目次 [表示]
- 国内線は何分前の空港到着がおすすめ?通常期・繁忙期ではこの時間!
- 空港には早めに到着しないと飛行機に乗れないかも?
- 空港へのおすすめの到着時間は?
- 空港へのギリギリの到着時間は何分前?
- LCCは到着時間に特別注意しよう!
- 羽田空港・成田空港は移動するだけで時間がかかる!さらに余裕をもっておこう
- 国内線でも空港におけるチェックインなど、搭乗までの手続きはたくさん!
- 搭乗までのおおまかな流れはこれ!
- 待ち時間が発生する可能性のある手続きは?
- 航空会社ごとに手続きの締め切り時間は異なる!
- ANAの国内線での締切は何分前?
- JALの国内線での締切は何分前?
- 国内線の中でもLCCは遅刻に厳しい!何分前の到着なら大丈夫?
- 国内線で空港のチェックインに遅刻!どういう問題が起こる?
- 一般的なリスク
- 遅れそうな場合は航空会社へ連絡を!
- LCCは安価だが遅刻した時のサポートは薄め
- 空港でのチェックイン時間を短くすることはできるの?
- 空港には早めに到着して余裕のある旅行を楽しもう!
国内線は何分前の空港到着がおすすめ?通常期・繁忙期ではこの時間!
空港には早めに到着しないと飛行機に乗れないかも?
国内でも飛行機を利用して、旅行や出張をする機会はたびたびあるでしょう。ただ、飛行機の場合は、電車に乗る時のように「5分前にホームへ到着しておけば大丈夫だろう」といった感覚ですと、遅刻して乗れなかったということに繋がりかねません。荷物検査の締切時間を過ぎてしまったり、羽田空港のような大きな空港へ初めて行く場合は場所を間違えることがあるかもしれませんね。そこで、今回は空港へのおすすめな到着時間とギリギリの目安についてご紹介いたします。特にギリギリの到着時間については、あくまでも自己責任でのご参考にとどめておき、余裕をもって空港へ向かいましょう!
空港へのおすすめの到着時間は?
まず、平日や連休の重ならない土日などの「通常期」では、出発時刻の「1時間前」には空港へ到着しておくとよいでしょう。飛行機を初めて利用する場合、「空港で1時間も何をするの?」と思う方がいるかもしれませんね。しかし、実際に飛行機へ搭乗するまでには、チェックイン・荷物検査などの手続きに、かなりの時間を要します。さまざまな旅行客が手続きを受けるので、通常期でも多少の待ち時間を見込んでおきましょう。
繁忙期はさらに待ち時間が発生するので注意!
年末年始やゴールデンウイークなどの連休における「繁忙期」は、「2時間前」には空港へ到着したいところです。国内や海外からの観光客の他、帰省する方も集中するため、チェックイン・荷物検査への長蛇の列に並ぶ可能性が高くなります。後述の羽田空港など大きな空港であれば、空港内を移動するだけでもさらに時間がかかってしまうことに…。繁忙期はギリギリの到着を避けたほうが無難といえますね。
空港で過ごす時間も考えて!
到着時間は空港で過ごす所要時間も考慮しておきましょう。大きな空港ですと、お店やおしゃれなラウンジなどの施設が充実しています。お土産や機内で食べるお菓子などのお買い物や、カフェで休憩をしたいということもあるでしょう。その場合はプラス30分や1時間など、もっと早めに到着する必要が出てきますね。できるだけ余裕のある計画を立てておきましょう。
空港へのギリギリの到着時間は何分前?
ギリギリ飛行機になんとか乗れそうといった到着時間は、通常期では「30分前」、繁忙期では「1時間前」が目安といわれています。ただ、こちらの時間はANA、JALなら通用する可能性があるものと思っておいてください。また、空港のターミナルなどの細かい場所を把握できており、素早く移動できる「旅行慣れした方」にとってのギリギリな到着時間となります。後ほど触れているとおり、LCCを利用する場合や、大きな空港に行ったことがないという方は、さらに余裕をもって向かわなければ乗り遅れてしまうことがあるのでご注意ください。
LCCは到着時間に特別注意しよう!
飛行機に乗る際の注意として、航空会社はチェックイン・荷物検査などの手続きそれぞれに「出発時刻の〇分前」という締切を設けています(詳しくは後ほどご紹介します)。LCCはANA、JALと比較して手続きの締切時間が厳しい傾向にあり、さらにプラス20分、できれば30分の余裕をもった時間がギリギリの目安となると考えてください。また、LCCは格安で航空券を購入できる反面、遅れた時のサポートは薄く、融通はきかないものと思っておきましょう。
羽田空港・成田空港は移動するだけで時間がかかる!さらに余裕をもっておこう
その他の注意すべきポイントとしては、羽田空港、成田空港の第3ターミナルを利用する場合です。これらの空港は、保安検査場や搭乗ゲートまでかなり距離があり、歩いて移動するだけで時間がかかります。加えてLCCの利用となれば、手続きのカウンターが端にあるということも…。初めて飛行機を利用する方は迷わないよう、事前に場所を調べてから行くというくらいに注意しておくことをおすすめします。(空港内を係の人と全力で駆けると、ひとつの思い出にはなるかもしれません…。くれぐれも、遅れて迷惑をかけないように気をつけましょう!)
羽田空港での注意ポイント
羽田空港では特に下記のポイントに注意しましょう!
- 第1旅客ターミナル、第2旅客ターミナルの間はモノレールで移動するくらいに距離が離れています。降りる駅を間違えると、さらに時間がかかってしまうのでご注意ください。
- JALの国内線のロビーは第1旅客ターミナル、ANAは第2旅客ターミナルです。ただし、場合によっては違うこともあるので事前に確認しておきましょう(例えばANA北九州線の場合は第1旅客ターミナル)。
- 空港へ到着後、そもそも手続き場所(保安検査場)までの移動だけで、10分くらいかかると見込んでおくことをおすすめします。
成田空港での注意ポイント
成田空港の第3旅客ターミナルでは、特に下記に注意しておきましょう!
- 電車で成田空港の駅に到着後、第3旅客ターミナルまではさらにバスで移動となります。バス移動に10分くらいは見込んでおくと良いでしょう。また、繁忙期はさらに、バス待ちの行列に並ぶことも考慮しておきましょう。
- 第3旅客ターミナルはLCC向けに設置されたものといわれますが、第1・第2旅客ターミナルを使用するLCCもあります。LCCを利用する際に間違えないよう、特に注意しましょう。
- 羽田空港と同様に、そもそも空港内の移動だけでも10分くらいの所要時間を見込んでおくことをおすすめします。
国内線でも空港におけるチェックインなど、搭乗までの手続きはたくさん!
搭乗までのおおまかな流れはこれ!
国内線でも空港では下記のような手続きが必要になります。国際線に比べて気軽に乗れそうと思い込んだりして、出発時間の数分前に到着してしまったら大変ですよ!
- 利用する航空会社のカウンターへ向かいチェックインする
- スーツケースなどの大きな荷物があれば預ける
- 保安検査場へ向かい、手荷物検査と身体検査を受ける
- 搭乗ゲートへ向かい、飛行機に乗る
待ち時間が発生する可能性のある手続きは?
いずれの手続きも並ぶ可能性はありますが、特に2番(大きな荷物を預ける)と3番(手荷物検査・身体検査)は、担当者と利用客とで人手により実施されるポイント。繁忙期では15分や30分以上待つこともあるといわれていますので、念頭に置いて行動しましょう。(羽田空港ではANAの荷物預かりについて、機器による自動化が取り入れられていますが、それでも預ける側としては並ぶことに変わりないでしょう)
航空会社ごとに手続きの締め切り時間は異なる!
ANAの国内線での締切は何分前?
2019年現在、ANAでは保安検査場を出発の「20分前」に通過し、搭乗ゲートへ「10分前」までに到着すること、という締切時間が設定されています。ちなみに以前は、保安検査場の通過を15分前としていたそうですね。締切が少し厳しめになっているので、久しぶりにANAを利用するという方は遅れないようにご注意ください!
JALの国内線での締切は何分前?
JALもANAと同様、2019年現在は保安検査場を出発の「20分前」に通過し、搭乗ゲートへの到着は「10分前」までとなっています。JALも以前より、保安検査場の締切時間を早めているので注意しましょう。また、特に連休時は保安検査場には「30分前」に到着するようにしてほしいと、注意喚起が実施されています。手続きの中でも、やはり荷物・身体検査ではかなりの時間がかかるようです。国内線では大きな荷物を持たず手荷物のみにしておくなど、時間短縮の工夫をしても良さそうですね。
国内線の中でもLCCは遅刻に厳しい!何分前の到着なら大丈夫?
LCCの場合、さらに締切時間を早めに設定している会社が多いので注意しましょう。例えばジェットスターの締切時間ですと、荷物を預けるのが出発の「30分前」まで、搭乗ゲートの到着は「25分前」までになります(保安検査場については2019年現在、公式ホームページで記載が見受けられませんでした)。ANA、JALと比較し、かなり厳しめの締切ですね。ANAを利用する感覚で行ってみたら飛行機に乗れなかった…といったことがないよう、航空会社ごとに締切は必ずチェックするようにしましょう。
国内線で空港のチェックインに遅刻!どういう問題が起こる?
一般的なリスク
気をつけていても電車遅延などの不意の事態が起こってしまった…、ギリギリの時間も過ぎてしまい完全にアウト…。このような場合は飛行機に乗れないことはもちろん、違う便への変更もできないなど、航空券を買ったお金が無駄になってしまいます。どの程度余裕をもって空港へ向かうのか、こちらのリスクを十分に踏まえた上で計画を立てましょう。
遅れそうな場合は航空会社へ連絡を!
飛行機の出発時刻に間に合わないと分かった…、その時点でまずは、航空会社への電話連絡と相談してみることをおすすめします。早めに連絡することができれば、予約の変更や、購入時の料金を一部払い戻ししてもらえるなどのサポートを受けられる可能性があります。ただ、当然のこととなりますが、出発時刻を過ぎてからの連絡となった場合はサポートされないものと思っておきましょう。
LCCは安価だが遅刻した時のサポートは薄め
普通に購入すると高い航空券の節約として、LCCを利用する方は少なくないでしょう。しかし、万が一の事態が原因であっても、遅刻してしまった場合は予約変更の対応はできないなど、ANA・JALと比較しサポート対応は手厚くないと言われています。飛行機が出発していなくても締切を過ぎてしまったら乗れなかったり、次の便へ予約変更ができたとしても追加料金を支払うといった場合も。LCCを利用する場合、何かあった時はしょうがないといった、ある程度の割り切る気持ちが必要なのかもしれませんね。
空港でのチェックイン時間を短くすることはできるの?
航空会社によっては、空港でのチェックインや荷物を預ける手続きを省略し、保安検査場へ直接向かうことのできるサービスを提供しています。例えばANAは「スキップサービス」、JALは「タッチ&ゴーサービス」が該当。また、LCCのジェットスターについても、チェックインをオンラインで済ませられるサービスがありますよ。空港での所要時間も短縮してスムーズに旅行したいのであれば、ぜひこのようなサービスを利用したいところですね。
空港には早めに到着して余裕のある旅行を楽しもう!
今回は国内線における空港へのおすすめな到着時間と、合わせてギリギリ間に合いそうな到着時間をご紹介しました。ただ、電車・バスの遅延などのトラブルはいつ起こるかは分かりらないもの。空港もお洒落なラウンジやお土産屋さんなど魅力的なスポットがあったりしますので、見ていたらつい出発時刻に迫ってしまった…といったこともあるかもしれませんね。国内線・国際線限らず、できる限りの余裕をもって行動して楽しい旅行を過ごしましょう!
出典:https://pixabay.com/photos/airport-transport-woman-girl-2373727/