ファーストクラスの航空運賃はなぜ高い?ビジネスクラスとの違いもご紹介!

ファーストクラスの航空運賃はなぜ高い?ビジネスクラスとの違いもご紹介!

ファーストクラスを利用しての優雅な空の旅は、まさに裕福な人の証です。しかし、ファーストクラスは、本当に航空運賃に見合うだけのサービスが受けられるのでしょうか?この記事では、航空運賃が高いファーストクラスで受けられる、サービスの違いを紹介していきます。

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飛行機のファーストクラスの航空運賃はなぜ高い?

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飛行機における最上級座席として有名なファーストクラス。その利用料金はかなり高いケースが多く、利用する機会は滅多にないかもしれません。それほどまでに航空運賃の高いこのクラスは、いったい他のクラスとどれだけ違うのでしょうか?この記事で、ファーストクラスの驚くべき特権の数々を見ていきましょう。

ファーストクラスとは

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ファーストクラスは、飛行機における座席の最上級クラスです。1920年代、飛行機旅行が本格化され始めた頃に導入されるようになりました。航空会社ごとの特徴はあるものの、基本的には、座席の大きさや区切られたパーソナルスペースがあること、特別な機内食の用意といった待遇が特徴です。長距離をフライトする国際線に設置されている場合が多く、国内線ではビジネスクラスが最上級となっている航空会社も多くなっています。

ファーストクラスの航空運賃は?

片道100万円以上も

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当然のことながら、特別な待遇を受けられるファーストクラスの料金は、かなり高く設定されています。その金額は飛行距離や航空会社によってまちまち。日本からアメリカやヨーロッパなどへの長距離移動の場合には、片道で100万円を超えるケースも少なくありません。そのため、ファーストクラスを利用する客層は、政治家や著名人など、かなり限られてくるようです。

他の座席クラスの数倍の航空運賃

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飛行機の座席クラスは基本的に、エコノミー、ビジネス、ファーストという三つのクラスに分かれていることが多くなっています。この中で最上のサービスが受けられるファーストクラスは、ビジネスクラスと比較して2倍以上、エコノミークラスと比較すると10倍以上の場合も少なくありません。

サービスの違い【地上】

空港などでのサービスも

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ファーストクラスの航空券を購入すると、当然、飛行機に乗って移動している間のサービスがランクアップします。しかし、ハイレベルなサービスを受けられるのは飛行機の中だけではありません。飛行機搭乗前や搭乗後の、空港などでのサービスも大きく変わってくるのです。

専用ラウンジの利用

ファーストクラスの利用客は、空港にある専用ラウンジの利用が可能です。このラウンジでは広々としたシートでゆったりとくつろぐことができ、アルコールを含むドリンク類や、軽食なども用意されています。航空会社によっては、シャワールームやスパ、マッサージといったリラクゼーションサービスが受けられることも珍しくありません。

搭乗の優先

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ファーストクラスは、搭乗の際の手続きも特別。ファーストクラス利用者には、専用のチェックインカウンターが用意されており、他のクラスの利用者とは違うルートで機内に案内されます。当然、搭乗手続きで長い行列に並ぶようなこともなく、ストレスがありません。細かなサービスですが、チェックイン時におしぼりを渡される航空会社もあります。

無料送迎

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ファーストクラス利用者には、無料の送迎サービスが付いている会社もあります。海外の航空会社では、空港からホテルまで、ベンツやポルシェといった高級車での送迎を行っており、まさにVIP待遇です。日本の航空会社においても、羽田空港のターミナル間の移動に、レクサスでの送迎サービスが付くケースがあり、乗り換えの短い時間にもサービスが行き届いています。

サービスの違い【機内】

贅沢な空の旅

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空港での待遇も素晴らしいですが、ファーストクラスの圧倒的なサービスは、やはりフライト中が本番です。そこには、単なる「交通手段」の域を超えた、極上のサービスの数々が待っています。他のクラスとは別世界とも言える、ファーストクラスの機内サービスを見ていきましょう。

専用の空間

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ファーストクラスの乗客は、他のクラスの乗客とは区切られた飛行機前方の区画で、個室や半個室となっている場所を利用できます。さらに、航空会社によっては、トイレなどの設備もファーストクラス専用のものになっていることが少なくありません。

座席が特別

ファーストクラスというものができた当初は、ただ単に他のクラスより大きいだけの座席でした。しかし、現在のファーストクラスの座席は、フルフラットのベッドとして利用できるものが主流となっています。さらに、コンシェルジュがベッドメイキングまでしてくれるという、ホテル並みのサービスまで受けられるというから驚きです。

乗客一人あたりの客室乗務員

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エコノミークラスの利用者に対しても客室乗務員は付いていて、サービスを受けることができますね。しかし、この場合は数百人の乗客に対して、数人の客室乗務員がサービスをするかたちになりますので、どうしてもサービスの順番待ちなどが発生します。その点、ファーストクラスでは、数人程度の乗客に対し一人の客室乗務員が付き、より手厚いサービスが受けられる点も魅力です。

機内食の違い

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ファーストクラスで出てくる機内食は、コース料理になっていることが多いです。メニューの中から好きなコースを選べ、一流レストラン顔負けのおいしさですが、航空会社によっては、実際に有名なシェフが手掛けた料理が出てくることも。離着陸時などの、フライト上危険なタイミングでなければ、食事の時間を自分で自由に決められるというのも、ファーストクラスならではの特権です。

アメニティ

これら以外にも、ファーストクラスでは数々のアメニティが用意されています。ANAを例にすると、睡眠時に使う枕や掛布団はもちろんのこと、リラックスウェアなども用意されていて、まるでホテルのようです。さらに、歯ブラシや美容液などの小物がセットになったアメニティポーチセットは、見た目も可愛らしく、とてもアメニティとは思えません。

航空会社による違い

航空会社ごとに違うファーストクラス

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ここまでお伝えしてきたように、ファーストクラス利用者は、どの航空会社においても格別のサービスを受けることができます。しかし、そのサービスは、会社によっても違いがあるのです。ここでは、航空会社ごとのファーストクラスの違いについて書いていきます。

エティハド航空

石油大国として有名なアラブ首長国連邦の航空会社・エティハド航空では、ファーストクラスのさらに上のクラス「ザ・レジデンス」があります。この「ザ・レジデンス」は、もはや座席というよりは部屋となっていて、リビング、シャワールーム、ベッドルームの3つの設備で一つの座席です。専属のコンシェルジュも付いていて、世界最高峰の機内サービスと言われています。

シンガポール航空

シンガポール航空のファーストクラスも完全個室性となっています。このファーストクラスの特徴は、隣のファーストクラスの席と繋げることで、シートをダブルベッドのようにして使えるという点です。そのため、家族やカップルなどで席を二つ予約する方法がおすすめ。高級ブランド「フェラガモ」のアメニティも付いてきます。

エールフランス

フランスの航空会社、エールフランスのファーストクラス「ラ・プルミエール」は、白を基調とした上品な客室が特徴的です。この「ラ・プルミエール」は空港到着時のチェックインラウンジの豪華さが評判。高級ホテルのような空間で、一流フランス料理を楽しんだり、エステでリラックスしたりと、極上のサービスを受けられます。

ヴァージンアトランティク航空

イギリスのヴァージンアトランティク航空のファーストクラスは、「機内をピンク色にライトアップする」という独特な方法で、贅沢な空間を演出しています。幻想的にライトアップされた、ファーストクラス用のバーラウンジは、まるで高級リゾートのナイトクラブのようです。

ANA

日本の航空会社ANAのファーストクラスは、ここまでに紹介してきた航空会社のような派手さはありませんが、寝具やアメニティなど、実用的な部分に力を入れています。各種製品も日本製の物を使用しており、謙虚さの中にも機能美が光る、日本らしいファーストクラスです。

航空運賃はお得?その他の座席クラス

エコノミークラス

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飛行機の座席において、最も一般的なクラスがエコノミークラスです。航空運賃が最も安いこともあり、一人あたりの使用スペースは座席一つ分と狭くなっています。アメニティなども多くはありませんが、機内食の選択や、ソフトドリンクの無料提供などのサービスは受けられるというケースが多いです。近年では、エコノミーとビジネスの中間のようなクラスを用意する航空会社も増えています。

ビジネスクラス

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ビジネスクラスは、ファーストクラスとエコノミークラスの間に位置するクラスです。ビジネスクラスの歴史は浅く、1970年代にアメリカの航空会社で導入されたのが始まり。エコノミークラスと比較して座席が大きく、アメニティなどのサービスも充実しています。空港でも、ラウンジ利用や優先チェックインなどの待遇を受けることができ、ファーストクラス並みとはいかないまでも、十分に贅沢なクラスと言えるでしょう。

ファーストクラスとビジネスクラスどちらに乗るか

航空運賃が大きく違う

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ここまで書いてきたように、ファーストクラスはあらゆる面において特別な待遇を受けることができます。しかし、その分、航空運賃も特別に高く、中間クラスのビジネスクラスと比較しても、圧倒的に高いというケースがほとんどです。そのため、利用客は各国の要人や、大企業役員、芸能人などが多くなっています。コストパフォーマンスを考えれば、ビジネスクラスでも十分と言えるかもしれませんね。

座席と個室の違い

最近は、ビジネスクラスでも半個室のようになっている座席もあるようです。しかし、フライト時間が10数時間を超えるような遠方への旅行の場合には、やはり機内で睡眠をとることになるため、ファーストクラスのような完全個室は魅力。航空会社によっては、シャワーが使える場合もあるため、まるでホテルに滞在しているかのように過ごせます。

ビジネスクラスがファーストクラスに!?

近年では、ファーストクラス利用者の減少や、サービス提供側のコスト面などを考慮して、ファーストクラスを廃止する動きが航空業界で増えてきています。このような背景も影響して、ビジネスクラスにおいても、フルフラット座席の導入、高級機内食の提供などが行われている航空会社も少なくありません。

ファーストクラスについてまとめ

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ここまでファーストクラスの特徴を書いてきました。やはり航空運賃が高いだけあって、そのサービスは別格ですが、その他のクラスでも、利用者が快適に過ごせるように、各航空会社は工夫を凝らしているようです。一生に一度くらいは、ファーストクラスで極上の空の旅を経験してみるのもいいかもしれませんね。

瀧口
ライター

瀧口

ライターの瀧口です。よろしくお願い致します。

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