインしており、とても人気の高い航空会社です。中国の航空会社では初めて、かつ唯一の「5スター」を獲得しました。国内では80都市に運航しており、国際線は日本の成田、羽田、関西、千歳空港とアジア、ヨーロッパ、アメリカなどへ運航しています。

アシアナ航空は大韓航空の次に大きい韓国の航空会社です。ソウルを本拠地としており、国内をはじめアジア全域、オセアニア、ヨーロッパ、北アメリカへ運航しています。World's Top 100 Airlines 2019では28位でしたが、機内の清潔さランキングでは5位にランクインしました。日本の地方空港へも多く乗り入れており、日本の地方から海外へ向かう旅行客にも多く利用されています。

シンガポールのチャンギ国際空港を拠点としている航空会社です。シンガポール本国への航空以外に、乗り継ぎ便にも重点を置いています。所有している飛行機は5～6年で入れ替えを行っており、世界の中でもシンガポール航空は常に最新鋭の機材を積極的に導入している航空会社です。「最新鋭の翼とやさしいおもてなし」がコンセプトともありサービスの質も高い評価を受けています。さらにビジネスクラスは座席が独立型のため長時間のフライトでも疲れにくいと人気です。

3位にも日本の航空会社がランクイン！全日本空輸は現在、国際線と国内線ともに日本国内で最大の規模を誇る航空会社です。日本国内は約50都市、国際線ではアジア、ヨーロッパ、北アメリカの32都市への運航を行っています。世界でも質の高いサービスと安全性が期待でき、日本で唯一7年連続・世界最高評価「5スター」の認定を受けています。常に乗客のニーズによってサービス改善を行っていることも高評価に繋がりました。

World's Top 100 Airlines 2019では11位でしたが、機内の清潔さランキングでは2位にランクインしました！日本では最も長い歴史を持ち、The Worild's 5-Star Arilineの認定も得ています。「1クラス上の最高品質」をすべてのクラスのテーマとしており、JALのエコノミークラスは世界一！World Best Economy Class Airline 2019で1位にランクインしました。国際線では座席の間隔を広げた飛行機を増やし、リクライニングと一緒に座席もスライドするスライド式を導入するなどエコノミークラスでも快適な空の旅を楽しめます。

世界一綺麗な飛行機に選ばれたのはエバー航空でした。エバー航空は台湾の航空会社で、台湾桃園国際空港に拠点を置いています。台湾ではチャイナエアラインに次いで二番目に大きな航空会社です。過去16年間一度も重大な事故を起こしたことがなく、世界でも安全な航空会社の一つとして評価されています。Airline Star Rankingでは最高評価の「5スター」を獲得しており、台湾の航空会社ではこれが史上初となりました。また航空会社史上初めてサンリオと提携し、サンリオのキャラクターの塗装をした飛行機も多くありとても人気です。

使っていれば汚れてしまうのは仕方のないこととはいえ、清潔な飛行機に乗りたいですよね。海外の旅行サイト「Travel Math」にて、微生物学者が行った調査を発表しました。アメリカの5か所の空港と、4機の飛行機を徹底調査し、26か所のサンプルを採取。それぞれの細菌の数を調べた結果「機内で最も不衛生な場所」のワーストランキングが発表されました。

実はテーブルの方がトイレよりも汚いということがワーストランキングから分かりました。なぜテーブルがワースト1位なのでしょうか？Travel Mathによると、フライトの度に清掃がはいるものの最近はフライトの時間がどんどん縮まっており、テーブルの上は後回しにしがちなのではと指摘しました。また清掃をしていく際は前から順番に拭いていくため、後ろの方の席は前よりも不衛生なことが多いようです。なるべくテーブルの上には食べ物を置かず、飛行機に乗る際には「除菌シート」を携帯しておくのがいいですね。

世界で最も評価の高い航空会社をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。旅の始まりでもあり、終わりでもある飛行機だからこそ、最高の旅の思い出には最高の飛行機を！ぜひ今回ご紹介した各航空会社を参考に、素敵な空の旅にでかけてみてくださいね。